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桃赤

これは桜が咲くまでの3ヶ月の間のお話

俺が2年になり、外へ桜を見に行った日

りいぬ

きれだなぁ、

桜に見とれていた時

さとみ

そうっすね、笑

突然現れた人

りいぬ

うぇ、!?

りいぬ

えなッ、君だれ、ですか、

さとみ

え、誰って、君が来る前からここにいたけど

俺は桜に夢中で人がいるのに気づかなかった

りいぬ

えあ、ごめんなさい、

さとみ

いや、べつに大丈夫ですよ、笑

俺は彼の来ている服に目をやった

りいぬ

、君、新入生、?

さとみ

ぁ、そうです、笑

りいぬ

ぇ、まって俺、せんぱい、、

さとみ

え、まじすか、背が小さかったので同級生かと、笑笑

りいぬ

っ、む、おれは高校2年の赤瀬 りいぬです、!

さとみ

俺は今日から1年になる百瀬 さとみです

さとみ

よろしくね、せんぱい

りいぬ

よろしく、

俺と君が出会ったのは桜が舞う日の事だった

時は過ぎあれから1年が経った

りいぬ

はあ、っ

俺は小さくため息をつく

さとみ

なーにため息してんすか、せんぱい

りいぬ

ぅわ、!さとみくん、!

りいぬ

いやー、もうすぐで卒業だなあって思ってさ

さとみ

、、そう、ですね、

りいぬ

わ、みてみて、さとみくん、ここさくらの蕾なってる、!

さとみ

ほんと、せんぱい見たいでかわいい、

りいぬ

、もう、!さとみくん!せんぱいをからかっちゃいけません!笑

りいぬ

あと、俺はかっこいいんですぅ、!

さとみ

っ、ごめんなさい、笑

さとみ

けど、ほんとせんぱいにかわいいは似合いませんよ笑笑

りいぬ

もう、!怒るよ?笑

さとみ

ひい、笑

りいぬ

俺で遊んでるでしょ、笑

さとみ

ばれました、?笑笑

りいぬ

ばれました?じゃないよ、ほんとに笑笑

さとみ

ごめんなさーい、笑

こんな楽しい時間を過ごせるのも後3ヶ月__

さとみ

もぶ、!こっちこっち、ぱすー!

モブ

おっけ、、はいよ、!

モブ

ごーるきめろー!!

さとみ

まかせ、ろッ、!

モブ

、よっしゃあ、さとみないすっ、!

さとみ

もぶぱすないす、!

モブ

よし、次だ、次、!!

俺は屋上の方に目をむけた

するとせんぱいが俺に気づいたのか、手をふってきた

俺もせんぱいにふりかえしたら頑張れと言ってくれたかのように口を動かして屋上から帰ってった

顧問

さとみーなにしてる、部活戻れー!

さとみ

あ、すいません、

モブ

あー、今日も部活つかれたな、

さとみ

それ、

もぶと一緒に帰ろうとしていた時

りいぬ

、あ、さとみくん、!

さとみ

うぇ、せんぱい、!?

さとみ

どうして、

りいぬ

いやー、一緒に帰れるかなって思ってまってたんだけど、、

さとみ

っ、あー、、

りいぬ

なんか、友達もいるみたいだし、今日はやめとこかな、笑

りいぬ

じゃ、ぁ、

モブ

あ、僕、さとみと一緒ここまで来ただけなんで、いいですよ

さとみ

ぇ、

モブ

2人で帰ってください、ニコッ

もぶは " 頑張れよ " と小声で小さくいい、帰ってった

りいぬ

んー、やっぱりまだ寒いね、

さとみ

ですね、

さとみ

暖かいものでも食べながら帰ります、?

りいぬ

そうしよっか、笑

せんぱいと俺は肉まんを買って歩きながら食べた

口を開いたのは彼の方からだった

りいぬ

もうすぐで卒業、かあ、笑

りいぬ

実感湧かないな、笑

さとみ

俺、せんぱいが居なくなったら寂しいです、

りいぬ

っ、へ、!!?

さとみ

えなんですか、普通にこうやって話せなくなるの寂しくないですか、?

りいぬ

いや、えっ、寂し、けど、

さとみ

ふはっ、どうしたんですか、笑

りいぬ

いやっ、、ッ、

さとみ

あ、俺こっちなんで、

りいぬ

そっ、か、また明日ね

さとみ

はい!失礼します、!

