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ステージ裏
僕達が、ステージ裏に行くと沢山のマネージャーさん達が機会を移動させたり、点検をしたりと忙しそうだった
僕達は、ただ眺めて立っているだけだった。 すると、いきなり
ヒョンが近くにいたマネージャーさんに声をかけた
ジン
マネージャー
……え?
僕は、今まで生きてきた中で1番驚いたかもしれない
“どなたでしょうか…?”
確かに、僕達はデビューは今日だから知られてなくても当たり前だ。
当たり前…だと思っていても、こんなに傷つく物なのだろうか
僕が、そんな事を思っているうちにヒョン達はマネージャーさんに着いて歩き出していた
僕は自分が、遅れている事に気がついて少し早歩きで周りの機会などに当たらないように慎重にヒョン達の元に向かった
ジョングク
テヒョン
ジョングク
テヒョン
ジミン
テヒョン
そして、僕達は案内された部屋の中に入った
案内された部屋は、さっきの楽屋と同じくらいの広さだった。 右側には、多くの荷物が積み重なっていてまるで物置部屋の中にいるように感じる
ヒョン達は、ソファーに座っていて僕は床にあぐらをかいて座った
ナムジュン
ホソク
ユンギ
ジン
ユンギ
ジン
なんて、呑気に話しているヒョン達
僕は、緊張しないのかな…? なんて思っていた
ジミン
ジョングク
テヒョン
ジミン
ジョングク
ホソク
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ジン
ナムジュン
ユンギ
ホソク
恐るべしヒョン…
ジミン
ユンギ
ジン
ジョングク
そう言って、写真が撮れないように顔を両手で隠す僕
けど、ほんの数秒遅かったみたいだ…ㅋㅋ
“パシャッ”
そう、音がして撮られてしまっていた
ジョングク
そう言いながら、ヒョンがケータイをしまう前にジニヒョン達の元に走って向かう
ジン
ジョングク
ナムジュン
僕とジニヒョンは、長い格闘の末やっとヒョンは諦めたのか写真を消してくれた
ジョングク
ジン
ジョングク
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
テヒョン
ジミン
コンコン
そう、扉を叩く音がする
すると、外からマネージャーさんの声が聞こえた。僕達は急いで準備をして、またさっきの場所に戻った
さっきよりも、マネージャーさんが増えていて更に大変そうだった
僕達は、最終確認としてマネージャーさんと立ち位置や時間を確認する
僕は、もうこの時から心臓の音が周りに聞こえそうなほど緊張していて手汗が酷かった
打ち合わせが終わったあとに、軽くジャンプしたりストレッチをしたりと緊張をほぐそうと色々と考えていた
僕は考えた___
“もし、このまま全く人気も出ず誰にも知られる事すらないまま解散してしまったら?”
僕たちが、今現在持っているものは本当に少ない。持っているのは
“知識” “常識” “努力” “経験”
これしかないだろう。 いや、もしかしたら“知識”と“常識”だけしか持っていないかもしれない
そんな事を考えていると、マネージャーさんから僕達の出番が来たと知らされる
そして、僕達はステージの真横に立って出番を待っていた
会場は、思ったよりも沢山の人が座っていて盛り上がってきる
僕は、さっきよりも心臓がバクバクしていて今にも爆発しそうなほど動いている。 逃げ出したくなるような雰囲気で。 けど、逃げ出せないと言うこれ以上に無いほどの苦痛に泣きそうだった
ジョングク
そう言いながら、テヒョニヒョンの袖を掴んで涙目になりながらヒョンを見つめた
すると、ヒョンは
テヒョン
なんて言いながら、抱きしめて背中を撫でてくれた。 まるで、オンマの腕の中に居るような感覚で僕は自然と落ち着く
ジョングク
テヒョン
ジョングク
そう言った瞬間に、僕たちの出番になった