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先輩!私の事…

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先輩!私の事…

1 - 先輩!私の事…

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2018年10月06日

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私は、高校1年生のリサ

ナナ

リサー?

ナナ

何ぼーっとしてるの?

ナナは同じクラスで、部活も同じ、

バレー部。

リサ

ん??

リサ

授業つまらないし…

リサ

恋したいなぁ…

リサ

的な?笑笑

ナナ

どういう事?笑笑

ナナ

あと1時間で、授業終わるじゃん!笑笑

リサ

よし!!

リサ

寝よ!笑笑

ナナ

怒られても知らないよ?笑笑

私は部活する為に、

学校通ってる様なもんだった。

キーンコーンカーンコーン…

ナナ

リサ!

ナナ

起きろ!笑笑

ナナ

部活行くぞ!

リサ

…ん?

リサ

終わったー?zzz

リサ

部活♪部活♪部活♪部活♪

ナナ

リサは、スポーツ抜群で、

ナナ

可愛くて、

ナナ

寝てるくせに、頭良いし。

ナナ

羨ましい…

リサ

ナナも、

リサ

可愛いし、

リサ

頭いいし、

リサ

スポーツも出来るじゃん!

ナナ

部活でも、期待の星って感じで一年からレギュラー入りしてるじゃん!

部活で、レギュラー入りしてる一年生が私とナナ。

だけど、スパイカーとしてレギュラー入りしたいナナのポジションが、セッターだった。

私とナナは、息もピッタリで、いい攻撃力になると言う、監督の指示で、セッターをしている。

リサ

来年からスパイカーとして使ってくれるかもしれないじゃん!

ナナ

そうかな?

リサ

だって、練習もスパイクの練習してるでしょ?

リサ

可能性は、0ではないよ?

リサ

来年になったら、すごい後輩が入ってくるかもしれないじゃん!

ナナ

そうだね!

ナナ

頑張ろ!笑笑

入学して、2ヶ月。

3年生の先輩達は、最後の試合が近い為、ピリピリしていて、

とても熱が入ってる。

バレー部先輩

じゃ、一年生。

バレー部先輩

コートが開いたら、ボールと、ネット立て、床磨きしてね!

バレー部同級生

はい。

ナナ

リサ!

ナナ

ボール出し行こ!

リサ

いいよ!笑笑

ガラガラガラ…

ナオト

あっ、

ナオト

ボール出しするの?

リサ

あ、はい。

ナオト

大変だね。一年生は。

リョウ

ナオト!俺達も、そろそろ入れるよ!

ナオト

おけ!

ナオト

じゃ、頑張ってね!

ナナ

はい。ありがとうございます。

タッタッタッタッ…

リサ

ナオト…センパイ…

ナナ

リサ?

リサ

ん?

ナナ

どうしたの?

リサ

カッコイイ…

ナナ

笑笑

ナナ

2年生のナオト先輩だよ。

リサ

何で知ってるの?

ナナ

女子から人気で、いろんな情報が入ってくるからね!

リサ

え!?

リサ

競争率高いの!?

ナナ

うん!

リサ

じゃ、ナナも好きなの!?

ナナ

私は、さっき途中から来たリョウ先輩がいいかなー…

リサ

えー…

ナナの情報によると、

ナオト先輩は、2年生でバスケ部。

イケメンで、女子にとても優しい人らしい。

バレー部先輩

じゃ、トレーニング終わった人達から解散ね!

バレー部先輩

一年生は、片付けまで宜しくね!じゃ、お疲れ様!

バレー部同級生

はい。お疲れ様でした!

リサ

ナナ!

リサ

すこし練習して帰ろ!

ナナ

そうだね!

ナナ

少しクイック練習したいし!

パーン…

パシーン…

ナオト

な、リョウ!なんか、体育館から音聞こえない?

リョウ

ボールの音?

ナオト

聞こえるよね?

リョウ

おう!

ナオト

行ってみようぜ!

ガラガラガラ…

ナナ

!?

リサ

!?

ナオト

練習?

リサ

はい。

ナオト

偉いね!

リョウ

俺達も、混ざったらダメかな?

リサ

バレーボール出来るんですか?

ナオト

少しね。

リサ

じゃ、手加減なしでいいですか?笑笑

リョウ

おう!

