先輩だけずるい

これは夜海が「美術科大学」に入学した時から始まったことだった。

そう、この紅亜も美術科大学の1人。

でも彼は学年1の頭の持ち主。

だから正直余裕だったかもって思うけどな

今日は待ちに待った入学式。

勿論僕が美術が得意で入ったのもある。だって僕は学年1と言われるほど絵が上手いと言われてきたからだ。

でもそれだけじゃない。僕には幼稚園、小学校、中学校、高校が同じだった先輩がいるのだ。

先輩はとてもいい人だ。誰にでも優しくて、勉強だって中学生の時は学校1だったんだし。

とか考えてたら入学式10分前になった。

ヤバいもう時間が…

僕もあっちゃんの後を追いかけるようにして校庭を後にした。

体育館へと到着。

先輩の名前…

とな感じで入学式は順調に行われていくのだった。

生徒会室－

『クラス表』 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 1－A 笹原夜海 1－A 八重本紅亜 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

あ…

先輩のクラス何組だろ…。

見ちゃお

『クラス表』 －－－－－－－－－－－－－－－－－3－A 伊根葉留

じゃあ僕も行くか、、

1－A

1－A前廊下

C棟 書斎

－書斎辞書－。

袋から出してみてみよう！

－○○くんを独り占め(BLです)

書斎

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