コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
どうも初めまして犬猫です。
歌い手さんの二次創作を中心に作っていこうと思っています。
宜しければフォローや評価、コメントお願いします。
注意 実在する人物を使用している二次創作になります。 苦手な方はUターン推奨
現在時刻8:30
いつもの時刻でいつもの帰り道。
特に変わったことは一切なくて、今日も帰ったらご飯を食べて、お風呂に入ってそのまま寝る。
ずっと変わらない生活で
きっとこれからもそう
いつからか心の中にはぽっかりと穴が空いていて
何をするにもやる気が出なくて
少しでも変わればいいなぁ、なんて。
この時に望まなかったらよかったのかな。
やっと帰ってきた家。
特に変わってるところはなくて。
玲奈
なんてため息ひとつ。
そしたらそれに合わせるかのように
ピコン
って。
スマホを開いて見てみる。
そしたら
???
なんて
なんで今なのかな。
なんで君が今更連絡してくるの?
ねぇ
センラくん
センラ
玲奈
センラ
あぁ
玲奈
センラ
玲奈
私は今も君を思ってる。
玲奈
センラ
玲奈
センラ
玲奈
今の彼女と結ばれるんだね。
センラ
結局、彼への思いを断ち切るために参加することにした私。
ほとんどの人が彼らを祝う気持ちで来てる。
来るって決めたのは私。
なら
はやくこの思いを断ち切らなきゃ
神父
扉が開いて、女の人が入ってくる。
少し緊張したように、でも、やっぱり嬉しそうに。
別れてなかったら、あそこに居たのは私なのかな。
なーんて汚い気持ちはみっともないよね。
誓いの言葉も終わり、外に出てきた私達。
??
??
なんて言葉は言えなくて
せめて
と思って幸せそうな2人にレンズをむける。
風に吹かれてふわふわとまう花びらに囲まれた2人はとても綺麗で
視界が霞んで
玲奈
これはきっと嘘の気持ちで
玲奈
これはほんとの気持ち。
幸せをありがとう
思い出をありがとう
諦めさせてくれてありがとう
玲奈
きっとこの声は誰にも聞こえてないんだろうけど
前付き合っていた彼女
普通なら呼ぶはずがない相手をこの式に
一生に1度しかないであろうこの式に呼んだのは
彼女に対してのなにかが俺の中にあったからなのか
??
???
??
センラ
???
??
センラ
???
??
???
なんて走っていった“坂田”とそれを追っていった“うらたん”
??
なんて言って頭を抱える“志麻くん”
センラ
志麻
センラ
「おう」なんて言って歩き出した志麻くんの隣に並ぶ。
彼女は来てくれたんやろか
これみてどう思ってるんかな
なんて分かるはずがないのだけれど。
少しのすれ違いで別れてしまった二人
別れてもなお忘れられなかった女と
どこか思うところがあったのだろう、だから式にわざわざ招待した男。
どうして別れてしまったのか
別れていなければ2人は今頃どうなっていたのか
これを知った仲間はどう思うのか
貴方はどう思いますか?