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あなたに恋した3年間

第1話 - あなたに恋した3年間

2019年12月06日

#恋愛

#青春

#感動

なっち

私

あなたと出会って3年が経つ
あなたを好きになって2年が経つ
あなたに振られてもう少しで2年が
経つ
これは私が光に恋した3年間の話

私

（入学式）

私

私は緊張しながら教室に入った

私

自分の席が描いてある紙をみたら隣の席の人は知らない別の学校の人だった

私

「待って、全然知らない子隣になったんだけどちょー緊張じゃん笑」

ゆう

「いやどんまい！笑」

私

「ゆうの隣り誰だった？」

ゆう

「え、きよだけど！！」

私

「最高じゃん！」

ゆう

「でしょー！」

私

「うぜぇー笑」

私

私は席に座った
そしたら隣に彼が座った

私

「やばいやばいめっちゃ緊張する」
私は心の中でそう思った

私

先生が教室に入ってきたいよいよ体育館に行くことになった

私

体育館に行く時も彼と隣で緊張するし
体育館に入ったら先輩達がいて緊張するし私は倒れるかと思った

私

（次の日）

私

朝学校に着いてもうホームルームが始まるのに彼が来なかった、

私

「え、もしかして不登校？」
そんな事ばかり考えてた

私

そしたらギリギリで彼が来た

私

寝癖がすごいし息がきれてるし

私

「寝坊した？」

私

それしか思わなかった

先生

「今日はまず隣の人と自己紹介し合ってください！」

私

「まじか、、」

私

私はそう思った

私

まともに顔をみたことないしなんなら名前だって記憶に残ってない人

私

しかも寝癖しか目にいかないし

光

「改めてよろしくね！」

私

「よろしく!!」

光

「俺の名前は光です！」

光

「当小学校から来ました！」

私

「私はの名前はナチです！」

私

「美小学校から来ました！」

私

私は彼の顔をこの時初めてちゃんと見た
そして名前をしっかり覚えた

私

（1カッ月後）

私

今日でこの席が終わりで離れてしまう

光

「あっという間だったね！」

私

「そうだね！」

私

「なんかこの人と離れたくない」

私

私はそう思った

私

なんでそう思ったのかはしばらくわからなかった

私

彼が他の女子と喋ってたらなんか嫌で嫌でしかたなかった

私

この時私は自分が彼の事を､、

私

「好き」

私

そう思った

私

（2学期）

私

私が彼を好きということはあっという間に広まった

私

音楽の時間に伊央から

伊央

「もう12月で冬休み入るよ？」

私

「そうだね！」

私

「早かったね！」

伊央

「光に告ったら？」

私

「無理無理絶対振られるから笑」

伊央

「クリスマスなら行けるって！」

伊央

「クリスマスマジックってやつだよ！」

私

「そっかぁ〜」

私

「じゃあ告っちゃおうかな？笑笑」

私

私はノリでそんなことを言ってしまった

私

（冬休み3日前）

私

私は光が学年で1番可愛い理穂に告白したという噂を聞いた

私

それは嘘ではなく本当だった

私

「ねぇねぇ光理穂に告白したんでしょ？」

伊央

「らしいね」

私

「私絶対クリスマス告白出来ないよ」

伊央

「なんで？」

私

「振られたばっかの人に告白なんて出来るわけないじゃん」

私

「振られるの分かって告白してるようなもんだよ」

伊央

「大丈夫だって！」

伊央

「クリスマスマジッククリスマスマジック」

私

「うぅーん」

私

そして私はクリスマスイブに告白した

私

彼からの返事は次の日のクリスマスに帰ってきた

私

クリスマス私は彼に振られた

私

（3学期）

私

いつも笑顔で教室に入ってくる彼だけど

私

この日はなんか申し訳なさそうに教室に入ってきた

私

「おはよう！」

私

「久しぶりだね！」

光

「う、うん！」

光

「おはよう！」

私

多分彼は私を振ったことで少し気まずいんだと思った

私

それから彼は私とあまり話してくれなくなった、、

私

（2年生）

私

彼と話すなくなってもう何日も経つ

私

学校に来てもつまらないし

私

学校に行くのも嫌だった

私

クラス替えがある

私

彼と一緒がいい

私

話してもないのにそう思った

私

「あ、一緒だ！」

私

そう私は彼と一緒のクラスになった！

私

すごく嬉しかった

私

（体育祭）

私

私は彼からのバトンを受け取ることになった

私

彼が走ってきてる

私

笑顔で走ってきてる！

光

「頑張って！」

私

バトンを渡してくれる時そう言われた

私

私は嬉しかった

私

結果は負けたけど彼からの

光

「頑張って！」

私

それが嬉しかったから負けたとか勝ったとか全然関係なかった

私

（文化祭）

私

彼はステージ発表係だった

私

私は彼しかみえてなかった

私

かっこよかった

私

その言葉しかたなかった

私

（宿泊研修）

私

私は彼と同じ研修先だった

私

なのに話してない

私

まだ気まずさがあって

私

前みたいに素直に話せない

私

悲しかった

私

そのまま宿泊研修も終わった

私

（3学期）

私

私は生徒会に立候補した

私

彼も立候補していた

私

選挙で彼が勝ち同じ生徒会に入れた

私

