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１週間ぶりの
病院特有の匂い
︎︎
治療前に
１週間だけ学校に行かせてもらった
それは
僕のゆめを分かってもらえているからだ
︎︎
まひちゃんも巻き込んでしまったけれど
彼は笑って許してくれた
︎︎
先生たちの気遣いのおかげで
僕とまひちゃんは2人だけの部屋に入院することになった
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M
T
︎︎
︎︎
︎︎
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︎︎
︎︎
T
M
重い雰囲気を瞬時に感じ取る彼
彼は空気を読むのが得意だ
1番近くにいるぼくが1番わかってる
T
T
T
︎︎
決して気まずくはない
けど
長くは続いてほしくない
重い沈黙
︎︎
彼が僕の質問に対し
答えを告げる
M
M
M
彼のことが大好きなのに
いや
大好きだからこそ
T
T
ただただ
笑って
「行けるよ」
って
言って欲しかった
︎︎
そんなどんよりした空気
なぜか
彼はくすり、と笑ってみせた
M
M
M
彼にはすべてお見通しのようだ
︎︎
それはまた、
僕にも言えること
T
T
M
M
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
︎︎
そうはいっても
︎︎
僕達のゆめ
︎︎
叶わない可能性も低くは無い
︎︎
僕達は
︎︎
自分のため
︎︎
お互いのために
︎︎
努力をしなくちゃいけない
︎︎
︎︎
絶対
︎︎
叶えてやるんだ
︎︎
︎︎
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