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楪羽*yuzuriha*
9,466
#家族関係
Shax91
107
#リート
翌日。 朝から、拠点には緊張感が漂っていた。
とはいっても。 表向きはいつも通り。
向井康二
向井の声。
岩本照
岩本が受け取る。
佐久間は相変わらず元気に笑っている。
佐久間大介
ラウール
ラウールが笑う。
そんな日常。 しかし。 その輪の中で。
阿部だけは昨日からずっと考えていた。
阿部亮平
阿部亮平
エルフレ・バルサム。 そして。 神崎。
繋がっている可能性。
だが。 まだ証拠がない。
だからこそ。
焦って動くわけにはいかなかった。
深澤辰哉
深澤が声をかける。
深澤辰哉
一瞬。 阿部は迷う。
しかし。 今回は違った。
阿部亮平
全員が見る。
阿部亮平
宮舘と渡辺も静かに顔を上げる。
阿部亮平
阿部亮平
目黒が頷く。
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
その言葉に、宮舘の表情が少し変わる。
宮舘涼太
渡辺が小さく横を見る。 だが。
宮舘はすぐにいつもの表情へ戻った。
宮舘涼太
深澤は頷く。
深澤辰哉
深澤辰哉
阿部亮平
深澤辰哉
その判断に、全員が頷いた。
その頃。 別の場所。
霧島
霧島が報告する。
神崎は資料を眺めていた。
神崎
神崎
神崎
霧島
霧島が問いかける。
霧島
神崎は首を横に振った。
神崎
神崎
神崎
神崎
霧島は少し眉を寄せる。
霧島
霧島
霧島
神崎は笑った。
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
机の上には、一枚の写真。
エルフレ・バルサム。
神崎
神崎
午後。 Snow Manは依頼人の情報を調べていた。
阿部が端末を操作する。
阿部亮平
阿部亮平
渡辺が覗き込む。
渡辺翔太
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
一瞬。 阿部は言葉を止める。
阿部亮平
宮舘が静かに写真を見る。
宮舘涼太
その花。 見間違えるはずがない。
幼い頃。 翔太と一緒に作った。 あの日の記憶。
そして。 二人だけの秘密。
渡辺翔太
渡辺の声。
宮舘は小さく頷く。
宮舘涼太
渡辺翔太
宮舘涼太
渡辺は少し驚く。
渡辺翔太
宮舘は全員を見る。
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
その判断に。 阿部は静かに頷いた。
阿部亮平
阿部亮平
守られるだけの人じゃない。
守るために。
冷静でいようとしている。
その日の夜。 依頼人の青年が、一人で歩いていた。
しかし。 そこへ黒い車が止まる。
ドアが開く。
神崎
神崎だった。
青年は頭を下げる。
青年
青年
神崎は満足そうに頷く。
神崎
青年は少し躊躇する。
青年
神崎
青年
青年
神崎は笑う。
神崎
神崎
神崎
青年は黙る。 神崎は続けた。
神崎
神崎
青年は目を伏せる。
青年
神崎
神崎
神崎の目が細くなる。
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
その言葉に。 青年は少し震えた。
青年
神崎はそれ以上答えなかった。
深夜。 Snow Manの事務所。
誰もいないと思われた部屋。
宮舘は一人、写真を見ていた。
宮舘涼太
そこへ。
??
