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珠鈴
楽しんでネェ〜っ☆
珠鈴
ボクを､､､､奪いに､､､､？
フョードル・D
はい。
珠鈴
なんで､､､､ボクを､､､､
フョードル・D
何故か、ですか。
フョードル・D
それは貴女が呪人であるからです
珠鈴
ｯ、！
珠鈴
何故其れを､､､､
フョードル・D
ぼくなら貴女に愛を与えられます
フョードル・D
来ませんか
フョードル・D
此方側へ。
珠鈴
､､､､愛と云うのは自分が愛した者から与えられるからこそのモノだ。
珠鈴
ボクの呪いを知っておきながら太宰サンはボクに愛を教えてくれた
珠鈴
其れを傷つけたモノからの愛なんて、ボクは要らない
フョードル・D
そうですか。残念です
カチャ、と云う音と共に銃口が 向けられる
珠鈴
､､､､キミはボクを撃たない
フョードル・D
どうしてそう思うのです？
珠鈴
ボクが猟犬にいたから
フョードル・D
それなら問題ありません
珠鈴
､､､､
珠鈴
矢張り､､､､アノ人が天人五衰か。
フョードル・D
勘のいい人ですね
珠鈴
でも、其れ安全装置外れていないよ
フョードル・D
えぇ、わざとです
珠鈴
わざと､､､､
フョードル・D
最後に言い残すことはありますか
珠鈴
､､､､ボクの父親を狂わせたのは誰だ
フョードル・D
､､､､
フョードル・D
ふふ､､､､
フョードル・D
ぼくが彼を狂わせたと言いたいのですか？
珠鈴
父の携帯履歴を見た
珠鈴
そこには御前との通話履歴があった
珠鈴
だが、其れを御前が残すとは思えない
フョードル・D
だから何ですか
珠鈴
答えろ
珠鈴
父親を狂わせたのは誰だ
珠鈴
御前と父は顔見知りだろう
フョードル・D
ふふ、そうですね
フョードル・D
彼を狂わせたのは貴女と云う
フョードル・D
存在です
フョードル・D
いえ、正式には貴女の呪いですね
珠鈴
ボクの､､､､呪い？
フョードル・D
それでは、さようなら
珠鈴
待っ！
ばんっ
珠鈴
ｯは、！
太宰( １５ )
おはよう
珠鈴
太宰幹部
珠鈴
傷は、、
太宰( １５ )
ねぇ、シュリ
珠鈴
はい､､､､？
太宰( １５ )
キミさ
珠鈴
？
太宰( １５ )
本当に、
『 人間なの？ 』
珠鈴
ぁ､､､､ｯ､､､､え､､､､
私は一瞬目を見開き暫く動かなかった
珠鈴
､､､､ぁ､､､､ぇ､､､､ｯ､､､､
人間、って言えばよかったのに
人のはずなのに
彼を説得させることのできる言葉が
あったはずなのに
珠鈴
､､､､
下を俯き何も言えなかった。
珠鈴
えっと､､､､首領､､､､お騒がせしてしまい申し訳ありませんでした
森鴎外
大丈夫だよ。それより
森鴎外
大丈夫かね？
珠鈴
え、な、何がですか？
森鴎外
彼と話すと魂を抜かれると言われているが､､､､
珠鈴
魂を抜かれてなどいませんが､､､､
森鴎外
なら、良かった。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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