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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

お、俺が管理人?

あかり

はい。この回答で分かりました。

あかり

貴方はここの適任者です。

ま、待ってくれ

そもそもこの図がなんなのかも聞いてな--

あかり

あ、コレですか?

モニターに写された紅と蒼エリアを指差して言葉を紡いだ

あかり

この図は、

あかり

『ニンゲンと【彼ら】の交戦結果を元に図に表したもの』です。

…っ!

交戦データなんて、一般人が手に入る代物では無い

であれば、本当に…?

本当に、部隊107…?

あかり

『元』だけどね

(元?)

あかり

私の所属部隊は【特殊個体に谿コ縺輔l縺】んだ。

(?????!?)

…すみません。そんなこと聞いて

あかり

いいの。彼らが私を庇ってくれたおかげで私は優秀な指揮官を見つけたんだもの。

もしかして、俺のこと?

あかり

違うよw?

あかり

と、言いたいところだけど…

あかり

キミしかいないんだ

あかり

急な要求で本当に申し訳ないけど、

あかり

引き受けてくれる?

…。

俺はここに来た時点で、すでに決まっていた。

やります。

俺なんかで、力になるなら

あかり

…!

彼女の顔が明るくなった

あかり

ありがと〜!

あかり

じゃあ、早速だけど…

あかり

指揮官!

あかり

ガチャを引いてもらいます!

ソジャゲか!?

思わずツッコんだ

あかり

…とは、いきませんが

あかり

【聞いていたんでしょう?出てきなさい〜】

結衣

ぁ…

扉から少女が出てきた。

年齢は俺より年下…?

…全部聞いてたのか?

結衣

(こくり)

どこから?

結衣

…最初からじゃないよ?

結衣

…ただ…「この部屋に来て?」のところから聞いてただけで…

…それを「最初から聞いてた。」っていうんじゃないのか?

結衣

…最初からじゃない

結衣

…はじまる前から聞いてた

もっとダメだよね!?

あかり

むぅ…

彼女は不満そうだ。

あかり

指揮官が結衣ちゃんと話す時だけ、
楽しそうなのがなんか嫌です。

あかり

私とはなんだったの!

あかり

私との付き合いは遊びだったというの!?

…貴方は私の補助兼チームのリーダー、且つ試験官だったからでは?

あかり

立場のせいですか…

あかり

結衣ちゃん?立場変えませんか?

結衣

…いや

あかり

…プリン付けます

結衣

…!

身体が反応した。

あかり

…今日だけじゃありません。

あかり

週2で付けます。

結衣

…!!

…身体が跳ねた。 …気がした

あかり

週3でどうですか?

結衣

…ぁ…ぅぅ…

何かの拷問だろうか?

…ごめん、俺が悪かった。

えぇと…『あかりさん』?

あかり

結衣ちゃん?『月一であの遊びをする』を付けると言ったら、引き受けてくれますか?

結衣

…ぅぅ……やぁ…むり……
これいじょうは……やめ……てぇ…

何と戦っているんだろうか?

でも、このままではマズイと直感が知らせている。

『あかり』。

あかり

は〜い、指揮官?
なんのようでしょう?

…。

…驚くほどの変わりようだ。

もう止めてやってくれないか?

俺が悪かったから

あかり

…もうしませんか?

あかりのためなら

あかり

ふふっ。

あかり

ありがとうございます。

あかり

私のために

あかり

はい。ここが指揮官室です。

…そこは『管理人室』って、言わなくていいのでしょうか?

結衣

…どうせ、管理より指揮が多くなる…

あかり

いえ、管理も重要です。

いつもより力強く発言されて、 驚く

あかり

あっ…ごめんなさいそんなつもりじゃ…

いや、大丈夫。ちょっと驚いただけだよ

ちゃんと、キミたちの『逕滉ス鍋ョ。逅』するから

結衣

…それなら……安心……

あかり

では、今日はコレで__

あかり

と、その前に…こちらへ

手を引かれ、とある扉の前に連れ出される

…?なんですかこの扉

あかり

…扉を開けたら出来る限り息を止めてくださいね

それはどういう—

それはすぐに解った

扉を開けた瞬間、真っ暗な瘴気が飛び出してくる

あかり

これが、瘴気です!

