TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

三章八話

残り7日

俺は朝に人間界を出て故郷の魔界に帰って来た

紫陽花

久しぶりに帰って来た

初めて来たよ

カイ

俺も

零雷

私も

みんなは俺が死ぬまで一緒にいてくれるそうだ

メイド

失礼します

メイド

皆様朝から長旅お疲れ様でございます

メイド

御食事の用意が出来ましたのでどうぞ食堂へ

紫陽花

後で行く

メイド

かしこまりました。

食堂ってどこ?

カイ

気が速くないか?

紫陽花

いいぞ向かうか?

零雷

いいんだ

それじゃぁ行こう

紫陽花

ついた

零雷

広〜

席はここ?

紫陽花

そこだ

カイ

くおーぜ

紫陽花

うん

紫陽花

いただきます

零雷

それ人間界だよ?

紫陽花

まぁいいだろ

カイ

うん人間界に住んでるからね

いただきます

零雷

いただきます

カイ

いただきます

久しぶりに魔界のご飯食べたから違和感がすごかった

違和感がすごいです

紫陽花

人間界に住んでいたからじゃないですか?

表やメイド、執事がいるところでは敬語って決まりがあるのが気にくわない

零雷

魔法使いの王家の、食事は不思議ですのね

カイ

族が違いますから

紫陽花

ここは人間界と同じ作りになってんだ

ここは?

紫陽花

俺の部屋

カイ

いつから人間界好きだったんだ

紫陽花

5歳くらいからかな

零雷

早、

メイド

コンコン

紫陽花

誰だ

メイド

メイドでございます。

紫陽花

許可する、入れ

メイド

失礼します。

メイド

お医者様が診察をするから来て欲しいと

紫陽花

わかった行く

行こうか

急に病院から来いと言われ病院に向かった

知りたくなかった事実を知ってしまった

紫陽花

どうかされましたか?

医者

紫陽花様、貴方の体調は悪化しています。

医者

利き手を使って物をかけないでしょう

紫陽花

はい

医者

残りの寿命が短くなる事にどんどん体調が悪化します。

医者

どうなるかはまだわかりませんが。

紫陽花

そうですか。

体調が急変する可能性もあるのですか?

医者

はい

零雷

そうですか.....

カイ

ありがとうございました。

体調が急変するかもしれない

俺にとっては一番みんなを心配させる事で嫌だった

紫陽花

急変かぁ

零雷

なんともならないからね

紫陽花

明日からずっと城に居ないとね

そうだね

カイ

引きこもりみたいだな

もう残り7日、明日が来れば1週間もない

みんなを置いて死にたくはないけど仕方がない

紫陽花

本当は...

紫陽花

生きたいっ......(小声)

この作品はいかがでしたか?

37

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