テラーノベル
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マイキー「〇〇が怒ったぁ!! 逃げろぉ!!」
〇〇「おい待てぇ!!!!」
大きい声で笑いながら万次郎を追いかける。
とにかく楽しかった。
マイキー「ぎゃぁぁぁ!!!!」
〇〇「ヴヴンッ....どーやって死にてぇ?☆」
マイキー「おい、俺の真似すんな!!」
ドラケン「お前ら夜中だぞー.......(呆」
ミツヤ「近所迷惑..........」
マイキー「不良が言っても響かねぇな笑」
〇〇「タカちゃんは手芸部部長だから ギリ響くかも(?)」
ミツヤ「なんだそれ笑」
チフユ「..........ふぅ、」
バジ(戻ってる..........よかった)
マイキー「じゃあ始めるかぁ」
〇〇「ほーい」
隊にも入っていない東卍の中では無職の私は、いつの間にか裏総長的な位置にいる。
''裏''と言うだけあって、知名度はあまり高くない。
モブ的な位置だと思っている人も多いだろう。
自分的にはその方が面倒じゃないから好都合だけど。
ドラケン「これから集会を始める!!」
ケンちんの声が1番うるさいと確信した。
マイキー「今日集まってもらったのは..........」
そう万次郎が話し始める。
今日の集会は参番隊の下っ端数人があるチームに奇襲かけられた件についてだった。 (原作とは全く別の話です)
マイキー「そこまでデケェチームじゃねぇ」
マイキー「ここは参番隊に任せる、 それでいいよな?〇〇」
〇〇「いいと思いますっっ!」
マイキー「パー、お前に任せるからな!」
パー「わかった、ぶっ潰してくるゾ」
マイキー「あと話ある奴いる?」
〇〇「..........あ、はい!!!」
ドラケン「..........??(珍しいな)」
マイキー「はい、〇〇」
〇〇「集会終わったら、総長,副総長, 隊長,副隊長は残ってほしい!」
〇〇「それだけ!!!」
皆「うっっす!!!」
マイキー「じゃあ終わりで〜」
ドラケン「これで集会を終わる!!」
ドラケン「解散しろ〜!!」
〇〇「千冬、、」
チフユ「へっ、はい!」
〇〇「千冬に話して勇気出たから....」
〇〇「今から皆に話すっ、」
チフユ「..........!! はい、!」
チフユ「......無理しないでくださいね!」
〇〇「ありがとっ、」
〇〇「集まれぇぇぇ!!」
ミツヤ「どーしたんだ?」
スマイリー「〇〇がこんなことするなんて 珍しいじゃねぇかぁ」
ムーチョ「大事な話か何かか?」
〇〇「..........まぁ、そうだね、笑」
バジ「...................!!」
マイキー「..........どうした」
ドラケン「...................」
〇〇「千冬には今日話したんだけどね」
〇〇「私、小さい頃からずっと親から 虐待..........受けてて、」
バジ「..........っ、!!」
マイキー「..........虐待っ、」
〇〇「ずっと隠していこうと思って たんだよ」
〇〇「話したら絶対みんな私の事心配 して楽しい雰囲気が壊れるし」
〇〇「だけど千冬から、みんな心配 してるって、だからいつでも いいから話した方がいいって」
〇〇「そう言われて、言おうと思った。」
〇〇「ずっと心配かけてごめん、っ」
ドラケン「..........暴力か、?」
〇〇「暴力もだし、ご飯抜きとかは 日常茶飯事」
〇〇「でもさ、落ち着いて考えたら」
〇〇「みんなといるのが世界一楽しいし みんなといられて幸せだからさ、」
〇〇「家出るまで我慢することなんて 楽勝だなって思えたんだよね」
〇〇「だからさ、もう大丈夫だから」
〇〇「今まで通り接してほしいっ、!」
ミツヤ「..........当たり前だろっ、!」
バジ「あぁ、!」
マイキー「〇〇は一生俺たちの親友だ!!」
〇〇「ッッッ..........」
堪えていたものが溢れて泣きじゃくった。
チフユ「..........頑張りましたね、先輩っ」
〇〇「うぅ..........ッッ、言えたっ、」
バジ(相当苦しかったんだな、)
マイキー(..........親、、許せねぇ、)
