恋愛短編集

俺は小さい頃家が火事で燃え、その頃俺は右足を火傷をした。 その火傷は今でも治らない。だから「キモい」「汚い」といつも言われる

「こんな火傷がなければ」

何度思っただろう

火か…苦手だなぁ

まだトラウマは治んないや…

ﾎﾞﾜｯ🔥

数週間後

俺は段々かなめと話していくうちに、かなめが好きになっていった。

でも同性の人を好きになっていいのか、この火傷がある体で恋をしていいのか

いろんなことが不安だった

まぁこの恋も"どうせ叶わないんだけどね”

一週間後

こうしてかなめと付き合うことができた

俺はとっても嬉しかった。でもあんな事が起きるとは思いもしなかった

急にその日はきた

こんな火傷がある体でかなめと付き合ってることが笑われたり、バカにされたりキモイと言われることが多かった

言われてかなめに自分の体を見せるのも恥ずかしくなっていった

次の日

かなめ視点

今日、しのが休んだ

いつも一緒に帰るのに、帰ってくれなかったし、昨日話してもくれなかった

数時間後　　　　　　　しの視点

ピンポーン♪

どうしよう…かなめに自分の姿見てほしくない

”自分の汚い姿を"

「キモい」「かなめも嬉しくないと思うよ?w」「汚い姿で」

どうして…なんで悪口が頭に浮かぶの…

なんで喋れないの?

なんで見てほしくないんだろう

そして次の日学校に行った

もちろん悪口も言われたけれどかなめが止めに入ってくれた

そして帰りに公園によった

数分後

その日から俺は花のように強くなれるんじゃないかと思った

そして火傷も悪いことじゃないとわかった

もう、何を言われても関係ない。

死にたいだなんて思わない。

「俺のすべてを愛してくれる人がいるから。」