テラーノベル
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長い、長い夢を見ている気がした。
家ではいつもひとりだった。 父と母は忙しくて、殆ど家にいなかった。 お兄ちゃんは、この家の跡継ぎだったため、 幼いながらに、事業を学びにいろいろな所に行っていた。
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そんな中でも
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『お姉ちゃん』が、唯一の私の話し相手だった。
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よく2人で、あのショッピングセンターに行っていたなぁ…
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ほんとに…本当にお姉ちゃんと過ごす時間は楽しかった。
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大好きだったお姉ちゃんのこと、 2人でショッピングセンターに行ったあの日のことも、 2人でお兄ちゃんの誕生日ケーキを作ったことも、 『4人』じゃなくて、『5人で遊んでいた』ことも_ なんで、なんで__。
そして私は、長い長い眠りから覚めた。
et
ya
et
ya
et
多分、私が倒れた理由は、病気の発作だと思うけど、 ya君には言わないでおこう。 心配、するだろうから。
et
ya
et
聞こうかと、思った。 私の『お姉ちゃん』のこと。 でも、何か良くないことを思い出してしまう気がして、 『ya君』と…『私』が、壊れてしまう予感がして、 何も…言えなかった。
et
ya
今、急いで言わなきゃいけないわけじゃない。 だから、まだ__。
ya
et
ya
俺は、一体今まで何をしたいたんだろう。 人を殺して、 回りの人『死ぬ』ということは、 どれだけ怖いことか、悲しいことか分かっていたのに。 etさんが倒れた時、思ったんだ。 「あぁ、俺は何て__」
📲
ya
電話の相手は、先輩だった。 「お前に仕事だ、場所は__」
ya
「おい、聞いてるのか」
ya
「…は?」
ya
俺の話を遮って、彼は言った。 「待って。辞めたからと言って、逃げれると思うなよ? …この世界から。お前の、その『罪』から_」
ya
「いいか。お前が辞めたことを知った組織の人間たちは、お前のことを『殺しに行く』だろう。」 「そして、それはお前の『回りの人間』もだ。」
ya
et
彼女のことが、頭に浮かんだ。 「ya、俺はその選択を否定しない。そして__」
ya
「…頑張れ」 最後に、そう言われた。
#etさん愛され
涼 夏 .
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ら む ね _ @部長
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コメント
1件
第20話、読み終わりました…。 「お姉ちゃん」の記憶が戻ってくるシーン、胸がぎゅっとなりました。今まで伏線だったものが繋がっていく感じが気持ち良くて、でも悲しくて。ya君の「辞める」決断、本当に勇気がいっただろうな…。etさんのために変わりたいって思ったんだろうな、って伝わってきました。最後の電話の相手の「頑張れ」が、すごく染みました。 応援してます、秋桜さん🤍