TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

「過去に戻れるなら、お前は何がしたいンだ?」

と、知り合いに尋ねられたことがある

どらけん

過去に戻れるッていう条件が非現実的すぎて分かんねぇわ

そんときはそんなことどうでも良かった

でも、あの日からオレは…

エマが死んだあの日、オレはヒナちゃんの話を聞いた

タケミっちがタイムリープしてること

非現実的すぎて驚いたけど、今までのタケミっちの行動を見てるとなんとなく理解はできた

でも、オレは思ッたんだ

オレにその力があれば、エマを救えるかもしれない…

オレにもしそのタイムリープッていう力があれば…

もしオレがその力を使ッてエマを助けられれば…

現実逃避がしたくて、可能性に縋る

その時、ふと気がついた

どらけん

オレはこんなにエマが好きだッたのか…

頭の中からエマの笑顔が流れ続けてて

エマとの思い出が沢山よみがえってくる

一緒にマイキーを起こしたこと

一緒に飯を作ッて食ッたこと

マイキーに秘密で夜中に二人で抜け出して遊ンだこと

くだらねぇけどエマと何かをすれば全部楽しかッた

マイキーと共に関東事変に向かッている中

オレは背中に温もりを感じた

その時、思ッたんだ

エマが見守ッてくれてるッて

エマを守り抜くことは出来なかッた

だけど、エマが守ッてきた

コイツ(マイキー)はいる

エマ

けんちゃん、後は任せたよ

ふとこんな声が聞こえて空を見上げた

雲ひとつない綺麗な夜空で

とても美しかッた

もし、もう一度同じ事を聞かれたらオレは絶対にこう答えるだろう

どらけん

エマもマイキーもオレが全部守る

この作品はいかがでしたか?

133

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