__この世には「使ってはならぬ力」がある。
それは人々の恐怖によって名をつけられた ”魔法”と
火を起こすことも、風を操ることも、花を咲かせることも、すべてが罪。 その力を宿す者は、生まれた瞬間から「人ではない」とされる。
かつて、魔法使いは王に仕えていた。 癒しをもたらし、豊穣を呼び、災厄を退ける者として尊ばれていた。
――だが、ある日。 世界を揺るがす戦争が起きた。
「魔法使いが国を裏切った」 そう記されたたった一行の偽りの記録が、すべてを変えた。
裏切り者の烙印。 殺戮者のレッテル。 魔法使いは“悪”として狩られる時代が始まった。
今や魔法を使う者は、名もなき獣と同じ。 人として扱われることもなく、忌み嫌われる日々を生きるしかない。
だが、そんな世界の片隅で―― 静かに目を覚ました者たちがいた。
花を咲かせる少年
氷を纏う少年
光を操る少年
毒に微笑む偽善者
無言の盾となる青年
そして、
時を超える者
これは、世界に抗いし六人の、罪と絆の物語。 その名を、まだ誰も知らない。
コメント
7件
えっなになになに!?✨ちょー楽しみなんだが!!
新作!?最高かよ!!プロローグだけでもう神作品になるって思ったwww
え、絶対おもろいやん最高✨