ここから話す機会が増えて

私

前みたいに仲良く戻れそうだと思った

私

（3年生）

私

3学期に生徒会に入りいよいよしっかりとした計画が始まった

光

「体育祭についてどうする？」

伊央

「うーん」

伊央

「どういうのをやってみたいとかアンケート取った方がいいのかな？」

光

「そうだね」

光

「じゃあアンケートつくって貰ってもいい？ナチ」

私

「あ、おけ！」

私

「どういう内容なのか教えて！」

光

「どういう体育祭にしたいのか」

光

「新しく増やしたい種目はあるか」

光

「新しい係を作るならどういう係がいいか」

光

「これぐらいでいいかな？」

伊央

「とりあえずいいんじゃない」

私

「じゃあこの内容でつくってくね！」

光

「よろしく！」

私

「うん！」

私

生徒会に入ったおかげで気軽に話すことができるようになっていった

私

（修学旅行）

私

バスは通路を挟んで隣の席だった

私

光の隣の子が

隣の子

「なんか気持ち悪い」

私

「え、大丈夫？」

光

「どっかで止めてもらう？」

隣の子

「いや大丈夫」

隣の子

「少し寝たら治ると思うし」

私

「じゃあうちら席空けるからここで寝てな！」

隣の子

「いいの？」

私

「いいよ！」

私

そういって私たちはズレた

私

私の隣に座ってたのかが光の隣に座った

私

私は補助席に座った

私

そこからどれくらい経ったかは分からないけれど

私

バスの中でいきなり手比べを始めた

私

そしたら彼が私はの手を握り始めた

光

「みてみて」

光

「こうしたら手と手の間の隙間めっちゃある笑」

私

え、この人は天然？

私

すごくビックリした

私

でもすごく嬉しかった！

私

（体育祭）

私

私たちがたくさん計画してきた事を実際にやる日がきた

私

進行するのはすごく緊張した

私

だけど

光

「頑張ろ！」

私

笑顔でそう言われた

私

「うん！」

私

緊張なんて無くなった

私

そして何もなく無事に体育祭が終了した

光

「いやぁー緊張した笑」

私

「そうだね！笑」

伊央

「ナチ！」

伊央

「打ち上げのもの取りに行こ！」

光

「一緒に行く？」

伊央

「じゃあ光とナチは学校でお金の集計頼んでもいい？」

光

「わかった！」

私

「おけ！」

光

「じゃあ行くか！」

私

「うん！」

私

打ち上げの準備を進めた

私

そんな小さいことでも私はすごく楽しかった！

私

私はやっぱり彼が好きだった

私

（ある日）

私

光を好きって人が3人出てきた

私

私は嫌だった

私

だってそのうちの2人が今の光の席の隣と前だったから

私

私は杏から

杏

「光くんのことまだ好きなの？」

私

「なんで？」

杏

「私好きだからライバルとか作りたくないと思ってね！」

私

「好きじゃないよ」

私

私はそういった

私

光の事を好きって事は誰にも言わずにいたからバレたくなかった

杏

「じゃあよかった！」

私

嫌だったこの人に取られることだけは嫌だった

私

（2学期）

私

隣の席になった

私

嬉しかった

私

でもすごく緊張した

私

入学式とは違う緊張だった

私

私は陰で杏に

杏

「あの席絶対仕組んでるしょ」

私

そう言われていた

私

でもそんなのどうでもいい

私

今は光の近くに入れるから

私

近くになったことによって話すことがまた増えた

私

一緒に遊びに行くことも増えた

私

楽しかった！

私

だけど時間が経つに連れて光を好きな気持ちは大きくなっていった

光

「この問題分かる？」

私

「全然分からない」

私

光はすごく真面目に教えてくれた

私

嬉しかった

私

幸せだった

私

この時間が止まってればいいのに

私

（卒業式）

私

私は彼に告白する事は出来なかった

私

（20歳）

私

成人する私は彼に告白しようと思った

私

あの時の私よりも変われた気がしたから

私

今の私なら彼に気持ち伝えられる気がしたから

私

だけど彼は成人式には来なかった

私

「光成人式になんで来ないの？」

伊央

「え。」

伊央

「知らないの？」

伊央

「光、今、」

伊央

「てかもう」

伊央

「バイク事故で亡くなったよ」

私

「え、」

私

卒業してから私は地元を離れて暮らしてたから何も知らなかった

私

気持ち伝えられないまま終わってしまった

私

家に帰り卒アルをみてたら

私

卒アルの後ろに彼からのメッセージが描いてあった

光

「ずっと好きだった」

光

「教室で待ってるね！」

私

そんなことが1番端に書いてあった

私

「なんで、なんでこんな端に書くの？」

私

「なんで、」

私

あの時あの卒業式で私が彼に気持ちを伝えていれば

私

今が変わっていたのだろうか

私

変わっていなかったのだろうか

私

皆さんは今好きな人がいますか？

私

大切にしたいと思う人がいますか？

私

そういう人がいるなら今を大切に

私

その人がいついなくなるかなんて誰も分からないんだから

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なっち

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