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主です〜おはよう〜

はい、最近投稿あんましてなくて御免なさい

一寸合唱祭とかテストとか委員会とか色々詰まってて

因みに僕は指揮者です☆

辛い☆パートリーダーさんが僕を置いてく☆勝手に進めんなや☆

まぁぐちぐち云っても皆様退屈なのでね、星乱用もうざいね、お話書いてこうと思います

今回は、現実逃避様からのリクエスト!

共依存太中〜!!

もう、妄想膨らみ過ぎてご希望に添えてないかもしれないです…先に謝っときます…

ではどうぞ!

注意! ※BL ※太中(太中太?) ※共依存 ※時間軸22歳 ※付き合ってる ※双方ヤンデレメンヘラ ※ちょっぴりドロドロ

『愛情を貰う為』

ポートマフィアビルの近く。

特に用事も無いのだが、太宰は其処を彷徨いて居た。

太宰 治

(…暇だなぁ…自殺でも…)

太宰 治

あ…

見慣れた帽子、成人間近にしては低い身長。

只今敵手にして元相棒、そして恋人の、中也だ。

嬉々とした様子でぴょこぴょこ近付く太宰。

中也の近くには何人かの女性組員が居た。

太宰 治

単なる雑談の様だったが、太宰の視線は一瞬にして冷たくなる。

更に近寄り、背後から抱きついて話し掛けた。

太宰 治

中也

中原 中也

うぉっ…太宰か、手前…気配消して近付くなよ…

太宰 治

何、疾しい事でもあるの?

中原 中也

無えよ、単に吃驚…

太宰 治

君達、私の中也に近付かないでよ

中原 中也

おい、太宰

中也の返答を聞く間も持たず、太宰は鋭く彼女等を睨み付ける。

 

え、あ…でも、その…

太宰 治

…中也、行こうよ

中原 中也

…嗚呼…

目線で御免と謝る中也。

其れを太宰が腕を強引に引いて頸木する。

中原 中也

太宰、待てって…!

太宰 治

中也には

太宰 治

中也には私だけで充分でしょう

中原 中也

…けど、彼処迄制限されちゃあ仕事も真面に出来ねえよ

太宰 治

…私が厭って云ってるのに?

中原 中也

…御免

目を伏せる太宰に、中也が掴まれた左手首に目を落とす。

太宰 治

中也は、私の傍に居るだけで良いのに…

太宰 治

もう誰とも話さないでよ

中原 中也

無茶云うな…

太宰の束縛心は日に日に強くなって行く。

中也は知らないだろうが、GPSも隠しカメラも全て付けて居る。

変な虫が付きそうな時は、直ちに殺した。

今日の彼女等も…残り僅かな人生を楽しめる様願って置く。

中也の愛は自身だけに向けられるべき。 太宰が彼の、水晶の様に透明な瞳を凝視める。

太宰 治

…渡さない…誰にも

小さな声は、太宰にしか聞こえなかっただろうか。 地面に吸い込まれて溶けていった。

路地裏で太宰に解放され、街中を歩く中也。

人通りの多い__ホテル街に来た。

カップルや援助交際目的の女性が多々居る。

そんな中、中也が意外な人影を見つけた。

 

こんにちは

 

 ・・・・・
…素敵帽子君?

中原 中也

…其の呼び名は止めろ、名探偵

江戸川 乱歩

中原 中也

何故こんな処に?

探偵社員、江戸川乱歩。 とてもこんな場所へ来る人柄では無い。

江戸川 乱歩

君に会う為

乱歩は続けた。

江戸川 乱歩

…悪い事は云わない…忠告だ、太宰から離れた方がいい

中原 中也

…何故?

江戸川 乱歩

今の彼奴は危険だ!君…殺されるぞ…

光の無い目をした中也に、声を荒げる乱歩。 此れが、太宰を、中也を、救う唯一の方法だと彼は気付いて居た。

中原 中也

彼奴の愛情に、か?

瞬間、中也が表情を愉しげに歪める。

江戸川 乱歩

っ…!?

中原 中也

そりゃあ本望だ

其の、彼の表情と言葉に乱歩が目を見開いた。 翡翠色の瞳が、真実を捉えた。

中原 中也

名探偵、気付いたか?

既に手遅れだったのだ。

中原 中也

太宰は元々あんなに狂ってなかったよなァ

束縛し始めたのは、太宰では無い。

中原 中也

安心しろ

中也は…中也が、

中原 中也

太宰をああしたのは、此の俺なんだからよ…

太宰を狂わせたのだ。

江戸川 乱歩

…全部態とだった…って事か

中原 中也

嗚呼

GPSも、隠しカメラも、自分に関わった女性が皆消息を絶って行くのも。 全て気がついて居た。

其れを知って尚、中也は他の女性に近付いた。

太宰に嫉妬させ、自分を束縛させる為に。

彼の愛を、自分だけに向けさせる為に。

江戸川 乱歩

…あとは破滅だけだぞ…

中原 中也

はっ、其れも其れで、良いじゃねえか

狂った空色の瞳に浮かぶ陶酔のハートマーク。

踵を返して去る彼の背が見えなくなってからも、乱歩はその場を動けなかった。

太宰 治

…ねえ、中也

中原 中也

…太宰か

太宰 治

何でホテル街なんて行ったの?

太宰 治

私知ってるんだからね

中也は心の中で優越感に浸る。 嗚呼、此の目だ。 其の、狂った赤い月の様な、視線を。

愛を。

太宰 治

非道い、私の事嫌いなの…?

歯を食いしばる彼に、中也が優しく笑んだ。

中原 中也

んな訳あるか、愛してるよ…

だから、此方をずっと見てろ。

二人だけで楽しい世界を。

破滅の、其の日まで。

𝔼ℕ𝔻.

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コメント

23

ユーザー

サブ垢復活!!最高過ぎて口角上がりっぱなし🤤素敵なストーリーを有難うもうお米何杯も進みそう🥰🥰

ユーザー

え、もう主様は何でこんな最高な太中しか書けないの!?好き!(?)

ユーザー

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁああぁぁあぁぁ!もう、ほんとに、主様大好きです。あんなごみ語彙力の私がリクエストしたのにこんな神作品がうまれるとか天才すぎます!ほんとにほんとにありがとうございました!!あと私も指揮者なので一緒に頑張りましょう(?)

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