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こんな仕事こりごりだ！！

第17話 - 第一話，排除屋さん

900

2025年10月21日

#参加型

#創作BL

#コメディ

#ほのぼの

喜田さん

樹狭霧苗斗

少し…だけ…

ガチャリと、ドアが開く音がした。

樹狭霧苗斗

…ゎ…

苗斗はドアの前で立ち、キョロキョロと周りを見渡した

広々とした場所で、デスクには沢山の資料が積まれていた。

そこには誰も居なく、しんと静まっていた

樹狭霧苗斗

…

苗斗はポツンと立って、動こうとしなかった

そんな時＿＿

？？？

やぁやぁやぁ！

樹狭霧苗斗

ッひ！？

背後から誰かの声がした。その声を聞き、突然だったからなのか苗斗はビクッと体が震え、高い声が漏れた

？？？

あっはは、驚かせちゃったかな？

樹狭霧苗斗

だ、だだだれです…か…

苗斗は背後を見た。

？？？

それはこっちが聞きたいなぁ？

古瀬藤利

あんた、誰？

そこに居たのは、苗斗よりも背が高く、センター分けで小さな一つ結びをした男だった

思ったよりも距離が近かったのか、苗斗はサッと小さな距離をとった

樹狭霧苗斗

ぁえ、えっと……

古瀬藤利

あはは、これって警戒されてる感じ？

彼は胡散臭い笑顔を見せながら、苗斗の目をジッと見つめた

樹狭霧苗斗

ぇ、あ、ぁあの…

苗斗は突然喋られてしまったので、困惑してしまい目を合わせられなかった

樹狭霧苗斗

（ど、どうしよう…無断で入ったとは言えない…！）

樹狭霧苗斗

（だけど正直に言わないとこの気まずい雰囲気が続くだけ…い、言うしかない！）

苗斗は大きく息を吸い、口を開いた

樹狭霧苗斗

そ、その…
見た事なかった場所だったので無断で入ってしまって！す、すいませんっ！

苗斗の声は震えており、彼に顔を見せてはあげなかった。

そして苗斗の言葉を聞いた彼は、ポカンと言う表情をしていた

古瀬藤利

…ぁー…そう言う感じねー！

そして理解したのか、彼は笑顔に戻った

古瀬藤利

あはは、よく居るよそう言う人〜。だけどあんたみたいに正直に言う人初めてだなぁ。

樹狭霧苗斗

（り、理解してくれた…）

苗斗は安心したのか、硬かった表情が緩んでいった

古瀬藤利

…今おれ以外の人全員任務行ってるからなぁ〜…

古瀬藤利

…とりま社長の所行こっか☆

樹狭霧苗斗

……

樹狭霧苗斗

え？？？

古瀬藤利

社長ー！！

樹狭霧苗斗

ぇ、あのちょ…！

社長

ん？…なんだお前か…

社長

…って、ん？？

社長

おいお前そいつは誰だ。

社長

…ゆ、誘拐？？

古瀬藤利

いやおれそんな事しないって

樹狭霧苗斗

ｪ、ｪ……ぁの…

苗斗は今の状況が全く掴めていなかった。

よく分からない怪しい人に手を掴まれ、そのまま違う場所に連れて来られ、葉っぱを咥えサングラスを掛けている人のところに連れてこられ…

苗斗は困惑状態でしかなかった

樹狭霧苗斗

……ぁ、あの僕別に…そう言う訳では…

古瀬藤利

んぇ？

樹狭霧苗斗

……（話にならないかも……もう良いや諦めよ）

困惑だった表情が、突然諦めた表情になる苗斗。そんな事はお構い無しにペラペラと彼は話し始めた

古瀬藤利

あー社長社長、なんかこの人無断で入ってきた感じで〜

社長

あぁ、よくあるやつねはいはい。

古瀬藤利

んでまぁなんか、一応連れてきた感じ。

社長

うん、そっかそっか。

社長

…いや何でだよ

古瀬藤利

え？何が？

社長

いやお前いつも無断でここ入ってくるヤツ全員追っ払ってたろ

古瀬藤利

そりゃあ興味無いしー？面白くない感じだしー？

社長

…あぁ、そう言うことか…

社長

お前はつまりその人に恋をしたってわけか…