リョウ

かかってこい!笑笑

こうやって、ナオト先輩と、リョウ先輩と初めて絡む事が出来た。

ナオト

もう、20時回ってるし、帰ろうか!

リサ

はい!

ナナ

遅くまで付き合ってもらってすみません。

リョウ

ううん!

リョウ

俺らも楽しかったよ!笑笑

リョウ

また、やろ!

ナオト

あ、まだ、自己紹介してなかったね。

ナオト

俺、2年のナオト。

リョウ

同じく2年のリョウ。

ナナ

一年のナナです。

リサ

一年のリサです。

リョウ

ナナちゃんに、リサちゃんね!

リョウ

宜しくね!

ナオト

じゃ、遅いし、俺ら送って行くよ!

リサ

そんな!

リサ

悪いです。

リサ

練習付き合ってもらった上に、

リサ

送ってもらうなんて。

リョウ

俺らが勝手に混ざったんだし、

リョウ

男としてプライドが許さない。

ナナ

すみません。

ナナ

じゃ、お言葉に甘えます。

ナオト

じゃ、俺、リサちゃん送るね!

リョウ

おけ!

リョウ

じゃ、俺はナナちゃん送る!

ナナ

じゃ、明日ね!リサ!

リサ

うん!笑笑

こうして、憧れのナオト先輩と一緒に帰る事になった!

ナオト

リサちゃんって、頑張り屋なんだね。

リサ

え!?

ナオト

噂によると、

ナオト

頭も良くて、

ナオト

スポーツも出来て、

ナオト

部活では、期待の星で、一年からレギュラー入りらしいじゃん!

リサ

そんな事ないですよ。

ナオト

いいね。

ナオト

モテるでしょ?笑笑

リサ

全然モテないですよ。

リサ

ナオト先輩の方がモテると思います。

ナオト

笑笑

ナオト

ありがとう。笑笑

リサ

いいえ。笑笑

リサ

じゃ、ここで大丈夫です。

ナオト

家まで送るよ?

リサ

もうここなんで、大丈夫です。

リサ

ありがとうございます。

ナオト

うん!

ナオト

あ、ライン交代しようよ!

リサ

え!?

ナオト

え!?

ナオト

嫌?

リサ

嫌じゃないです!!!

リサ

あのナオト先輩からライン交代しよう!と言ってくれるとは思ってなかったんで!!

ナオト

笑笑

ナオト

リサちゃんと、もっと仲良くなってみたいし!笑笑

リサ

ありがとうございます!

ナオト

じゃ、また、明日ね!

ナオト

ラインするね!

リサ

はい!

リサ

ありがとうございました!!

そして、その晩のこと…

ピコン!

ナオト

おつかれ!

ナオト

ナオトだけど、追加宜しくね!

リサ

はい!笑笑

リサ

今日は、ありがとございました。

ナオト

また、やろうね!

リサ

今度は、バスケもしたいです!

ナオト

いいね!笑笑

ナオト

やろやろ!

リサ

全く、出来ないので教えて下さい!

ナオト

いいよ!笑笑

ナオト

そしたら、リョウとナナちゃんも誘ってやろ!笑笑

リサ

是非!笑笑

ピコン!

ナナ

リサー?

ナナ

家ついた?

リサ

家だよ!笑笑

ナナ

ね!

ナナ

リョウ先輩とライン交代した〜!笑笑

リサ

まじで?

リサ

私もナオト先輩と交代した!笑笑

ナナ

嘘!?笑笑

リサ

本当!

ナナ

超、嬉しい!笑笑

リサ

それなー!笑笑

バレー部先輩

じゃ、今日も、

バレー部先輩

一年生よろしくね!

バレー部先輩

お疲れ様!

リサ

ナナ!

リサ

どうする?

ナナ

そりゃ、もちろん!

リサ

よし!

リサ

始めるよ!!

ガラガラガラ…

リョウ

俺ら忘れてる?笑笑

ナナ

忘れてないですよ!!笑笑

パシーン…

パーン…

キララ先輩

ちかえ。

キララ先輩

あれ、見えてる?

ちかえ先輩

見えてる。

キララ先輩

キモ…

リサ

今日も、ありがとうございました!!

