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洸賀

はぁ…

俺は 坂本 洸賀 (サカモト コウガ)。 恋愛ゲームが大好き。成績は中の上くらい 人を攻略していくのが楽しい。

洸賀

今日は一段と疲れた…

洸賀

家帰って新しく買った『秘密な薔薇の嗜み』三週目やるか!

洸賀

ん〜…

洸賀

あれ,なかなかスタートしないな

洸賀

(いつもはこんなことならないのに…)

テレビが光り,画面が映し出された

洸賀

なんだこれ?

<貴方は選ばれしプレイヤーです。この世界に入りますか?二度と元には戻れません> と画面に映し出された

洸賀

いつもはすぐオープニングが始まるのにな

洸賀

バグ…か?

洸賀

いや,気になるな

洸賀

とりあえず始めるか!

俺は勢い良くYESボタンを押すと画面に吸い込まれるように意識が途切れた。

洸賀

…ここは…?

メイド

コウガ様!!

この豪華な建物…このブラウン巻き髪のメイド… ということは!?

洸賀

ここ,エドワーズ公爵家の城!?

俺は『秘密な薔薇の嗜み』というBLゲームに入ってしまったらしい。

しかも俺はちゃんとコウガと呼ばれている。 ということはキャラ憑依したとかではないっぽい

メイドは俺を不審者扱いするわけでもなく丁寧に俺と話をしている… 俺は一体どういう立場なんだ? 探るしかない。

メイド

左様でございます。どこか頭を打ってしまったのですか?

メイドは心配そうな顔をし様子を伺っている。

洸賀

い,いいや

洸賀

なんでもないよ。心配かけてごめんね

メイド

はい…コウガ様のことを皆様心配しておりました…

洸賀

みんな,とは?

驚いた顔をしながらメイドは答えた

メイド

もちろん,お父様お母様,フィン様やアルフィ様もです。

洸賀

フィン,というのはエドワーズ公爵家の長男である。

同じくエドワーズ公爵家の次男であるアルフィ。

ゲームの設定ではな。

洸賀

どういうことだ…?

メイド

やはり医師に見せた方が…!

洸賀

大丈夫だよ!

洸賀

それよりフィン様?のところに連れてって欲しいんだけど…

メイド

様…?

メイド

コウガ様はもう家族なんですよ。気を抜いてかまいません。

メイド

エドワーズの血が通っていなくともエドワーズ公爵家の一員としてコウガ様を待っているんです。

…ということは俺,エドワーズ公爵家の養子…?

洸賀

…フィン達の歳を聞いても?

メイド

もちろんです。フィン様は15歳,アルフィ様は13歳でございます。

洸賀

おれ…

メイド

?コウガ様は14歳でしょう

洸賀

!そうだよな。ありがとう!

メイド

いえ、お役に立てたようで何より。

洸賀

(挟まれてるのか…難しいな)

と思いながらメイドに感謝を再度伝えて歩き始めた

フィン

コウガ!!

洸賀

!フィン

ゲームをしている時よりやっぱり生で見た方がイケメンだ…

フィン

心配したんだぞ…

この状態で話すのは危険か…もう少し様子をみよう

洸賀

……ごめん,考えたいことがあるから自室に帰るね

フィン

コウガ?!

俺は早足になりながら近くのメイドにバレないよう自分の部屋を聞き出せた

洸賀

ここが俺の部屋か…綺麗だな

いやいや,そんなことを言ってる場合じゃない

そう,このゲームはBL学園恋愛ゲームだ。

高校生になった主人公とイケメンがハーレム状態でイチャラブする。

そう,フィンやアルフィも主人公の攻略対象。

ということは

俺が上手く立ち回って主人公の手助けだ!

俺は攻略するのが好きと言っただろう?

逆に邪魔?そんなのどうだっていい!!

あてか,俺はそのまんまこの世界に来たわけだし喋り方も選ばなくていいのか。楽ちん!

洸賀

へっへ!この世界楽しんでやるぜ!

こんなに上手くいかないことってあるんだなぁとあと何ヶ月後ぐらいに反省することになる…

なかき

皆様初めまして!

なかき

今後創作BLを書いていきたいと思ってます!

なかき

今回は洸賀くん総受け展開な作品です💗

なかき

初心者なので言葉足らずではありますが見てくださると嬉しいです!

なかき

リクエストも受け付けてます😚

なかき

いいねコメントも嬉しいです!

なかき

では皆様また!

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