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あれから3年経った。
1月は肌に染みて、まだ寒い。
式会場から出てくる人の波を見て、 こんな頃もあったな、と思う。
lrn
腕時計をしている手には 赤とピンクと白の花束がある。
赤やピンクのチューリップと 白のかすみ草が風に揺れる。
ふと、目の前を黒い髪がかすめた。
長くのばされた黒い髪には 銀と紅色の玉簪があった。
lrn
風となびいた髪とともに振り返る
ーーー
lrn
冷や汗が出る。
忘れもしない、 凛とした声と赤い瞳。
紅鷹
少し大人びて、けどあの頃と変わらない。 記憶に焼き付いている人は 意地悪そうに笑った。
lrn
照れくさそうに笑う。
紅鷹
紅鷹
夕日の光が時間をゆっくり溶かしていく。
…
紅鷹
紅鷹
実質本名、とか言い 子供っぽく笑う。
紅鷹
紅鷹
夕日に照らされた髪がなびく。
時間がゆっくり過ぎていくように感じた。
目の前の女性となった少女は かしこまったように背筋を伸ばし、 ただ、答えを待っている。
lrn
その姿に少しだけ笑って、口を開いた。 __あの日、言えなかった答えを。
end.
作者から皆様へ 最後まで読んでいただき、 ありがとうございました。 はじめに、 全然更新できなくてすみません! 作品自体は完成しておりましたが、 中々納得いかず、 何度か修整していました。 まだ納得していないので 変更する可能性もありますが… 一旦これにて終了とさせていただきます。 そして、今作を最後に 新作及び、その他の作品の 連載を終了します。 再開の目処は今のところなく、 作者の気分次第になります。 コメント、♡、ありがとうございました! とても励みになります。 それではまたいつか。 √深裏