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本田
本田
多瀬田
齋藤
本田
本田
いきなり背中を向けて走る二人
多瀬田
齋藤
多瀬田
本田
齋藤
本田
どうやら記憶が飛んだらしい
母さん
本田
本田
父さん
本田
謎の沈黙がこの空間を走った
母さんと父さんはお互いを見つめて確信したような頷き方をする
父さん
本田
父さん
本田
父さん
本田
本田
父さん
本田
父さん
父さん
本田
父さん
父さん
本田
俺の拳は皮が剥がれ皮膚が脹れていかにも何かを殴ったような形をしていた
本田
父さん
父さん
父さんの説得は流石に無理があった
りつが死んだあとで俺の頭がおかしくなって記憶にないだけなのかもしれない
本田
父さん
本田
父さん
父さん
本田
父さん
父さん
父さん
父さん
本田
自然と涙が流れた気がする
父さん
本田
本田
父さん
母さん
二人とも眉間にシワを寄せて堅苦しい顔をしている
本田
父さん
父さん
父さん
父さん
父さん
父さん
本田
その後は俺の元に2人のスーツを着た警察の人が来た
その事件の事とか、心当たりとか日々の生活色々
そして俺は何事も無かったかのように退院した
あれから俺達家族は引っ越した
父さんを除いて
母さん
本田
流石に人を殺した子が街に住んでるんじゃ住人は恐ろしくて堪らないだろう
そしてその住人達の噂話に自分達も耐えられなかった
父さんは会社からの視線が辛くて会社を辞めたらしい
それが理由なのか分からないけど以前の家ではよく父さんと母さんの罵声がよく飛び交ってた
それで二人で決めあって離婚になったとか
俺は母さんの方について行ったけど
生活の中でそんな異変は無い
変わったと言ったらよく母さんが笑うようになった
きっと精神に病を来す俺を励まそうとしているのだろう
でも何でだろうすごく清々しい気分なんだ
本田
本田
カチッ
コメンテーター
コメンテーター
コメンテーター
司会
いつまでこいつらはこんな事ばっかり話してるんだ
りつが目の前で死んで普通でいられると思うか?
ただカメラに向かって喋ってばっかのくせに…
本田
多瀬田、齋藤、りつの事を思い浮かべた
りつをあの時ちゃんと救えたなら
精神に異常を来すことなど無かったし、あの二人がそんな目に逢うことも無かった
だが、りつは死んだ
これはしっかりと記憶に残っている
どうしようもない後悔が、俺の胸を貫く
だけど俺はあの日、あの二人に会ったことすら覚えてない
母さん
だけどあの二人が重体、死んだことに対して俺は
本田
本田
とても嬉しかった
りつに少しでも報いる事が出来た気がして
心の奥底から何故かそう思っていた気がする
脹漣
本田
脹漣
本田
どうやらまた記憶が飛んでいたようだ
俺は脹漣様と廊下を歩いている中で信長様を死なせまいと誓い、そして決心をした
もう、自分勝手な事をして失望されることはしない、大事だと思ったものは守る
りつのようにはもう…
脹漣
ガクッ
脹漣
本田
脹漣
何故か俺の左目から1滴涙が垂れた
本田
脹漣
脹漣
本田
脹漣
本田
本田