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テラーノベル(Teller Novel)

かれん

謙杜

かれん〜

かれん

っ、

かれん

な、なんだ、謙杜か、

謙杜

え、何その反応、笑

「かれん」って

優しく呼んでくれるから

…てっきり、、、。

謙杜

はい、これ!

謙杜

こないだ貸してくれた消しゴム!

謙杜

返し忘れとってさ〜

かれん

あ、私も忘れてた、笑

謙杜

なんなんそれ〜笑

謙杜

かれんらしいな笑

謙杜

んで、これそのお礼とお詫び

そう言っていちごミルクを出した

かれん

あ、ありがとう☺️

謙杜

やから許してな!笑

かれん

うん笑

謙杜

…よかったぁ

かれん

…え、?

謙杜

いや最近さ

謙杜

全然かれんが笑ってるところ見ぃひんから、

謙杜

心配してたん。

かれん

そ、そう、かな…。

謙杜

何か困ってることあったら言ってな?

謙杜

幼なじみなんやし、

謙杜

かれんには1番俺が寄り添える自信あるから!!

かれん

…嬉しい、☺️

かれん

ありがとう、ほんとに。

謙杜

ええんやって〜☺️☺️☺️

謙杜

って、もうこんな時間やん

謙杜

授業始まってまうわっ、

謙杜

じゃ、また後で!

かれん

うん、笑

かれん

またね、

駿佑

…はぁ、

謙杜

またため息ついた

謙杜

今日で何回目なんー?

駿佑

謙杜

幸せが逃げてってまうで〜?

駿佑

…うん、。

謙杜

…って、ほんまにどうしたん?

謙杜

体調悪いん、?

駿佑

ちゃう、。

駿佑

なんもない。

謙杜

なわけないやろ、?

謙杜

…俺らの仲やん〜

謙杜

何があったん?

謙杜

言ってみてや

駿佑

…、。

謙杜

この感じ

何か、かれんみたいやな。

謙杜

…みっちー、

謙杜

かれんと一緒やん。

駿佑

っ…

謙杜

…、

駿佑

「かれん」って言葉に

なぜか異常に反応した

謙杜

…かれんと何かあったん?

駿佑

駿佑

…かれんと、直接何かあったわけやない、。

いつの間にかかれん呼びなってるし…

謙杜

かれんも心配やねん。

謙杜

俺。

駿佑

…え、?

謙杜

みっちーからも聞いてくれへん?

謙杜

あいつ俺の前やと、

謙杜

気遣って何も言ってくれへんねん。

駿佑

駿佑

…うん、。

駿佑

かれん…………

かれん

ごめん、。

駿佑

あ…、、、

あや

最近ずっとあの調子なの

あや

私にも笑いかけてくれなくなったし、

あや

何かあったの?って聞いても

あや

何もないってそればっかり。

あや

…辛い思いしてなきゃいいんだけど、。

駿佑

…うん、。

私だって

こんな酷い態度

取りたくて取ってるわけじゃない

でもこうしてるのは

謙杜のためでも、

あやのためでも、

駿佑くんのためでもない。

自分だけのためなんだ。

初めて出来た、

「好きな人」っていう存在を

消したくなかった。

その人を、

傷つけたくもなかった、。

私って弱い人間なんだって、

改めて思った。

~ 次の日 ~

来るのをずっと待った

かれん

…っ、

駿佑

…かれん、

かれん

なに、、?

駿佑

1人で抱え込んで楽しい、?

かれん

…え、?

駿佑

辛いこととか、

駿佑

悲しいこととか、

駿佑

…助けてほしい時だって、

駿佑

何で誰にも言わへんの?

かれん

かれん

…わ、私に、

かれん

そんなこと、話せる友達なんて…、

ゆっくり俯きながら

震えた声でこう言った

かれん

…いないの、

駿佑

かれん

駿佑

…俺じゃだめなん?

かれん

え…?

駿佑

前言ったやん、

駿佑

…何言われても、俺が守るって。

かれん

駿佑

あの時は、

駿佑

正直…、

駿佑

守れる自信もちゃんとはなかったけど、、、

駿佑

今はちゃう。

駿佑

何があっても、

駿佑

絶対かれんの事は守る。

かれん

…(涙

駿佑

好きになってしまったからには、

駿佑

最後まで愛し切りたいから。

かれん

え…、?

駿佑

俺、好きやで、?

駿佑

かれんのこと。

かれん

…、///

駿佑

これからは、

駿佑

友達としてやなくて、

駿佑

ちゃんと男として見てほしい。

かれん

…//、(涙

もうとっくに見てたよ

なんて言えるはずもなくて…。

かれん

…あり、がと、う(涙

駿佑

かれんが泣いてるところなんて、

駿佑

俺も見たないから。

駿佑

…俺の前だけでも笑っててや

駿佑

笑わせれるように頑張るから、☺️

かれん

んぅ…泣

駿佑

…その顔やめてや。

駿佑

…まだ彼女やないのに、

駿佑

抱きしめたなる…、。

かれん

ぎゅっ…

駿佑

えっ…、

駿佑

…///

かれん

………き。

駿佑

…ん?

かれん

かれん

すき、。

聞き間違えではないだろうか

駿佑

かれ…ん…、?

駿佑

ほんまに言ってるん、、、?

かれん

…ん。//

駿佑

んー//

駿佑

ねぇやばい

駿佑

泣きそうやわ、。

かれん

なんで、駿佑くんが、?笑

駿佑

嬉しい、

駿佑

嬉しすぎるねん…、。

かれん

かれん

…本当にありがとう、

駿佑

俺の方こそ。

例え嘘の告白だったとしても

今幸せだから

救われたから

もう私は、十分なんです…

駿佑

あの、

駿佑

1つ謝りたいことがあってさ、

かれん

…ん、?

駿佑

気付いてるかもしれへんけど、、、

かれん

…?

駿佑

時間。

駿佑

もう9時やねん。

かれん

っ、

かれん

やばいっ、!

かれん

かれん

…けど、

かれん

駿佑くんと一緒ならいい。

駿佑

え、?

あんな真面目な彼女が、こんな事を?

かれん

怒られてもいいやっ。

駿佑

…、☺️

駿佑

俺も。笑

かれん

…笑笑
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