カポン
温泉でよく聞く音が響く
桃
桃
青
青
あの後やはりもう一度ヤったふたり
普通にお風呂に入る
青
青
桃
桃
青
桃
桃
桃
桃
そう言って桃が微笑みかける
青
桃
桃
青
青が腹パンをお見舞いした
青
青
桃
青
桃
桃
そう言って桃は出ていった
青
次があると思えるのが 何よりも青の心を満たしたのだった
言われた通り桃は戻っていた
着替えて、片手には 青の苦手なホットコーヒーを持っている
桃は青を待つために ホットコーヒーをすする
桃
と思ったところで思考を止める
また息子が オハヨッ と挨拶してきそうだったからだ
それから数分
青が戻ってきた
水が滴っていて 顔も地味に火照っている
実に、いやらしい
桃
桃
青
桃
桃
青
青
そう言って青は、ベッドに座った
桃
青
青
桃
桃
青
青
桃
青
青
青がホットコーヒーをすする
青
青
いつものホットコーヒーは 苦いはず
なのに今回は苦いどころか 甘くておいしい
青
桃
桃が照れくさそうに言う
桃
桃
桃
青
青
青
その通りである
桃
青
青
青
桃
青が心底幸せそうに笑う
それにつられて、桃も笑う
この時間が一生続くことを祈って
幕を閉じさせていただきます
青
桃
一緒に
ホットコーヒーでも淹れようか
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