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理事長
海さん
流星
明日から僕の新しい生活が始まる。
僕は物心がついた頃から、この海の綺麗な街に住んでいた。
住んでいたと言っても
僕が普段過ごしているのは、海さんの家と海辺ぐらい。
そして明日から...学校という場所に行くことになった。
僕にとっては... 全くと言っていいほど、新しい世界。
そんな世界に足を踏み入れるのが 不安で、でもどこか少し楽しみで仕方がなかった。
海さん
流星
そう言うと僕は
海に身を投げ出した。
パシャァァァン!!
どこまでも...どこまでも広がる、綺麗な世界。
瑠璃色に光る海の中を、自由に泳いでいく。
こんな広い世界なのに... 僕が独り占めできる。
だって...僕は人魚なんだから。