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HQ 短編集 ※夢※

10 - 黒尾さんハピバ

♥

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2022年11月17日

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朝は冷える。心臓がギュッとなる 寒いせいなのか、あいつを待ってるせいなのか。 考えててもしょうがない。  視線を前に向けると、見慣れた姿が見えた

あなた

黒尾!と孤爪くんおはよう

ですよね、2人一緒ですよね なんて失礼な事を思ってしまった

黒尾

オハヨー!なになに○○朝早くからボクに会いたかったんですか(ニヤ)

孤爪くんはペコリと頭を下げたと思ったら

あなた

はぁ!?こっちも朝練ですぅ!!

分かっていても煽りに乗ってしまう しかも図星だったから、語気が強くなってしまった。

研磨

クロ、先いく

黒尾

あ、おう

そう言って孤爪くんは部室に向かった。黒尾は、それを見送って私を見る。嫌なこと言ってくるのに、よく気がつくんだよね。 腹くくろう! そう思ってポケットに入れてた手のひらサイズの紙袋を勢い良く黒尾に渡す。

あなた

・・・はいっこれ!

黒尾

なにこれ

やばっ、間違えた

あなた

お誕生日おめでと!

黒尾

・・・

手が熱い。めちゃくちゃ私の手の中見てるのが分かる。恥ずかしくて早口になる

あなた

た、たまたま見つけて

黒尾

ありがとう、開けていい?

顔が見れなくて、顔を背けてしまう 手の中が軽くなった。そしてガサガサと紙袋の音がした。

あなた

良いなっておも

黒尾

ブハッ!!

人の言葉を遮って勢い良い吹き出す黒尾。 思わず顔を上げた

黒尾

なに、俺がさんまの塩焼き好きなの知ってたの(笑)それでコレ?

そう言ってゲス顔をしてきた。 人の気持ちも知らないで腹立つ。

あなた

いや、知ってというか、見た目だよ見た目!もう良いよ、返して!

小さいリアルなさんまの塩焼きストラップ。 取り返そうとしたけど、手を高く上げられ届かない。

黒尾

一度あげたものを返せなんて、なんてこというの(笑)それにいらないなんていってませーん

あなた

うっさい!

黒尾

ハハハっ、ありがとう

笑いながらそのストラップをポケットにしまってくれた。 腹立つことばっか言ってくる けど、それを楽しんでる自分がいる

あなた

・・・それ、食べれないからね

黒尾

食べません

黒尾

あと○○部活もう引退してるよね

end

最後まで読んで頂きありがとうございます。 お誕生日おめでとうー! クロさんは、基本女子には大人な対応かなって思った どんな子でも愛してくれそう でも気になる子は煽っちゃうのかなって(笑) 生まれてきてくれてありがとうございます 2022/11/17

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