主様
久しぶりっ!
主様
どんどん話進めよ!
千雪
そうだね
千雪
どうぞ
主様
どーぞ
いただきまーす!
平助
しんぱっつあん!それ頂き!
新八
ぬぁ!?それは最後に食べようと残したヤツ!
新八
やめろ!それなら…
平助
なにすんだよ
新八
なにすんだじゃねぇ!
新八
人のもの食いやがって!
平助
何言ってんだよいつもこっちの食い物食べるのそっちだろ
新八
おめぇはちっこい男だな平助!
新八
そんな昔の話持ち出して!
平助
昔じゃねぇ!今朝だ今朝!
源三郎
やめなさい!2人とも
ぬぁ!?
源三郎
幸村くんが、呆れてるだろ…
ぬぇ〜?
千鶴
あはは
千鶴
(井上さんそこで私に振るんですか…)
歳三
今帰った
勇
おぉトシ
千雪
…!トシさん!
総司
土方さん
一
総長、副長お疲れ様でした
歳三
おう
総司
おかえり山南さん
敬助
ただいま戻りました
勇
ご苦労だった
勇
腕の傷はどうだ?
敬助
ご覧の通りです
敬助
不覚を取りました
敬助
大丈夫ですよ
敬助
見た目ほど大きな傷では無いのでご心配なくでは…
平助
山南さん!晩飯は?
敬助
結構…少し疲れたので部屋で休ませてもらいます
総司
土方さん、山南さんの怪我ホントのとこどうなんですか?
歳三
なんとも言えん
歳三
何をしている?
千鶴
え?
歳三
誰が部屋を出てここで食事をしていいと許可を出した?
勇
あぁいや、トシそれは俺が…
平助
俺が誘ったんだ!一緒に食べよって
新八
いや俺が言ったんだ
源三郎
いえ、私が…
左之助
俺が言ったんだよ
千雪
僕も言ったよ
歳三
お前たち…勝手なことを
平助
いいじゃん飯ぐらい千鶴は逃げないって約束してこの半月逃げなかったんだから
歳三
たかが半月だ
総司
そんなに心配なら土方さんが監視したら?付きっきりでさ
歳三
なに?
勇
トシどうだ?食事ぐらいここで取るのを許可してやっちゃ…
歳三
近藤さん、あんたが甘くっちゃこの先隊の洞察が見られるぜ
勇
うむ、あぁ…
千鶴
あの、私やっぱり自分の部屋に戻ります
歳三
食事だけだぞ
千鶴
え?
歳三
んじゃあ俺も飯にするか
源三郎
あぁ今膳を用意するよ
総司
珍しい寝千雪くん
千雪
なにが?
総司
あの子を庇うなんて
千雪
ちょっとな…
千雪
僕も用意するよ!トシさん!!
千鶴
(土方さん…)
平助
やったじゃん千鶴!
平助
これからもみんなと一緒に飯食べれるな!
千鶴
はい!
正確にはみんなじゃなかった
山南さんはあまり口を聞かなくなった
それは自分に対してもどかしく
イラついてる様で…
千鶴
おはようございます
総司
おはよう千鶴ちゃん
千鶴
沖田さんや斎藤さんが食事の支度をしているんですか?
一
別に俺たちだけでは無い
一
食事の支度は持ち回りだ
平助
よう!千鶴
平助
山南さん今朝も自分の部屋で食べるって
総司
食べるって言ってもほとんど箸付けてないけどね
総司
千雪くんの以外
千鶴
そうなんですか…
平助
食べるもの食べなきゃ傷も良くならないしな…
平助
千雪のだけ食べてもなぁ…
千鶴
あの…
歳三
広間で食事を取るのは許したが勝手場を出入りした許可はないぞ
千雪
トシさーん!ってあれ千鶴ちゃん?
千鶴
あ!おはようございます!
千鶴
何かお手伝い出来ればと思って…
歳三
余計な気は回さなくていい
千鶴
あの!山南さんの食事私にお世話させてもらえないでしょうか?
歳三
お前が?
千鶴
はい父の傍で患者の看病もしてきましたし、
歳三
やめとけ下手な気遣いはかえって意固地にさせるぞ
総司
いーじゃないですか
総司
千雪くん以外持っていっても食べてくれないんだし
総司
この際この子に任せていっても
平助
そーだよこのままじゃ山南さんぶっ倒れっちまうって!
歳三
わかったわかった勝手にしろ
千雪
じゃあ今日の山南さんはお願いするね千鶴
千鶴
はい!
千雪
トシさーん!
歳三
おう
総司
…ズルいな土方さんだけ千雪くんを独り占めして
一
落ち着け総司
総司
わかってるよ
千鶴
土方さん山南さんのこと心配では無いんでしょうか?
一
逆だ
千鶴
え?
一
寧ろ1番心配している
一
自分が1番傍に居たのに怪我を負わせてしまったこと誰より気にかけてる
千雪
ここまで
主様
次は山南さんの食事!だね
千雪
そうだね
千雪
またね
主様
またね!