スマイリー「いつでも俺達のこと頼れよ!」
パー「おう、そうだぞ!!」
ドラケン「じゃあ、〇〇が頑張ったって ことでどっか行くか?笑」
マイキー「いいね!そーしよーぜ!」
〇〇「何それ、っ笑」
ミツヤ「どこ行くんだ?」
バジ「海でも行くか?」
チフユ「いいっすね!場地さん天才っす!」
バジ「だろ?」
ドラケン「すぐ調子乗んなぁ、、(」
〇〇「普段言われないからねぇ笑」
バジ「おいおい、何か聞こえたぞ?」
〇〇「なんの事かな〜」
マイキー「ぷっ笑」
バジ「おいっ!!」
しばらく話してからバイクで海に向かった。
マイキー「〇〇誰のケツ乗る?」
〇〇「えー、どうしよっかなぁ」
ドラケン「乗った事ない奴いねぇの?」
〇〇「んー、春ちゃん」
サンズ「..........え?」
〇〇「乗っていい?」
サンズ「..........どうぞ」
マイキー「決まり〜」
マイキー「事故んなよ三途〜」
サンズ「ハイっ..........」
〇〇「れっつごぉ!」
ブーーーーーーーーン
サンズ「〇〇さん、 そのー」
〇〇「ん?」
サンズ「いつから受けてたんすか?虐待」
〇〇「あー、4歳,5歳くらいかな」
〇〇「勉強始めた時くらいからかな〜」
サンズ「そうなんですね、」
〇〇「親がさ、完璧主義でね」
サンズ「理不尽ですね、」
〇〇「まぁ、私みたいなのが生まれて きちゃったからなぁ〜」
サンズ「俺が親だったら〇〇さんが 生まれてきたら嬉しいっすけど」
〇〇「そう?笑 嬉し〜」
サンズ「〇〇さんの親の気持ち、全く 分からないです」
〇〇「あはは笑」
そんなことを喋っていると海に着いた。
マイキー「涼しいな〜」
〇〇「..........ッッ?」
砂浜を歩き出してある記憶が蘇る。
『お前なんか産まなければよかった』
『何も出来ねぇ用無しはいらねぇんだよ』
『死んどけ』
その言葉と共に、首を掴まれ海に沈められる記憶だった。
幼い頃の記憶のようだった。
そこで自分の記憶は途切れた。
我に返ったときには、その場で蹲(ウズクマ)って震えていた。
〇〇「..........ぁ、っ」
さっきの記憶は何なのか、
目の前にいた、私を海に沈めた人は一体誰なのか
全くわからない。
バジ「〇〇っ、!?」
〇〇「はぁッはぁッ.......泣」
過呼吸になり始める私にいち早く気づいた圭介は見たことないくらい心配そうな顔をしていた。
チフユ「ッ!?」
チフユ「先輩っ、大丈夫っすか、、」
〇〇「..........ッうん、っ」
マイキー「..........〇〇っ、」
ミツヤ「..........〇〇、座って休んでろ」
〇〇「..........うん、ありがと」
みんな優しいな、笑
やっぱり迷惑かけてるだろうな、。
マイキー「..........どうしたんだろうな、」
ドラケン「..........海でなんかあったとか、」
マイキー「..........許せねぇ、」
サンズ「...................」
スマイリー「〇〇、大変だな......」
ムーチョ「どうすりゃいいんだろうな」
サンズ「..........加害者抹消するしか無いん じゃないすか?」
ムーチョ「お前考え方サイコなんだよ、 それやったとしても〇〇苦しむだろ」
アングリー「......とりあえず支えよう」
スマイリー「だなぁ」
〇〇「..........っ」
覚えのない記憶が蘇って戸惑いしかない。
チフユ「...何か思い出しちゃったんですか?」
〇〇「自分では覚えてない記憶が 流れたんだよね..........」
チフユ「..........どんな感じのですか、」
〇〇「首掴まれて海に沈められてて、」
チフユ「..........、っ」
それを聞いて千冬は私を優しく抱きしめた。
〇〇「わかんない、もう..........っ笑」
〇〇「もうわかんないや、笑」
チフユ「..........無理して笑うなよ、っ」
チフユ「無理してんの見るとこっちも 辛いんだよ、」
〇〇「...................っ」
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