ナオト

おつかれ!!笑笑

リョウ

あー…今日も、

リョウ

コテンパンにやられたな…笑笑

ナナ

バレー部ですもん!

ナナ

負けたくないですよ!笑笑

ナオト

じゃ、帰るよ!笑笑

リサ

じゃ、明日ね!

ナナ

明日!笑笑

リサ

ナオト

リサ

毎日、付き合ってもらって悪いです。

ナオト

俺達は、俺達で、楽しませてもらってるよ!笑笑

リサ

本当ですか?

リサ

じゃ、飽きたら飽きたで言ってください!

リサ

笑笑

ナオト

分かった!

ナオト

最低でも俺は、いい気分転換だけどね!笑笑

リサ

なら、良かったです!!笑笑

ナオト

リサ

日常化している、部活後の自主練

ナオト先輩と、リョウ先輩には、なんだか申し訳ないな。

ナオト

…あのさ。

リサ

はい。

ナオト

部活って、次いつ休みなの?

リサ

すみません。

リサ

今週は、休みないです。

ナオト

午前中で終わる日とかもない?

リサ

あ、日曜日は、午前中で終わりますよ!笑笑

ナオト

まじ?

ナオト

俺達と一緒だね!笑笑

リサ

本当ですか?

リサ

また、会いますね!!笑笑

ナオト

…うん

リサ

??

リサ

どうかしたんですか?

ナオト

あのさ、

ナオト

日曜日…

リサ

はい。

ナオト

午後、

リサ

??

ナオト

俺と…

リサ

はい。

ナオト

リサ

笑笑

リサ

なんですか??笑笑

ナオト

デート…

リサ

…へ?

ナオト

…デートしてくれ

リサ

…笑笑

ナオト

何で笑うの!?

リサ

すみません笑笑

リサ

必死な、ナオト先輩初めて見ました。笑笑

ナオト

笑いすぎだからー…

リサ

すみません!笑笑

リサ

…はい!!

リサ

私で良ければ、行きます!!笑笑

ナオト

良かった。笑笑

やったー!!

ナオト先輩と、2人っきりのデート!!

超楽しみ!!笑笑

これは、ナナに報告だな!笑笑

リサ

うふふ…♡

ナナ

何?笑笑

ナナ

なんか、気持ち悪いな…

リサ

気持ち悪いはないでしょー!笑笑

リサ

それよりー!

リサ

聞いてー!笑笑

ナナ

何よ?笑笑

リサ

今度の日曜日、

リサ

部活後に、ナオト先輩とデートする事なったー!笑笑

ナナ

本当!?

リサ

うん!!笑笑

ナナ

やったじゃん!笑笑

リサ

めっちゃ、嬉しいの!!笑笑

ナナ

いいな…

リサ

何で?

リサ

リョウ先輩といい感じでしょ?

ナナ

そうだけど…

リサ

何?

ナナ

そんな話された事ないもん!

リサ

え!?

リサ

そうなの!?

ナナ

…うん。

リサ

でも、もう一押しだよ!笑笑

ナナ

そうかな…

リサ

そうだよ!

リサ

リョウ先輩、フリーなんだし、可能性大じゃん!

ナナ

そうだね!

ナナ

色々、頑張ろ!笑笑

ちかえ先輩

キララ

ちかえ先輩

今、聞いた?

キララ先輩

何?

ちかえ先輩

リサと、ナオトデートだってよ?

キララ先輩

へ!?

キララ先輩

いつ!?

ちかえ先輩

今週の日曜日。

キララ先輩

どこで!?

ちかえ先輩

それは、まだ聞いてない。

キララ先輩

絶対、譲らないよ。

ちかえ先輩

ウチだって、リョウ譲らないよ!

キーンコーンカーンコーン…

ナナ

リサ。

ナナ

リサ!!

ナナ

起きろ!笑笑

リサ

ん??

ナナ

終わったよ!

リサ

よし!!

リサ

行こ!笑笑

バレー部先輩

じゃ、一年生。

バレー部先輩

準備して〜。

バレー部同級生

はい。

ナオト

リサ!!笑笑

リサ

お疲れ様です。

ナオト

今から?

リサ

はい。

ナオト

俺らも今から、隣のコートだから、頑張ろうな!!笑笑

キララ先輩

あ。

キララ先輩

ナオト!!

