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俺が消える日

第3話 - 離れないように

533

2025年07月04日

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おむらいちゅ

今日は珍しくみんなでダンスレッスンの日

そこで問題は起きた

先生

けちゃくん、、

先生

ここの振りを間違えるの何回目？

けちゃ

…すみません、

先生

もう5回目だよ？

けちゃ

…はい、

先生

やる気がないってことでいいのかな？

けちゃ

…いや！やる気はあります！

けちゃ

…まだ頑張らせてください、

先生

…わかった、

先生

一旦休憩しようか、

けちゃ

…はい、

俺たちは先に休憩に入っていたから

遠めでけちゃを見ていた

ちぐさ

けちゃ、大丈夫かな、

心配そうなちぐさ

あっきぃ

んね、大丈夫なのかな、、

あっと

疲れてるのかもな、

みんなもけちゃを心配そうに見つめている

ぷりっつ

…

そんな中不思議そうな顔のぷーのすけ

まぜ太

どした？

ぷりっつ

ん、いや、

ぷりっつ

なんかあいつらしくないよな、

ちぐさ

どーゆーこと？？

ぷりっつ

あいつはダンス下手だけど

ぷりっつ

流石に3回も教えられたら覚えるのに

ぷりっつ

今日は全く覚えられてない

あっきぃ

…たしかに

言われてみればそうだ

どんなにダンスが苦手なあいつも

5回も聞くことなんてない

言ってしまえば、異常だ

まぜ太

(あいつ、大丈夫か？)

そして俺も疑問に思い始めた

その後3時間ダンス練習があった

結局、何度練習してもけちゃおが覚えられることは無かった

流石の先生も愛想をつかし

先生

…けちゃくんにはまだ早かったかもね、

先生

もっと簡単な振りを考えてくるよ、

そう言い残し去っていった

ちぐさ

…けちゃ、

けちゃ

ん？

ちぐさ

大丈夫…？

けちゃ

大丈夫だよ〜

あっきぃ

…けちち！

けちゃ

ん？

あっきぃ

美味しいもの食べに行こうよ！

あっきぃ

今から！

ちぐさ

たしかに！

ちぐさ

行こう！けちゃ！

けちゃ

心配してくれたの？

そう言いながらけちゃが少し微笑む

けちゃ

ありがとう

けちゃ

…でも、今日はまだ仕事が残っててごめんね？

申し訳なさそうにけちゃが謝る

ちぐさ

ううん！

ちぐさ

また行こう！

ちぐさ

ね！あっきぃ！

あっきぃ

うん！そうだよ！

あっきぃ

いつでも行けるんだし！

あっと

まぁ、仕事もほどほどにな？

けちゃ

ありがとう、あっちゃん

ぷりっつ

ほな、帰るか、

けちゃ

あ！僕は用事済ませてタクシー呼ぶつもりだからみんなは先に帰ってて！

ぷりっつ

おう

ぷりっつ

気をつけて帰れよー

けちゃ

うん！

けちゃ

またね！

そう言って俺たちはレッスン場を出た

あれから2時間後

俺はみんなと別れてもう一度レッスン場に戻ってきていた

扉を開けて中に入る

まぜ太

…やっぱり居た、

そこには座り込んでいるけちゃおがいた

けちゃ

…何しに来たの、まぜち

けちゃおは背中を向けたまま話す

まぜ太

お前のことだから

まぜ太

残って練習してると思って

けちゃ

…もう遅いから帰りなよ、

いつもとは違う冷たい言葉に少し驚く

まぜ太

俺も練習させてよ

けちゃ

…なに、冷やかしに来たの？

まぜ太

違ぇよ

けちゃ

だったらなに！！

けちゃおの怒鳴り声が部屋に響く

まぜ太

っ、

けちゃ

まぜちはっ、

けちゃ

まぜちは、出来てるじゃんかっ！！

そう言ってけちゃおが俺の方を振り向く

まぜ太

っ、けちゃ、

振り向いたけちゃおは

泣いていた

けちゃ

僕だってっ、

けちゃ

僕だって！

けちゃ

わざと間違えてるわけじゃないっ！！

溜まっていたけちゃおの本音が溢れ出す

まぜ太

…けちゃ、

けちゃ

なのにっ、

けちゃ

…なのに、、

けちゃ

…覚えられないの、

けちゃ

…どうしても覚えられないの、

そう言いながらけちゃおが俯く

けちゃ

…ごめんね、まぜち、

けちゃ

まぜちにこんなこと言いたいわけじゃないのに、、

俺はけちゃおのところに向かう

そして

けちゃおを静かに抱きしめた

けちゃ

…まぜちっ、

まぜ太

…けちゃ

まぜ太

俺の方こそごめんな、

けちゃ

…え、

まぜ太

俺は良かれと思って言ったけど

まぜ太

けちゃからしたらそう思うよな、

まぜ太

ごめん

けちゃ

う、ううんっ！

けちゃ

まぜちは悪くなくてっ、

けちゃ

僕がっ、

まぜ太

けちゃ

…なに、、

まぜ太

僕が、なんてもう言わないで

まぜ太

俺にも支えさせろよ、

けちゃ

…まぜち、、

そう言いながらけちゃも俺を抱きしめ返す

けちゃ

…ありがとう、

まぜ太

…うん、

俺たちはそのまま暫く落ち着くまで

抱きしめあっていた

…離れないように、強く

そして2人は気づかなかったが

入口近くにもう一人

ぷりっつ

…

ぷりっつ

(…覚えても、覚えられない)

ぷりっつ

…そっか、

主

…悲しい(´；ω；｀)

主

また次のお話でお会いしましょう🥲💓

主

ばいばい👋🏻‪

俺が消える日

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ぷりたーん!? やばいまじで全部の作品神かよ😱

めっちゃドキドキなとこで終わって続き気になりすぎてタコになっちゃうよォ（？）今日最高でした😭👏✨ 続きめちゃめちゃ待ってます！

何があったんだけちちー、泣😭 ぷりちゃんの最後の言葉も気になりすぎる🥺😭🥺😭

おむらいちゅ

プロフィール

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