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僕 安倍晴明は
休日の日 いつものように本屋で セーラー集の本を漁っていた。
晴明
晴明
百鬼学園の先生になってからの僕は とても充実している。
ゴオオオォォ…
晴明
ゴオォォォォ
晴明
どこかの主人公のように
人生を やり直したいわけでもない
なのに
ズンッ!
(ビクッ
晴明
晴明
ドシャアアァァァァンッッ!!
晴明
その日
目の前に広がったのは 割れたガラスの雨
僕は…
ドシャン!
「キャアアアッ」
「誰か救急車!」
「ーーーーー~~!」
「ーー~!」
店に突っ込んできた トラックで死んだ。
晴明
晴明
晴明
?
(ぱちっ
晴明
?
どうやら僕は誰かの膝で横になっており、 その人物に頭を撫でられているようだ。
まるで大切なものを扱うように 丁寧に髪を撫でられる。
恐る恐る声の主に目をやるとーー
晴明公
晴明
晴明
晴明公
(がばッ
勢いよく体を起こしてご先祖様から距離を取る。
晴明
晴明
僕はついさっき トラックが突っ込んできて
本に埋もれて…
それで……
晴明公
晴明
晴明公
晴明
晴明公
晴明
晴明
晴明公
晴明公
晴明
ご先祖様はそう言い、 僕の指を絡ませて手を繋ぐ。
晴明公
晴明
晴明公
晴明
晴明公
グイッ!
晴明
ご先祖様はクスクスと笑みを溢し、 繋いでいた手を引っ張られる。
晴明
体勢が崩れてご先祖様に倒れこむが、 ご先祖様に抱きしめられるような形になった。
晴明
晴明公
晴明公
晴明公
…ん?
晴明
晴明
晴明
…花嫁⁉(汗)
続