古瀬藤利

いや違うんだけど

樹狭霧苗斗

……

樹狭霧苗斗

（どう言うことだよ…本当に意味分からないんだけど…）

社長

ふぅ…まぁ気を取り直して。

社長

えーと、君、名前は？

樹狭霧苗斗

…ぇ、あ僕ですか？

突然名前を教えてと言われた苗斗は、少し困惑気味にそう言った

社長

まぁそうだね、君しか居ないんだから

樹狭霧苗斗

あー…えっ……と…

樹狭霧苗斗

き、樹狭霧苗斗、です…

社長

樹狭霧苗斗…分かった

社長

まぁきさっちで

樹狭霧苗斗

（きさっちって何！！）

社長

えっとねきさっちくん。

社長

君も排除屋に就かない？

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

いやあのそんな単刀直入に言われても困るだけですが…

社長

え…

社長はしゅんとした表情をして苗斗を見つめた。だがすぐ気を取り直し、先程の雰囲気に戻った

社長

ごほんっ
…ふぅ、まぁ良いだろう

樹狭霧苗斗

いや良くないですよ

社長

私は細かい事嫌いなの

樹狭霧苗斗

えぇ…（そう言う問題なのか…？？）

古瀬藤利

じゃあ特別におれが教えてあげるよ〜。

社長

藤利、お前中々使えるな…

古瀬藤利

あはは、まぁね〜。あ、だけど今回だけだからね？

社長

え…マジ？

古瀬藤利

マジ

社長

そんな…くそめんどい…

古瀬藤利

あんた社長でしょ
…まぁ良いや、て事でおれが教えてあげるね〜

樹狭霧苗斗

は、はい…

古瀬藤利

えっとね、まぁここは排除屋って言う場所でさ。ほら、看板に書いてあったでしょ？

樹狭霧苗斗

あ、ありましたね…

古瀬藤利

まぁその排除屋って言うのは怪物を殺す仕事ってわけ

古瀬藤利

んで、人数足りてないからとりま入ってくんない？って事

樹狭霧苗斗

…え…

樹狭霧苗斗

は？？？

古瀬藤利

あれ、分かんなかった感じ？

樹狭霧苗斗

い、いや分かりますよ…

樹狭霧苗斗

か、怪物って…何ですか……？？

古瀬藤利

あぁー…まぁそうなるよねぇ、おれも最初はなってたし

古瀬藤利

はい社長の出番だよ〜。ガンバガンバー。

社長

えぇぇええぇ…

社長

あーー…まぁね、怪物ってのはー…すごい……うん、すごいヤツなんだよ

樹狭霧苗斗

（語彙力終わってるなこの人…）

苗斗はうんざりした表情で額に手を当てた。

樹狭霧苗斗

…怪物って、どんなのですか？

苗斗は一応の為、社長にそう言った。

社長

あぁ、まぁ怪物ってのはねぇー…

社長

はいこれ

樹狭霧苗斗

……

樹狭霧苗斗

…ぇ……

苗斗は目を見開いた

思ったよりも怪物感がなかったからだ。

樹狭霧苗斗

…ほ、本当にこれが怪物…？

社長

そうだ

樹狭霧苗斗

…なんか…こんな事言うのもアレなんですけど…

樹狭霧苗斗

弱そうですね

社長

それは思う

古瀬藤利

それな〜

樹狭霧苗斗

（あ、皆んな共感するんだ…）

樹狭霧苗斗

えっと…これを、倒すんですね

社長

そうそう。まぁ武器はこれなんだけど…

社長が手に取ったのは、刀や銃、弓矢等だった

樹狭霧苗斗

…！

苗斗はそれを見て、目を光らせた。久しぶりに弓矢を見て興奮している様だった

樹狭霧苗斗

…この弓矢良いですね。

社長

……え、そうなの？
まぁそうしとくか。

樹狭霧苗斗

（この人ポンコツ…）

社長

まぁそれでね、コイツは…何だっけ、チャラクマだっけ

古瀬藤利

チャクラムね

社長

あぁそれそれ、チャクラムだチャクラム。

社長

まぁそのね、コイツはチャクラムって言う武器使って怪物退治しててね…

社長

まぁそれでさぁ…コイツ以外は皆んなバディ組んで退治してるんだけど、コイツいないんだよ、バディ

社長

