赤
赤
赤
紫
桃
黄
橙
青
父
母
兄
祖母
赤
俺は昔から家族が
大嫌いだ
重度の鬱病の母 虐待してくる父 カスすぎる兄 価値観を押し付けてくる祖母
全部全部嫌いで、 全部全部憎い
そんな中で俺は、 今のメンバー達と出会った
あんな地獄な日々が一転して 幸せな日々になった
ずっと過去に囚われてる俺は、 昔のことを切り捨てれない
今でも、あいつらと同じ血が 流れてると思うと、 嫌になって1回、 暴走した
暴走は誰にも気づかなかった
自分の環境も自分の体も嫌いだ
男なのに女らしい体。 痣だらけで痛々しく、 暴走した時につけた 無数の引っかき傷が 白い肌に映ていた
メンバーに家族の事を話したことがない。話したくない。 失望されたらと思うと 気が気じゃない
これからも言わなし、 言うつもりもなかった…
紫
紫
みんな
赤
桃
紫
紫
赤
紫
黄
赤
橙
橙
赤
桃
赤
黄
赤
青
赤
紫
黄
橙
桃
赤
青
黄
桃
赤
紫
紫
紫
桃
赤
桃
メンバー全員は、 俺の孤独を埋めてくれる。 だからこそ、 失いたくない。
?
赤
紫
赤
紫
桃
黄
橙
青
赤
桃
黄
橙
青
紫
赤
?
赤の腕を掴む
赤
?
赤
神様、 俺の味方はしてくれないのでしょうか
?
?
?
桃
赤
紫
母
母
母
赤
思った以上に大きい声が出たのだろう。お母さんが血相を変えて 俺に手を上げてきた
抵抗なんてできない
ただ、目をつぶって 衝撃を待つだけ
母
中々こない衝撃と お母さんの腑に落ちない声を合図に 目を開けた
赤
橙くんがギリギリ 母の手を掴み、止めてくれたのだ
橙
母
母
母
紫
紫
紫
紫
黄
黄
青
橙
桃
やだ、やだ
母
母
母
母
母
やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ やだやだやだやだやだやだやだやだ やだやだやだやだやだやだやだやだ
母
母
母
母
そう言って電話し始めた母に 俺は、ただ震える事しか出来なかった
紫
桃
黄
黄が触れようとする
赤
黄
青
やだやだ なんであいつらなんかと 居ないといけないの…
祖母
祖母
俺は一瞬呼吸が止まったかのように感じた。 いや、本当に止まったのかも しれない。
俺の大嫌いな、 人生を曲げられた祖母
祖母
まるで俺を軽蔑するかのような、 決して人を見る目ではないだろう 他メンもどこか怯えてるように 見えた
俺を軽蔑する目、 冷たい口調
あの日のトラウマが一気に来て。
赤
紫
赤
母
母
赤を掴む
赤
橙
母
恐怖が体を支配していた。 祖母と同様の冷たい目線
怖い、怖いよ…
祖母
赤を掴み強引に立ち上がらせる
赤
紫
紫
祖母
母
母
祖母
祖母
祖母
赤以外
やめて…
祖母
祖母
赤
紫
赤
この後はずっと無言
ただメンバーが俺の事をチラチラ見てくれるだけ。
俺は、これからの恐怖で ずっと下を向いて唇を噛んでいた
桃
ハンカチを差し出す
桃くんに言われて初めて気づいた 強く噛みすぎていて 血が出ていたのだ
今感じると、 口の中で血の味がする
でもそんなことが気にならない これから待ち受けることの 恐怖と憂鬱さで ただたた車の中では震えていた
母
父
何される 殴られるか蹴られるか… それとも、
父
赤を壁においやる
赤
桃
父
父
父
父
父
父
赤
父
離す
赤
黄
近寄ろうとする
父
兄
父
兄
逃げなきゃ 頭の中でそれだけが支配された でも、恐怖で動けない
兄は俺に性的行為をしてきた。 まだ触ったりだけだったが 俺にとってはそれはトラウマのように残っている
父
祖母
メンバーもどう動けばいいか分からず、俺と家族を交互に見てる
父
父
赤
あぁ、終わった
母
母
兄
祖母
祖母
紫
紫
紫
紫
紫
桃
桃
桃
父
母
ペット…か
黄
黄
黄
祖母
祖母
最低だ…
橙
橙
青
青
父
腕を強く掴む
赤
祖母
祖母
赤
祖母
祖母は昔からそう、 何かと理由をつけて 俺を病院送りにする
父
赤の骨が折れる音
赤
桃
紫
父
祖母
もうやだ 折られた腕が 燃えるように痛い
動かせない
母
祖母
父
父が赤、目がけて 大きくてをふりかぶる
こいつら正気じゃない、 狂ってる こんなやつら家族じゃない ただ偽物家族の集まりだ
赤
赤
赤
コメント
16件
ちょっと…☆☆☆に…p(ꐦ^-^ꐦ)q
ちょっと今からそっち行くわ(( まじ莉犬の作品はすごいリアリティがあるからすごい好き()
は?全員しばくって思えるほど感情移入出来る莉空の小説はすごい()