桃視点
桃
教室の隅に居る 柊くんを見つけた
でも、涙を流して泣いている
橙
桃
桃
好きな人が泣いている。
教室の雰囲気を思い出し
腹が立ってしまい 少し強めの口調で声をかけてしまった
橙
怯えた目でこっちを見てくる
桃
橙
桃
橙
「あった。」と言わんばかりの 顔で目を合わせてくる
桃
桃
近くの椅子に腰を掛け、 柊くんに訪ねてみる
橙
橙
桃
桃
橙
少し考えるような顔をし
君は発言した
橙
桃
嫌われているとは どういう事だろう
桃
チャイムがなるまでまだまだ 時間がある
俺は柊くんに全てを 教えてもらった
橙視点
急に柴崎くんが 俺のいる空き教室に訪れ
俺の泣いている理由を尋ねてきた
初めての事ばかりで頭が ぐちゃぐちゃになり
ここで話さないとずっと この辛い思いを抱えることを 考え
俺は柴崎くんに全てを話した
桃
話終わると少し難しそうな顔を してこちらを見ている
橙
俺はさっきより 色々苦しくなり
嗚咽を漏らしながら 泣いてしまった
橙
桃
橙
急に俺の心を読まれた 感じがして
ビックリして変な声を出してしまう
橙
桃
そんな優しい言葉を掛けられるのと 同時に
俺は温かいものに包まれた
桃
橙
桃
橙
橙
人前で声を上げて泣いたのは 何年ぶりだろうか
こんなに温かいものに包まれたのも初めてで
涙が止まらなくなってしまった
桃
橙
橙
少しして落ち着くと 温かい体温が俺の体から 離れていった
橙
少し寂しくなってしまい 下を向いてしまう
桃
橙
悪戯っぽく笑いかける君を 見て
橙
顔を赤く染めてしまう
好きでもない君に
顔を赤く染めてしまう
桃
桃
橙
もう一度居心地の良い ものに包まれ甘えたくなり
橙
桃
ぎゅっと服を握り込んでしまった
桃
桃
橙
桃
橙
桃
え、?俺今なんて言って、
橙
桃
橙
思わず体を背けてしまう
居心地の良いものから離れ 戻ろうと後ろを向いた時
橙
チュッ...
橙
桃
柔らかくマシュマロのような 物が俺の唇に触れる
考える間も無いだろう
俺は柴崎くんとキスをしたのだ
橙
桃
桃
橙
頭がぐるぐると して思考が追いつかない
昨日の柴崎くんに見えない
何故かドキドキしてしまう
桃
橙
急に名前で呼ばれて 心拍数が速まる
橙
桃
桃
橙
桃
桃
橙
♡1000 急展開☆
コメント
21件
好き、好き、、 好き
キスの感触をマシュマロのようなって表現するの個人的に好き(?)2人とも照れるの可愛すぎるっ!! 続き待ってま~す✌️
急展開いぇあ🤘