あかりはすぐに扉を閉めた。

あかり

はぁ…はぁ…

…なんなんですかあれは

あかり

…あれは、『瘴気』…

あかり

…あれに侵されると…

あかり

人は気を保っていられなくなります…

あかり

…そして、あの扉こそが…【彼ら】の出現口…

…なんで、そんなものがここに…?

あかり

…私たちが、ここに封印作業をしているのです…

あかり

…ぅ…一旦、離れてくれませんか?

…どうして?

あかり

……。

あかりは顔を赤ながら一点を見つめた。

!?

俺は急いで、済ました。

あかり

…はぁっ…はぁっ…来ましたか…

…。

(なんか息が荒いな…)

(しかも、地面に水滴なんて
最初からあったか?)

あかり

…では、いきましょう?

この時は羽生らかされて何も聞けなかった。

あれから、俺は彼女らと共に任務を こなしていった

陽菜!右から来るぞ!

陽菜

分かってるよ!

陽菜

私はいいから、
他の娘(コ)をみてあげてよ!

…!(傷心)

陽菜は…俺のことが嫌いなのか、 毎回ぶっきらっぽうに話す。

…優奈ぁ…!援護を頼むぅ…!(涙目)

優奈

分かったから、そんな目で見てこないでよ…!

優奈はしっかりしている。 彼女こそ部隊長に相応しいのでは? と、感じるほどのセンスだ。

結衣!キミは—

結衣

ん。

結衣は無表情だが、 俺の言葉を聞き終わる前に 【真にして欲しかったこと】 をしてくれる。

どうして分かるのか、知らないけど 助かる

因みにあかりは…

あかり

今日もいい感じですね〜

あかり

そろそろ指揮官生活に慣れてきたんじゃないですか〜?

いや、3日目だけど今回の任務も…

ネコ探しなんだけど…

あかり

でも、重要任務なのは変わりませんよ?

この世界のネコは情報諜報者なので 重要度は高いが…

いや、せっかく指揮官になったから
警備の任務とか…

あかり

いいえ!それは、もう少し後です!

あかり

まずは彼女たちのことを知って、
関係を深めてください!

はぁ…

…こんな調子だ

今日もいつものように面談…

という名の交流でもしようかな

俺は指揮官室内の操作パネルを操作し、 メール送信画面前で手を止めて、言った。

…結衣いるんだろ?

虚空に向かって問いかけると、 扉が開いた。

結衣

…むぅ

結衣

指揮官様は、私の気配…感じ取ってくれたの…?

…そうだ

結衣

…うれしい

結衣

…。

…。

小さな沈黙が続…

結衣

…私も…指揮官の…気配…覚えたい…!

結衣

…だからね?

結衣は、呼吸を感じる距離まで近づいてきて言った。

結衣

指揮官…えっちさせて…?

!?

(どうしてそうなる!?)

と、思わず聞き返すところだったが 彼女は本気のようだ。

そんな彼女の好意(?)を 無駄にすることは出来ない

なので、俺は意を決して言った。

あぁ…いいよ

結衣

…!

それを聞いた結衣は嬉しそうに 顔を綻ばせたように感じた。

結衣

…ありがと。

そのまま彼女は口付けた。

結衣

んっ…

ちゅ。 と、音が耳に伝わる。

口から離れた時に糸が つーっと、引いていた。

前を見ると、少々顔を赤らめている結衣がいた。

結衣

…♡

日頃、結衣が見せない表情に 俺は戸惑っていると…

結衣は、再び俺に口付け、 去っていった。

…。

(なんだったんだ…?)

その後に行った、雑務に集中できず、 あかりに注意を受けてしまったことは また、別のお話。

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「結衣をプリンで動かそうとしないでください!」 そう書かれた紙を破り捨て、 今日もプリンを持って交渉する—!

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