今日はジェルの誕生日
だから、結構気合いをいれます!
あいつの好きなものは大体知ってる
多分あいつのことを誰よりも知ってる
てか、そうじゃなきゃ困る
どんな反応するんだろう
楽しみだなぁ
時計の短い針は7を刺そうとしていた頃
鍵が開く音がして
俺は1秒でも早く
あいつに会って、言いたかったから
わざわざ玄関まで行ってあげた
お誕生日おめでとう
そう言うと
ジェル
ジェル
そしてリビングに入って 机の上を見ると
ジェル
ジェル
ジェル
さとみ
さとみ
さとみ
ジェル
そう言って洗面所に行ったと思ったら
秒で戻ってきた
ジェル
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
当たり前だろ
俺が作ってるんだから
そう心の中で思い料理が乗ったスプーンをジェルの口の前に近づける
さとみ
ジェル
さとみ
ジェル
俺の行動に疑問を持ったのか 戸惑っている
さとみ
さとみ
ジェル
ジェル
さとみ
俺はこんなにも恥ずかしいのに
余裕そうに笑ってる姿がむかつく
俺の方が年上なのに
ジェル
ジェル
喜んでいる姿を見てホッとしていたら
そのまま腕を引っ張られて 触れるだけのキスをされた
そして、腕を掴んだまま
ジェル
あー、ほんとにむかつく
だからね、
俺も余裕そうにこう言ってやったの
『 残さず食えよ 』
って。
コメント
2件
最高
ごちそうさまです