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私は兎貴方はライオン
これはあるカップルのお話です ライオンに目をつけられた 兎 うさぎを自分のものにするまで 追う そう、自分の支配下に置くまで。
黒
桃
黒
喋ってたよな?
桃
黒
机に手を着いて.のあを覗き込む
黒
黒
桃
―――放課後 人気のない体育倉庫
のあの腕が、無理やり壁に押し付けられる
桃
黒
髪を引かれて、のあの顔が上を向く
黒
黒
桃
涙かポロポロと頬をつたう
黒
黒
黒
――彼の手がのあの涙を指でなぞる
笑ってるのに、全然目が笑ってない
黒
もっと泣いて?
――のあの心に静かな絶望のヒビが
入った瞬間だった。