夢主
っ、、あぁ、。
さっきまで会っていたのに。
さっきまで、触れられていたのに
また、触れられたい
ずっと優しさを感じたいと思うのは
恋という病にかかってしまったからか。
夢主
先生...、私、やっぱり好きみたい
口の中に苦い思いが広がる
段々と見ている景色がゆがむ
何もかもが叶わないと分かっていた
それが現実だと受け入れてきたつもりだった
夢主
...ごめんなさいっ、
夢主
好きになって、ごめんなさいっ泣
どうして、好きになってしまったの
どうして、期待させるようなことばかりするのだろうか。
諦めきれなくなるから、
期待させないで欲しい。
早く、諦められるように
諦めたくない、けどっ、
辛くなりたくないから、
夢主
先生っ、先生っ、泣
夢主
私を抱きしめてっ、辛いよ、苦しいよ
それとなく思った事を口にする
言葉にしてしまえば、気持ちを捨てられるって思った、
夢主
出会わなきゃ良かったよ、っ
夢主
もしも、神様がいるのなら、
夢主
早く、早く相澤先生を、
忘れてしまおう、そんなもの
夢主
相澤先生を、、
叶わない恋など、捨ててしまおう
夢主
運命の人だと、言ってください、っ、泣
夢主
っ、あ、、!
夢主
遅刻遅刻!遅刻しちゃうよ!!
昨日、玄関で寝過ごして、
絶対絶命大ピンチです。
キーンコーンカーンコーン
夢主
あ゛!
チャイム鳴っちゃったって!!
夢主
職員室によって、相澤先生に謝ってから行こう!!
夢主
うん、それが一番早い!







