あれから俺と初歌さんは
お互いに仲直りをし
自分達の家へと2人で帰った
千冬
千冬
初歌
誰にも邪魔されない2人だけの部屋
外も暗く
部屋も薄暗い
初歌
千冬
ベッドが何回も軋む音と
初歌
大好きな人の甘い声
初歌
千冬
少し見える好きな人の
甘い表情
千冬
初歌
ビクンと身体を跳ねさせた後
彼女を優しく包み込むように抱きしめた
千冬
初歌
幸せな時間を噛み締めながら
そっと彼女にキスをした
横に寝転がり
彼女の方を見た
初歌
千冬
初歌
千冬
こんな人だから
俺は彼女を好きになったのだろう
千冬
【彼女に背を向け】
初歌
【後ろからギュッと抱きつき】
千冬
(え?可愛すぎません?!)
初歌
【えへへと笑って】
仲直りしたと言う報告は
メッセージを入れた
誰もが予想していた展開に
「分かってたけど良かったな!」
「もう別れたりすんなよ?(笑)」
なんて言われたが
1人だけ大泣きしながら
「おめでとう!」
と祝ってくれた
そんな俺らは順調に交際を重ねた
そしてその3ヶ月と少し後の事…
"ゴーンゴーン"
三ツ谷
マイキー
エマちゃんとドラケンくんが結婚した
ドラケン
任せとけっての!(ニィッ)
初歌
エマ
千冬
エマ
この幸せそうな2人を
幸せそうな表情で
泣きながら見てる彼女が可愛くて
千冬
【少しからかった感じで】
初歌
彼女にはほんと敵わない
千冬
だって…
千冬
照れながらも得意気に言った俺とは違い
彼女は少し不安そうな表情を俺に向けた
千冬
千冬
初歌
千冬
(なんだろ?)
初歌
千冬
初歌
千冬
初歌
「おめでとう!」
「幸せになれよー!」
千冬
初歌
初歌
「めでたいなー!」
「美人な嫁もらってんのずりー!」
千冬
千冬
初歌
初歌
初歌
千冬
思わずマヌケな声が出る
三ツ谷
マイキー
エマ
【泣きそうになりながら口元を隠し】
ドラケン
初歌
【周りに聞かれていた事で俯き】
三ツ谷
千冬
初歌
千冬
千冬
千冬
初歌
千冬
初歌
初歌
初歌
千冬
【俯きながら】
初歌
千冬
【顔を上げては初歌に抱きつき】
初歌
千冬
初歌
千冬
千冬
千冬
千冬
『あははははっ!』
千冬
周りを見るとみんなに笑われていた
三ツ谷
千冬
ドラケン
千冬
エマ
千冬
マイキー
マイキー
千冬
初歌
不安そうな顔をする彼女
千冬
千冬
そう言って俺は
彼女を安心させる様に
彼女のお腹を撫でた
三ツ谷
エマ
エマ
マイキー
マイキー
ドラケン
マイキー
『あははははっ!』
それからの俺たちの人生は
長いようで
とても短く感じた