テラーノベル
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例えば
急にとてつもないなにかに襲われて
その
なにかっていうのは
きっと不安という感情で
その不安はなんの前触れもなく訪れたとして
理由もわかんないんだからどうにもできなくて
とにかく頑張らないとって
そうやって無理して
勝手に壊れて
藤澤涼架
たまに嘔吐しそうになる
貴方たちの優しさを受け入れられなくて
若井滉斗
大森元貴
藤澤涼架
表上はそう言ってるけど
なんとなく壊れてきてるのが自分でもわかってて。
人と接するのを全部断ちたくなるときがある
藤澤涼架
大森元貴
藤澤涼架
大森元貴
大森元貴
藤澤涼架
その休暇が鍵となって
なんとなく僕の中の積み上げてきた
脆い脆い
木で造られたような城が
壊れていく感じがした
Blizzard
朝。
今日から何も考えなくていい
無理しなくていい
そう理解した途端
ぷつんとなにかがきれた
電子機器をつける。
僕の目の前が明かりで照らされる
藤澤涼架
気づいたらそう送ってた
メンバーに
大好きだった筈の元貴と若井に
" は?どういうこと " "え、?どした?おれなんかした?"
無数になる通知音を 気にしようとなんて思えなかった 僕って最低だったから。
なんとなくしんどかった
何となくで全部が壊れた
藤澤涼架
藤澤涼架
藤澤涼架
おかしなことしてるって自覚はあっても
送信を取り消そうとは思えなかった
食欲は湧かない
なんとなく歩きたくなって。 歩く準備をして。 ドアを引いた
藤澤涼架
雨が降ってた。
周りに人はいないから。
傘を差す気にはなれなかった。
藤澤涼架
雨に心を持っていかれたような気がした
前から人が来た
傘を差した、正常な人。
いやだったけど。
知らない人だしいいや。
僕は前に進んだ
6歩進んだ時
右手首に違和感を覚えた
掴まれてるような
咄嗟に振り返るとさっきの傘の人が僕の手首を掴んでる
顔を上げた。
頭が真っ白になった。
元貴と若井だった。
大森元貴
その言葉に僕は返事出来なかった
さっきのメールを思い出して
頭が真っ白になってて
手がだんだん冷たくなるのを感じた
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
若井滉斗
藤澤涼架
言葉が出ない
真っ直ぐ見つめてくるその目を
くり抜いて
部屋に飾りたいくらい
綺麗に見えた
藤澤涼架
やっと出た言葉がそれだった
大森元貴
若井滉斗
責められてないのに
怒られてないのに
心がキュッとなって
とにかく夢中で逃げた。
大森元貴
若井滉斗
2人の大きな声が耳に響く
途端目眩がした。
耳がキーンとなって
痛くて痛くて
目がぱちぱちした。
怖かった
元貴と若井に向けられた針が
怖かった。
僕を敵として見ているみたいで
こわい。
藤澤涼架
元貴と若井が追いかけてる音がする
足が速くてよかったと安堵したのと同時に
足が速いことに対して後悔した
朝早いからか。
人の姿は見えず
雨の音ばかり聞こえる
まだ物事を正常に考えられない。
藤澤涼架
頭がキーンとした
立っていられない痛み
耳の奥が痛い
どうにか人目のつかないところを見つけて
そこで体の思うままに動かしてやった
身体を壁にもたれかける
たっていられない
足が震える
痛い。
耳の奥が痛い
苦しい
藤澤涼架
元貴side
雨が街に響く
隣に立つ若井はいつもは慌ただしいくせに変に冷静だ。
大森元貴
若井滉斗
大森元貴
若井滉斗
若井滉斗
腹ただしくて仕方なかった
大森元貴
大森元貴
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
若井滉斗
大森元貴
大森元貴
若井滉斗
そこには綺麗に眠る涼ちゃんがいた。
まるで死んでるみたいな。
そんな顔をしていた。
ふたりで歩み寄る。
大森元貴
藤澤涼架
僅かにふるえる
藤澤涼架
藤澤涼架
目は俺らをしっかりと捉えている。
でもすぐに目を逸らし
立ち上がって
どこかへ行こうとしていた
若井滉斗
藤澤涼架
藤澤涼架
その声はとても強かった
でも、微かに震えていた
涼ちゃんの拳に力が入っているのがよくわかる。
大森元貴
藤澤涼架
藤澤涼架
若井滉斗
涼ちゃんは笑顔を作る
余裕のない。
悲しそうな笑顔。
藤澤涼架
頭が真っ白になった
藤澤side
2人に起こされる。
立ち上がると目眩がする。
大森元貴
若井滉斗
僕はしばらく考えた
どうするのがいちばん適切か
いちばん正しいか
いちばん心配させないか
嫌われるか
僕は頑張って、頬にとてつもない力をいれて
口角を持ち上げた。
藤澤涼架
言えた
言ってしまった。
元貴と若井の目が真っ黒になる。
痛い。
心が張り裂けそうになる
今日が雨でよかったと心底思う。
涙を流しているのを見られないから
気づいてくれないだろうけど
これも僕の愛なんだ。
その愛が届くわけもない。
僕がひとりで勝手に踊っているだけ。
ちゃんと、両目で。見ててね。
ねぇ
ねぇ
気づいて。
心の中でそう叫ぶ自分がいることに心底腹が立った
新章 . ♡ …… 100 ……hQの方も近頃出します。忘れてて本当にすみません、。あとあけおめです。
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