キララ先輩

お疲れ様!

ナオト

お、おつかれ!

キララ先輩

ね!今度の日曜日、空いてる?

あっ…

その瞬間、一瞬だけど、ナオト先輩と目が合った…

ナオト

ごめん!

ナオト

俺ら、練習がある。

キララ先輩

そうなんだ!

キララ先輩

分かった、今度ね!

ナオト

おう!

ナオト

じゃあな!

ナオト

リサ!!じゃーね!笑笑

キララ先輩

うん。

リサ

あ、はい!笑笑

…チッ(ギロリ)

リサ

…へ?

今、一瞬だけど、

キララ先輩が、私を睨んだように見えた。

ナナ

リサ!!

ナナ

やるよ!

リサ

おけ!笑笑

ガラガラガラ…

ナナ

!?

リサ

!?

日常化している、自主練。

だから、私もナナも、ナオト先輩とリョウ先輩が来たんだと思っていた。

でも、今日そこに立っていたのは、

キララ先輩

残って、自主練?

ちかえ先輩

偉いじゃん!!

リサ

あ、ありがとうございます。

ナナ

すみません。

ナナ

30分したら、片付けて帰ります。

キララ先輩

分かった。

キララ先輩

でも、あの2人は来ないよ?

リサ

2人って、誰ですか…

キララ先輩

笑笑

ちかえ先輩

ナオトとリョウに決まってるじゃん。

ナナ

え?

キララ先輩

知らないとでも思った?

リサ

ちかえ先輩

じゃ、2人で楽しんで!

ガラガラガラ…

リサ

何で?

ナナ

ナナ

リサ。

ナナ

嫌な予感しているのは、私だけ?

リサ

ううん。

リサ

私も嫌な予感してる。

これで、もう、

ナオト先輩とリョウ先輩の2人と、自主練する事はない

と、私達は思っていた。

ピコン!

ナオト

何で、今日、

ナオト

自主練しなかったの?

リサ

え?

ナオト

え?

リサ

ナナと練習してました。

ナオト

そうなの!?

リサ

え?

リサ

どうして来なかったんですか?

ナオト

今日は、皆んな解散した

ナオト

って聞いたから。

リサ

え!?

リサ

誰からですか?

ナオト

キララとちかえから。

リサ

ナオト

どうかした?

リサ

いいえ。

リサ

何でもありません!

リサ

明日は、来てくれますか?

ナオト

やるならもちろん!!

リサ

じゃ、来てください!!笑笑

ナオト

分かった!

ナオト

じゃ、明日ね!

ピコン!

ナナ

ナオト先輩からラインきた?

リサ

うん。

リサ

リョウ先輩からも来た?

ナナ

うん。

リサ

なんて言ってた?

ナナ

皆んな解散したって。

リサ

同じ。

リサ

明日、どうする?

ナナ

もちろん!

ナナ

やるよ!笑笑

リサ

だね!

その日から私は、どんな事があろうとも、

ナオト先輩達がいるからじゃなくて、

バレーボールが大好きだから、自主練している!!

そう言い聞かせようと決めた。

ナナ

おはよう!

リサ

おはよう!

ナナ

今日、部活怖いね。

リサ

怖いけど、

リサ

ここで行かなかったら負けだよ。

ナナ

そうだね。

先輩とは言えど、

あのやり方は、汚い。

キララ先輩

リサ!

キララ先輩

ちょっと、いい?

リサ

はい!

この時点で、

だいたい想像は、ついた。

キララ先輩

何で、呼び出したか分かる?

リサ

すみません。

リサ

分かりません。

キララ先輩

自主練、

キララ先輩

何でやってるの?

リサ

レギュラーに入ったからには、

リサ

頑張りたいし、先輩達の最後の試合でいい結果を残してあげたいからです。

キララ先輩

ナオトとリョウ

キララ先輩

じゃないの?

リサ

え!?笑笑

キララ先輩

あの2人がいるからじゃないの!?

リサ

違います!

キララ先輩

なら、何でこの前、あの2人がいたわけ?

リサ

それは…

キララ先輩

まじ、

キララ先輩

そう言う、良い子ブリいらないんだけど。

リサ

良い子ぶってなんか、いないです。

キララ先輩

そんな事して

キララ先輩

ナオトとリョウが振り向くとでも思ってるわけ?