可哀想だろ？

古瀬藤利

社長ディスってんの？

社長

え…いやそんなつもりないけどなぁぁ…？？

樹狭霧苗斗

（あるだろうな絶対…）

樹狭霧苗斗

…まぁ、それで僕にこの仕事に務めてほしいと？

社長

そう！！

社長

まぁこの仕事は平和を守る感じのやつだしさぁ〜

樹狭霧苗斗

そんな言葉で釣れる人間じゃ…

社長

給料高いよ？

樹狭霧苗斗

…！！

樹狭霧苗斗

…ぇ、本当ですか？

社長

うん

樹狭霧苗斗

……ちなみに、どれくらい…

社長

えっとねぇ…はい。

樹狭霧苗斗

……！！！

樹狭霧苗斗

入ります

社長

（チョロい）

古瀬藤利

（チョロいなぁ…）

樹狭霧苗斗

…ぁ、でも面接とか…

社長

あぁ、それなら今からしてもらうよ

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

え？？？

樹狭霧苗斗

ちょ、ちょっと待ってください僕まだ何も考えてな＿＿

社長

まぁ面接と言うか、怪物退治してもらう感じかな

樹狭霧苗斗

……ふぅう"ぅー…

苗斗は大きな溜息を深く吐き、手を頭に当てた。

樹狭霧苗斗

…僕まだそう言うの未経験なんですけれど…

社長

あぁ、大丈夫大丈夫。それならコイツと一緒に行ってもらうから

社長

あ、だけどちゃんと結果は出してもらわないとだから。

社長

頑張ってねー

樹狭霧苗斗

…

社長

んじゃ、連れてけ

古瀬藤利

はーい

樹狭霧苗斗

え、ちょっとま

樹狭霧苗斗

（何でだよ！！！！）

樹狭霧苗斗

（めっちゃくちゃだなほんと！！）

古瀬藤利

おーい、あんた大丈夫ー？

樹狭霧苗斗

ぇ、あはい…大丈夫ですけど…

古瀬藤利

なら良いやぁ。

古瀬藤利

…そう言えば名前言ってなかったな…

古瀬藤利

おれは古瀬藤利、ま、よろしく〜！

樹狭霧苗斗

え、えっと…樹狭霧苗斗、です。…よろしくお願いします…

古瀬藤利

…そう言えばさ

古瀬藤利

あんたがドアの前に立ってた時、一瞬女だと思っちゃったんだよね〜。

樹狭霧苗斗

…は、はぁ……

樹狭霧苗斗

（と、突然だな…）

古瀬藤利

もしかして、女性だったりするの？

樹狭霧苗斗

ぇ、な…

樹狭霧苗斗

ち、違いますよっ！

古瀬藤利

んふ、知ってる〜。

樹狭霧苗斗

ぇ…じゃぁ何で聞いて…

古瀬藤利

ん〜？まぁなんか冗談的な？

古瀬藤利

苗斗ってチョロそうだし、騙されやすそうだし？あはは〜♪

樹狭霧苗斗

なッ…！！

苗斗はその言葉が頭にきたのか、藤利を睨む様な目で話した

樹狭霧苗斗

…あんまり舐めないでくださいよ…僕そんなに騙される人じゃな＿＿

古瀬藤利

あ、虫ついてる。

樹狭霧苗斗

へッ！？

古瀬藤利

あっはは、冗談冗談♪

樹狭霧苗斗

っ…！！

苗斗は更に目つきが悪くなり、警戒心が強い猫の様だった

古瀬藤利

やだなぁ、そんな目付きで見られたらおれ悲しいよ？

樹狭霧苗斗

誰のせいだと…

古瀬藤利

＿＿＿居る

その時、バッと苗斗の前で右腕を広げ、守るかの様な体制になった

樹狭霧苗斗

…？居るって何が…

樹狭霧苗斗

…（…もしかして怪物…だよね…？うん絶対そう）

苗斗は状況を把握し、持っていた刀を抜き出した

怪物

……

樹狭霧苗斗

…（うっっ…わぁぁ…あ、アレが怪物…）

樹狭霧苗斗

（…思ったよりもなんか気持ち悪いかも…）

古瀬藤利

…よーしっと

古瀬藤利

早めに倒して帰ろっと。

樹狭霧苗斗

…はぃ。

＿＿＿と、色々あり…

樹狭霧苗斗は、この仕事に就くことになった

怪物を倒すのは案外余裕だったらしく、すぐ任務を果たせ、社長は合格と言ってくれた。

その日から仕事を始め三日も経つが、苗斗には疑問が一つあった。

