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Rio
37
Rio
35
あれから3年経った。
1月は肌に染みて、まだ寒い。
式会場から出てくる人の波を見て、 こんな頃もあったな、と思う。
lrn
腕時計をしている手には 赤とピンクと白の花束がある。
赤やピンクのチューリップと 白のかすみ草が風に揺れる。
ふと、目の前を黒い髪がかすめた。
長くのばされた黒い髪には 銀と紅色の玉簪があった。
lrn
風となびいた髪とともに振り返る
ーーー
lrn
冷や汗が出る。
忘れもしない、 凛とした声と赤い瞳。
紅鷹
少し大人びて、けどあの頃と変わらない。 記憶に焼き付いている人は 意地悪そうに笑った。
lrn
照れくさそうに笑う。
紅鷹
紅鷹
夕日の光が時間をゆっくり溶かしていく。
…
紅鷹
紅鷹
実質本名、とか言い 子供っぽく笑う。
紅鷹
紅鷹
夕日に照らされた髪がなびく。
時間がゆっくり過ぎていくように感じた。
目の前の女性となった少女は かしこまったように背筋を伸ばし、 ただ、答えを待っている。
lrn
その姿に少しだけ笑って、口を開いた。 __あの日、言えなかった答えを。
end.
作者から皆様へ 最後まで読んでいただき、 ありがとうございました。 はじめに、 全然更新できなくてすみません! 作品自体は完成しておりましたが、 中々納得いかず、 何度か修整していました。 まだ納得していないので 変更する可能性もありますが… 一旦これにて終了とさせていただきます。 そして、今作を最後に 新作及び、その他の作品の 連載を終了します。 再開の目処は今のところなく、 作者の気分次第になります。 コメント、♡、ありがとうございました! とても励みになります。 それではまたいつか。 √深裏