リサ

キララ先輩

とりあえず、

キララ先輩

あの2人に関わる事は二度とやめて。

ただの嫉妬。

心の底でとても先輩が、醜く感じた。

私はそれを、相手にしようとはこれっぽっちも、思わなかった。

バレー部先輩

じゃ、お疲れ様。

バレー部同級生

お疲れ様でした!!

パシーン

パーン

リサ

今のトス良かった!!

ナナ

そうだね!

ナナ

あれぐらいがいいね!!笑笑

ガラガラガラ…

リサ

!?

ナナ

!?

ナオト

ヨッ!

リョウ

オス!

リサ

ナナ

リョウ

今日もやりますか!!

ナオト

どうしたの?

リョウ

なんか元気ないみたいだけど

ナナ

リサ

いいえ。

リサ

そんな事ないです。

今日、何があったなんて言えない。

ナオト

じゃ、帰ろ!笑笑

リョウ

うん!

ナナ

じゃ、明日ね。

リサ

うん。明日。

キララ先輩達と、正々堂々と戦い!

そう、思っていた。

でも、女子の嫉妬は、想像よりものすごく怖いもの。

そんなの、私だけじゃなくて、女子なら誰でも知っている。

リサ

ナオト

ナオト

本当は、何があった?

リサ

何もないです。

ナオト

こっち向いて?

リサ

ナオト

俺の目

ナオト

見て。

リサ

ナオト

何で、何も教えてくれないの?

そんなの言えるわけない。

嫉妬されてるなんて。

しかも、先輩で女子。

リサ

ごめんなさい。

リサ

言えないです。

ナオト

涙目じゃん。

リサ

泣いてないです。

ナオト

…許せない。

ナオト

俺、

ナオト

俺が一番大切にしている人を泣かせる人

ナオト

大っ嫌いなんだ。

リサ

…へ?

ナオト

話せる時になったら、教えて。

リサ

ナオト

俺が

ナオト

絶対

ナオト

守ってみせるから

こんなに怒ってる、ナオト先輩初めて見た…

翌朝

今日は、待ちに待った、日曜日!!

バレー部先輩

今日は、午前中しか練習がないから、皆んな気合い入れてやってね!!

バレー部同級生

はい!!

ナナ

おはよう!

リサ

おはよう!

ナナ

今日はもしかして…

リサ

そ!!

リサ

そのもしかしての日!!!

ナナ

大丈夫なの?

リサ

何が?

ナナ

キララ先輩の事…

リサ

大丈夫じゃない?

リサ

正直、

リサ

あんまり気にしていない!笑笑

ナナ

そっ!

ナナ

くれぐれも、デートの情報と、デート内容がバレないようにしないとね!

リサ

…そうね。

ちかえ先輩

キララ。今日って…

キララ先輩

そう。

キララ先輩

でも、忠告してるし、

キララ先輩

作戦があるからね!笑笑

ちかえ先輩

さすがー!笑笑

キララ先輩、それからちかえ先輩に、バレなければいい。

そう思っていた。

バレー部先輩

じゃ、お疲れ様。

バレー部同級生

お疲れ様でした!!

ナオト

リサ!!

ナオト

近くのコンビニで待ってる。

リサ

分かりました!!

ちかえ先輩

リサ?

ちかえ先輩

すこし来て。

リサ

すみません。

リサ

用事があるので、先に失礼します。

キララ先輩

先輩の言う事聞けないの!?

リサ

ナナ

先輩!

ナナ

それは、違うと思います。

リサ

ナナ。いいの!

リサ

大丈夫。

リサ

分かりました。

ちかえ先輩

何で、さっさと来ないの!?

ちかえ先輩

わけわかんない。

キララ先輩

少しナオトと仲良いからって浮かれてるんじゃないの!?

リサ

そんな事ないです。

キララ先輩

私は可愛いし、頭がいいし、

キララ先輩

スポーツも出来るし、部活でも頑張ってるし!

キララ先輩

それを、ナオトに自慢しわけ?笑笑

リサ

そんな事してないです。

キララ先輩

嘘つくな!!