それは＿＿＿＿

ロンリネス・リーパ

苗斗さん、この資料…

樹狭霧苗斗

あ、ありがとうございます。

ロンリネス・リーパ

ううん、大丈夫…

ロンリネス・リーパ

また何かあったら、言ってね…

樹狭霧苗斗

わかりました、ありがとございます。

古瀬藤利

なーえとっ！

樹狭霧苗斗

っわ…きゅ、急に入り込まないでくださいよ…

古瀬藤利

あっはは〜、めんごめんご

古瀬藤利

てか、その資料何ー？

樹狭霧苗斗

最近ここら辺に住み着いてる怪物の＿＿って…

樹狭霧苗斗

…藤利さん、近いです。

古瀬藤利

え？そう？

樹狭霧苗斗

そうですよ、距離感バグってるんじゃないんですか？

古瀬藤利

いやいやそんなことないよ〜。

古瀬藤利

…もしかして恥ずかしいの？

樹狭霧苗斗

なッ"……違います！！

古瀬藤利

あっはは！はいはい分かってるよ〜。

古瀬藤利

んじゃ、おれはあっち行ってるね〜。

樹狭霧苗斗

…はぁ……

ロンリネス・リーパ

…大変だね、苗斗さん。

樹狭霧苗斗

へ、ぁ、いやそんな…

樹狭霧苗斗

もう慣れてきた事ですよ…はは…

ロンリネス・リーパ

そっか…

ロンリネス・リーパ

…何かあったら、その…相談しても良いからね。

樹狭霧苗斗

ぁ…ありがとう、ございます。

樹狭霧苗斗

（ロンリネスさんって優しいよな…まぁ…僕より年下なんだけどね…）

吹野紬

ロリンネス〜！！

ロンリネス・リーパ

わっ…！？

吹野紬

…はぁぁぁあ…すっっごい大変だったよぉー…あ"ー…ロリンネス不足すぎて死にそうになってたから本当最高…

ロンリネス・リーパ

ちょ、紬さん苦しい"…

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

…ふぅ…仕事戻ろう……

樹狭霧苗斗

…えっと…

一館綾紀

おい

樹狭霧苗斗

…ぇ、あ…何でしょうか。

一館綾紀

……フッ

樹狭霧苗斗

（…えぇ……どう言う反応をすれば良いんだろうか…）

樹狭霧苗斗

…ぁ、あはは……

一館綾紀

おい、誰が笑って良いなんて言った

樹狭霧苗斗

（面倒くさいって！！）

樹狭霧苗斗

え、ぁあすいません…

一館綾紀

ふん…一応言っておくけどな

一館綾紀

オレが一番最強でお前は最弱だからな！！分かったか！！！

樹狭霧苗斗

は、はぁ……

一館綾紀

何だその返事は！！

一館綾紀

オレの言う事はぜった＿

雷刃凛

あーあー綾紀君〜？

一館綾紀

ゲッ…！！

雷刃凛

また人の事いじめて…駄目だよ、そんな事したら？

一館綾紀

いじめてねぇ！あと、お前に指図される権利なんてねぇんだよバーカ！！

雷刃凛

はいはい分かった分かった

一館綾紀

分かってないだろ！！

雷刃凛

分かってる分かってる。だからそんな怒らないでって。

一館綾紀

ちょ…頭撫でんな気持ち悪ィんだよ！！

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

…さて、仕事に戻るか…

鬼咲朧真

はぁ〜、疲れたぁー…

白音冬夜

……

鬼咲朧真

…なんか反応くれても良くない？

白音冬夜

…悪かったな。

鬼咲朧真

あれ…なんか怒ってる？俺なんかした？

白音冬夜

…自分で考えろ

鬼咲朧真

え、ちょっと待ってってば。

鬼咲朧真

何で怒ってるの？俺謝るからさぁ〜…

白音冬夜

おい、引っ付くな。

鬼咲朧真

ごめんって〜…だけど怒ってる顔も見れて嬉しいなぁ…

白音冬夜

…はぁ"…反省してないよなお前…

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

…ょ…よし、仕事に戻るか…

篠田涙華

ぅぅうぅう…

