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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

リア主

うい、どもどもリア主でーす

リア主

えぇっとね

リア主

取り敢えず一つだけご報告

リア主

この先、もしかしたらアイコンに違和感のある展開になるかもなのでご注意ください

リア主

では、本編どうぞ

声が聞こえた後、壁から泥らしきものが含まれた斬撃が

叶夢めがけ飛んでくる

叶夢

っ!

ザシュッ!

……行動が遅かった

叶夢

……ぇ、あ……?〔ある所を交互に見ながら〕

胴体を狙ったであろう斬撃は軌道を変え、右肩を狙って飛んできた

……先程の効果音の通り、斬撃は当たった

右肩からざっくり、右腕が無くなっていた

叶夢は右腕のあった場所と、地面に落ちた腕を交互に見る

……その内、ジクジクと傷口が痛み出し、心臓の脈打つ音が聞こえ出す……

……切られた所からは血が絶えず流れ出ていた

叶夢

…っあ゛…い、だ……っ!〔遅れてやってきた痛みに涙目になり、その場に崩れ落ちる〕

太宰 治

叶夢君!〔珍しく顔を歪め、叶夢に駆け寄り、触れようとする…が、辞めた〕

辞めた理由は、察しの良い者は分かるだろう

叶夢や連れて行った行方不明者の首輪はまだ作動している

先程は平然と話していたが、実を言うと絶対絶命ではあるのだ

…叶夢はその首輪に、異能で出る酸を隙間に詰める、という方法で難を逃れている

他の首輪を付けている者達もそうだ、叶夢の異能のお陰で首が焼け落ちる事は無くなっている

……首輪はまだ作動中で叶夢の異能で他の人達や叶夢自身が生きれている

………太宰が触れてしまえば、叶夢の異能は消え

首輪を付けている者達は、焼ける苦痛を味わいながら首が焼け落ちてしまうのだ

太宰 治

……っごめん…〔悔しそうにしながら伸ばしかけていた手を引っ込めて〕

ははは、酷いなお前

それでと咲華蛇叶夢の仲間で友人かぁ?

太宰 治

……君さ、私の異能を知った上で言ってるでしょう?

そうだよ、まず生徒会・風紀委員なんて此処じゃ有名な奴らなんだし…

異能を調べない訳ねぇじゃん?

……太宰治、異能力「人間失格」

触れた者の異能を無効化する異能、異能で出した物も触れたら例外なく無効化してしまう……

……それにしても、その子かっわいそ〜

叶夢

……黙り、やがれ………〔傷を抑えながら立ち上がって〕

ん?なんだ、そんな傷でも立てるんだ、流石は成功品だな〜

叶夢

黙れっつってんだよ…!〔傷口を異能の酸ね塞ぎ止血してそう叫ぶ〕

叶夢

勝手に人の事可哀想とか言うんじゃねぇ!

叶夢

元はと言えばお前のせいだろうがっ!

まぁそうだけどさぁ、態々哀れんでる人に対して言う言葉〜?

叶夢

俺が何時哀れめっつった?

叶夢

一言も言ってねぇよバァーカ!!

太宰 治

か、叶夢君…?〔あまりの口の悪さに先程の心配が消し飛んで困惑してきている〕

叶夢

そもそも!なんで姿見せねぇんだよおめぇは!

叶夢

ちゃんと姿見せて話せやカス!

叶夢

どぉせどっかに隠れてんだろーけど!

叶夢

うわきったね!人のやる事かぁ?

叶夢

隠れて一方的に嬲るのって自分は見つかる心配無くって安心出来るもんな〜!

お口悪いねぇお前、そこまで言うんだったら姿見せてあげるよ

そう声が聞こえた後、床に暗闇が広がって、その中から人が出てくる

……やぁ、言われた通り出て来てやったよ?

叶夢

…陰湿過ぎてどんなチー牛野郎かと思ったら……

叶夢

思った以上に顔立ちが宜しいようで?

容姿を褒められるのはいい気分だね、ありがと〔笑いながら〕

叶夢

お礼はお前の右肩から先で良いぞ?

流石に腕は渡せないな

俺は唯、そこのグズを回収しに来ただけなんだよ

そんでその場に成功品が居たから試したくて攻撃しちゃった、ごめんね

叶夢

…はっ、回収ならさっさとした方が良いぜ?

叶夢

じゃねぇと……〔左手から酸を出し縄にして〕

叶夢

こうやって先に回収されるからなっ!〔その酸を気絶してる斎藤に巻き付け、此方側に引っ張り回収する〕

………ふふ、あっはは!

凄い…凄いよお前!

激痛に耐えながらこうやって話し異能を酷使する!

……これが成功品、あはは、良いじゃん、あっはは

叶夢

…え、何此奴怖っ…〔少し引いて〕

太宰 治

多分それ君が1番言えないと思うよ?(苦笑)

………お前に敬意を払って、名前を教えてあげるよ

ハイン・ループス

俺は「影使い」ハイン・ループス

ハイン・ループス

もう1つおまけで教えると

ハイン・ループス

俺がお前や、他の奴らを攫った、そのグズの指示でな

叶夢

さっきからグズグズ言ってるが、なんで斎藤の事をそう言ってんだ?仲間なんだろ?

ハイン・ループス

其奴はさっき負けた

ハイン・ループス

だからグズなんだよ

ハイン・ループス

負ける様な奴は約立たずでゴミ同然…

ハイン・ループス

どう言ったって勝手なんだ

ハイン・ループス

うちの組織では当然の事だよ?

叶夢

………狂ってるとは思ったが…想像以上に狂ってやがったな……〔うえぇ……と嫌そうな顔をしながら〕

太宰 治

仲間すら負けたら人間として見られなくなるとは……とんだ闇組織だね…

ハイン・ループス

好きに言っとけば良いよ、事実だし

ハイン・ループス

……所でさ

ハイン・ループス

お前が持ってるそのグズって、ほんとに斎藤雄佳?〔笑いながら自身が出てきている影から斎藤を出して〕

叶夢

っ!?〔自分の持ってる斎藤を見る〕

叶夢が持っていると思っていた斎藤は黒い異物と成り果てていた

叶夢

っ!〔異物を離して〕

異物は水の様に床に沈み、ハインの出ている影と同じ様な物になって、ハインの出ている所に入って行く

ハイン・ループス

あはは!騙されてやんの!

ハイン・ループス

影で作られた人形を本物と思うなんて馬鹿じゃん!

叶夢

お前……!

ハイン・ループス

……さて、俺の仕事は今終わったし

ハイン・ループス

帰らせて貰うね、じゃ!〔手を少し振った後、影に潜って行き〕

叶夢

!待て!ッい゛…!〔手を伸ばそうとして、傷口が痛み抑える〕

太宰 治

叶夢君!

叶夢

………くっそぉ…

この作品はいかがでしたか?

4

コメント

5

ユーザー

叶夢くんあの大怪我でも立ち上がるのすごいです、そしてめっちゃお口悪くなっていらっしゃる(苦笑)

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