ちかえ先輩

ナオトが、あんたなんかに

ちかえ先輩

惚れるとでも思った!?笑笑

何でここまで言われないといけないのか、

私が先輩達に対して、何したのか分からない。

そう思っていた時…

リョウ

へー。笑笑

リョウ

そう言うことね。

ナオト

だいたい想像はついてたけど!!

リサ

ナオト先輩。

リサ

リョウ先輩。

ナオト

大丈夫?

リサ

…涙

リサ

何で来たんですか!?

ナオト

ここんとこ、

ナオト

元気なかったし、心配してコッソリ、出てくるまでの見てた!

リサ

…涙

ナオト

って事で、キララ、ちかえ、

ナオト

こういうこと、今後一切やめてな。

キララ先輩

なんで!?

キララ先輩

なんでコイツなの!?

ナオト

言っただろ?

ナオト

大切な人

ナオト

だからだよ。

リョウ

あ、リサちゃんだけじゃなくて、ナナにも手出すなよ?笑笑

ナオト

俺とリョウにとって大切な人傷つけるやつの事、

ナオト

俺達嫌いだから!

ナオト

じゃ、行こうぜ!

大切な人。

ナオト先輩にとって、私は大切なんだ。

とても特別感のある言葉。

でも、分かんない。

ナナ

リサ!

ナナ

大丈夫!?

リサ

うん。

リサ

ナオト先輩とリョウ先輩に

リサ

助けてもらった。

ナナ

良かった。

リョウ

ナナ!!

ナナ

??

リョウ

この後、少し付き合って!

ナナ

?…はい。

リサ

ほら!行ってきな!笑笑

ナオト

リサ!行くぞ!笑笑

リサ

はい!笑笑

こんなに幸せな事、

本当にあるんだ。

この時の私は、幸せという言葉を初めて知った日でもあった。

リサ

映画!

リサ

楽しかったですね!笑笑

ナオト

だな!笑笑

ナオト

また、行こうね!

リサ

はい!笑笑

ナオト

今度は、

ナオト

どこがいいかな?

リサ

行った事がないところ行きたいです!笑笑

ナオト

それは、難しい場所だな。笑笑

リサ

笑笑

ナオト

少し寄りたいところあるんだけど、

ナオト

いいかな?

リサ

はい!

まだずっと一緒に入れるんだ!

そう思うと、嬉しさで溢れた。

ナオト

ここに来たかった。

そこは、夜景が綺麗な高台だった。

リサ

うわーー!!

リサ

綺麗!!笑笑

ナオト

俺も始めて来た!!

リサ

そうなんですか!?

ナオト

ここに来るのは、俺にとって大切な人で、好きな人と来るって決めてたから。

リサ

へー。

リサ

ん??

ナオト

リサ。

ナオト

今日、俺、

ナオト

お前に伝えたい事があって、

ナオト

ここまで連れて来た。

リサ

へ?

リサ

なんですか?

一瞬で緊張感がただよった。

私ももしかして…と思ったりした。

ナオト

俺、

ナオト

お前の事が

ナオト

好きなんだ。

リサ

ナオト

泣かせることも、

ナオト

傷つけることも

ナオト

時には寂しい思いもさせてしまう事もあると思う。

ナオト

それでも、俺は

ナオト

出来る限り、

ナオト

お前の事を守りたい。

ナオト

そう感じるようになった。

リサ

ナオト

俺の隣で、

ナオト

俺の事を見てて欲しい。

ナオト

だから、

ナオト

付き合ってください。

リサ

…涙

ナオト

リサ

先輩。

ナオト

ん?

リサ

本当に私で

リサ

いいんですか?

ナオト

俺は、

ナオト

お前が良いんだ。

リサ

リサ

嬉しいです。

ナオト

リサ

実は、

リサ

私、

ナオト

??

リサ

私も、

リサ

好きでした。

ナオト

へ?

リサ

私で良ければ、

リサ

よろしくお願いします。笑笑

ナオト

まじで!?

リサ

笑笑

リサ

はい!!笑笑

ナオト

やったーーー!!!!

リサ

声が大きいですよ!!笑笑

こうして、

私たちのお付き合いが、スタートした。

最後まで読んで頂き誠に有難うございます。 この先は、ハートが集まり次第書きたいと思おます。

続きは、〜先輩との初めてのお泊りデート〜です。

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