篠田涙華

うぅうぅう"ぅ〜……

天乃凛音

…しゃーしい

篠田涙華

何でそんな事言うのぉぉ…

篠田涙華

ぅうぅ…もうやだしにたぃい…

天乃凛音

はぁ…何でそうなるんや…

天乃凛音

……ん

篠田涙華

ぅう……？

天乃凛音

…はよこんね。

天乃凛音

…ハグせんなら、辞める。

篠田涙華

…！！

篠田涙華

…うぅぅ…凛音く〜ん……いきかえる…

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

…ぁあ、そうだ仕事の続きを…

琴絵椛

はぁ〜…

琴絵椛

疲れた…もう帰りたい、やだぁ…

水間陽翔

椛くん、あと少しで任務全部終わるからさ。頑張ろう？

琴絵椛

ん、ん…やだぁ……

水間陽翔

うーん……

水間陽翔

ぁ、そうだ…！

水間陽翔

えっと…あったあった。

水間陽翔

はい、どうぞ

琴絵椛

ん…飴？

水間陽翔

うん

水間陽翔

これで少しはやる気出た？

琴絵椛

…ん〜ぅ……

琴絵椛

まだやる気出ないぃ〜…

水間陽翔

そっか…

水間陽翔

…じゃあさ、今日頑張ってくれたら、椛くんが好きな事して良いよ

琴絵椛

んぇ…ほんとっ？

水間陽翔

うん

琴絵椛

…！

琴絵椛

じゃ、じゃあっ…頑張る…！

水間陽翔

ふふ、偉いね。

琴絵椛

んゎっ…あ、頭撫でないでってば…

樹狭霧苗斗

…

樹狭霧苗斗

…………

樹狭霧苗斗

＿＿＿失礼します。

社長

おや、きさっちじゃあないか

社長

どーしたんかね。

樹狭霧苗斗

これ、予定通り出してと言われた資料です。

社長

あぁ…ありがとありがと。

社長

よーしよしよしよし…OK OKー

社長

いやぁ、きさっちぃ…君使えんねぇ。

社長

三日経ってこんな仕事で役立ってるの初めてかもねぇ…

樹狭霧苗斗

ありがとうございます。

樹狭霧苗斗

……あの、社長。一つお聞きしてもよろしいでしょうか。

社長

んーなにー？

樹狭霧苗斗

…あの……

樹狭霧苗斗

この会社…BL営業でもされているんですか…？？？

社長

…おや……君、今更かね

樹狭霧苗斗

え、ちょっと待ってください真面目にBL営業してるんですか？？？

社長

いやいやしてないしてない

社長

まぁなんかあー言う子達なんでねぇ。

社長はペラペラと資料をめくりながら、咥えている葉っぱを上下に動かした

社長

バディ組めばいつかはあんなふうになるさ。君たちもね

樹狭霧苗斗

…え？？

樹狭霧苗斗

ちょ、ちょっと待ってくださいよ。あんなヤツですよ…？？

社長

いやぁ、まぁ最初はそう思うかもしれないけどね。

社長

いつかーはラブラブイチャイチャしてんだよ

樹狭霧苗斗

……

樹狭霧苗斗

そ、うです…か…

樹狭霧苗斗

……では…

樹狭霧苗斗

…ふぅ…

樹狭霧苗斗

……僕はこれから…

樹狭霧苗斗

どうなっていくんだろうか…。

こんな仕事こりごりだ！！

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全キャラ可愛すぎです！！会話がもう最高すぎて大好きです💕 続きもめっちゃ楽しみです！

皆さんの会話がかわいすぎてにやにやしちゃいました…笑！すっごくおもしろいです！😽 続きも楽しみです🎶

投稿ありがとうございます！皆さん絡みが本当尊くて…好きです続きも気長に待ってます♪ 無理せず頑張って下さい👍

喜田さん

プロフィール

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こんな仕事こりごりだ！！

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