声。
振り返る。 渡辺だった。
宮舘涼太
宮舘涼太
渡辺翔太
宮舘は少し笑う。
宮舘涼太
渡辺は隣へ座る。
渡辺翔太
突然の言葉。 宮舘は少し黙った。
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
宮舘涼太
渡辺は小さく息を吐く。
渡辺翔太
宮舘涼太
宮舘涼太
渡辺翔太
宮舘涼太
宮舘は笑う。
宮舘涼太
渡辺は少し照れたように目を逸らす。
渡辺翔太
宮舘涼太
渡辺翔太
宮舘涼太
沈黙。
そして。 渡辺が小さく笑った。
渡辺翔太
宮舘も笑う。
宮舘涼太
その時。 二人の通信機が鳴る。
阿部からだった。
阿部亮平
阿部亮平
声が低い。
阿部亮平
阿部亮平
空気が変わる。
宮舘と渡辺の表情が引き締まる。
阿部亮平
阿部が続ける。
阿部亮平
阿部亮平
一拍。
阿部亮平
阿部亮平
静かな夜。
再び。 戦いの気配が近づいていた。
深夜。 とある廃ビルの一室。
薄暗い部屋の中央に、複数の人影が並んでいた。
黒いスーツ。 無表情な顔。 そして。
腕には能力抑制装置。
以前、Snow Manが潜入した実験施設で見たものと同じ型だった。
その前に立つ神崎。 隣には霧島。
神崎
神崎は淡々と言った。
神崎
モニターに映し出される。
宮舘涼太。
神崎
神崎
黒マフィアの男たちは静かに画面を見る。
一人が口を開く。
黒マフィア
神崎は頷く。
神崎
神崎
神崎
霧島が補足する。
霧島
霧島
霧島
男が笑う。
黒マフィア
黒マフィア
神崎
神崎は否定しない。
むしろ。 楽しそうに笑った。
神崎
神崎
黒マフィア。
能力者を利用し。 裏社会で活動する組織。
神崎たちとは以前から取引関係にあった。
彼らの目的は金。 情報。
そして。
能力者の確保。
神崎はそこを利用した。
黒マフィア
男が聞く。
霧島が答える。
霧島
霧島
霧島
その言葉に。 男たちの目が変わる。
黒マフィア
神崎が静かに続ける。
神崎
神崎
神崎
神崎
空気が変わる。
神崎
神崎
神崎
神崎は一枚の写真を机へ置く。
エルフレ・バルサム。
神崎
男が写真を見る。
黒マフィア
黒マフィア
神崎
神崎は頷く。
神崎
神崎
神崎
霧島は少しだけ眉を寄せた。
霧島
霧島
神崎を見る。
霧島
霧島
神崎
神崎は即答する。
神崎
神崎
霧島
神崎
神崎はモニターを見る。
そこには。
宮舘。 渡辺。 阿部。 そして。 残りの六人。
神崎
神崎
神崎
神崎
神崎
霧島は静かに理解する。
霧島
神崎
翌朝。 Snow Manの事務所。
阿部亮平
阿部が端末を見る。
阿部亮平
深澤が顔を上げる。
深澤辰哉
阿部は画面を見せる。
阿部亮平
阿部亮平
岩本の表情が険しくなる。
岩本照
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
阿部が一枚の資料を出す。
阿部亮平
渡辺の顔が変わる。 宮舘も静かに見る。
宮舘涼太
資料に書かれた名前。
宮舘涼太。
佐久間が息を呑む。
佐久間大介
深澤はすぐ判断する。
深澤辰哉
深澤辰哉
全員
誰も慌てない。
ただ。
いつでも動けるように準備する。
その姿を見て。 宮舘は少し申し訳なさそうにする。
宮舘涼太
その瞬間。 渡辺が遮った。
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
宮舘が黙る。
渡辺は続ける。
渡辺翔太
渡辺翔太
深澤も頷く。
深澤辰哉
その日の夕方。 街中。
一人の黒マフィア構成員が宮舘を尾行していた。
しかし。
気付いている者がいた。
宮舘涼太
宮舘本人。 そして。 宮舘と共に歩く渡辺。
二人は何も言わず歩く。
しばらくして。 渡辺が小声で言う。
渡辺翔太
宮舘も頷く。
宮舘涼太
渡辺翔太
宮舘涼太
渡辺翔太
宮舘涼太
渡辺は小さく息を吐く。
渡辺翔太
宮舘は静かに前を見る。
宮舘涼太
渡辺翔太
渡辺は笑う。
渡辺翔太
渡辺翔太
渡辺翔太
その言葉に。 宮舘も微笑む。
宮舘涼太
二人は立ち止まる。
その瞬間。
周囲の影から。 黒い服の男たちが姿を現した。
黒マフィア
黒マフィア
渡辺が一歩前へ出る。
渡辺翔太
男は能力抑制装置を起動する。
黒マフィア
黒マフィア
その瞬間。 通信機が鳴った。
深澤辰哉
深澤の声。
深澤辰哉
深澤辰哉
宮舘は小さく笑う。
宮舘涼太
深澤辰哉
次の瞬間。 街灯の影から。 Snow Manの仲間たちが現れる。
黒マフィアの男たちは息を呑んだ。
神崎の計画。 宮舘を孤立させる作戦。
しかし。
一つだけ計算外があった。
宮舘涼太には。 絶対に離れない仲間がいる。
そして。 その事実こそ。
神崎が最も理解しきれていないものだった。