俺が見えなくなるまで手を振り続けてくれるせんぱい

そんなせんぱいと一緒にいられるのも残り2ヶ月__

俺は卒業までの残りの日を大切にし

学校が終わった後の放課後は毎日桜を見に行くことにしていた

りいぬ

綺麗だなあ、

そんなことを1人、ぽつりと呟いた時

さとみ

そうですね、笑

りいぬ

んわっ、さとみくん、!

さとみ

いつになったらそれなおるんですか、笑笑

りいぬ

むっ、だって綺麗な桜に見とれてたんだもん、

さとみ

せんぱいって綺麗なもの、っていうか素敵とかそういうやつ好きなんですか、?

りいぬ

うん、だいすき、

お花とか野原で楽しそうに踊るように飛ぶちょうちょとか

りいぬ

だいすきだよ、ニコッ

さとみ

ッ、そう、なんですか、

さとみ

、ねえ、せんぱい、

りいぬ

んー?

さとみ

卒業式後、ここに来てくれませんか

りいぬ

ぇ、な、んで、?

さとみ

せんぱいと最後に満開の桜をみたいなっておもって、笑

さとみ

っあ、迷惑なら大丈夫、です、

りいぬ

ううん、迷惑じゃないよ、!俺もみたい!!

さとみ

では、待ってますねニコッ

そう言って去っていくさとみくんの後ろ姿

寂しくて儚い感情が目に見える

俺の卒業式まで残り0日__

センセイ

卒業証書、りいぬ

りいぬ

はい!

ついに今日は俺の卒業式

友達と沢山学んで支え合ってみんなでここまで一緒育ってきた家でもある

沢山の思い出が詰まっている高校生活

辛くて泣いた時や面白くて笑った時、その一つ一つどれもがとても大事な出来事

それを卒業するというのがとても悲しくて泣きそうになる

無事卒業式が終わり、さとみくんとの約束へ向かう

りいぬ

あ、いた、さとみくん!

さとみ

まってましたよ、せんぱいニコッ

りいぬ

うわあ、やっぱりここから眺めると凄く綺麗だね、

りいぬ

なんかさとみくんと初めて会った時みたいだね、笑

さとみ

ですね、笑

さとみ

せんぱい、卒業服、とっても似合ってますよ

りいぬ

えへへ、そう?嬉しいなあ、

さとみ

でも、やっぱりせんぱいが居なくなるのが寂しいです、

りいぬ

俺も、さとみくんと話せなくなるの寂しいよ

俺が言い終えた時

さとみくんが改まって俺を見たせいか胸がどきっとしたような気がした

さとみ

せんぱい、

さとみ

じゃなくてりいぬ、

りいぬ

うぇ、っ、

自分の名前を彼から言われなれてないから思わず驚き声がでた

さとみ

俺、桜みたいにせんぱいが見とれるような男になるので、、

さとみ

俺と付き合ってもらえませんか、

サーっと風が吹き、桜の花びらが地面へ落ちていく

とともに、俺の心も桜が落ちていくかのように彼への" 好き " という気持ちへ落ちていくのがわかった

りいぬ

もち、ろんです、

さとみ

っ、へ、ほんと、ですか、?

りいぬ

ほんと、俺も、さとみくんがだいすきだよ

さとみ

ッ、、はあっ、よか、たあ、

りいぬ

もう、泣かないでよ、っ

さとみ

そう言ってりいぬも泣いてんじゃん

りいぬ

、泣いてない、もん、

俺はいつのまにか桜より彼の方へ目がいき見とれていた

さとみ

ほら、おいてくぞー?

りいぬ

まってよ、これも、

さとみ

もう、どんだけもってくの、笑

りいぬ

だってえ、、

さとみ

どっちが年上なんだか、笑

りいぬ

俺だもん、!

さとみ

にしては背が小さいんじゃないですか、せんぱい、

りいぬ

むぅ、、もう知らないもーん、

さとみ

わああ、ごめんって、りいぬ笑笑

彼と出会えてなかったら今頃どうなっていたかなんて想像も出来ない

あの時桜を見ていなかったら彼とは出会えてなかったのだろう

桜が1枚1枚舞い落ちる花びら

俺達はあの時お互い恋に落ちていった

そう、あの花びらのように_____

326タップお疲れ様でした🙌🏻💞

このお話3日間ぐらい続けて書いてたお話なんですよ、頑張りました( ඉ́ .̫ ඉ̀ )🌟

卒業おめでとう😭👏🏻👏🏻♡

僕も今年頑張ります👊🏻💭

これ1000♡いかなかったらがちで萎えます、がちで頑張ってかいたので😭💧

ブクマ一言下さい👶🏻🎀

また次のお話でお会いしましょう👋🏻

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