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秋葉
そんな話…今初めて聞いた
…きっと…凛にも言いたくない理由があったんだと心の中に留める
凛
凛
凛はにこっと笑った
でもその笑みはいつもの悪戯っぽい笑みではなくて…
全てを諦めたような、自暴自棄のような…そんな笑みだった
凛
凛
彼は少し言葉を詰まらせた
…が、深呼吸をして、私の目をぐっと見つめた
凛
パチンッ!!と音が響いた
目の前には赤くなった頬を押さえる凛と… 涙が頬を伝っている私がいた
秋葉
秋葉
秋葉
…彼は私から目を逸らし続けたまま、独り言のように呟いた
凛
いつも明るい彼からは想像もつかないような震えた声だった
…もちろん私の答えは決まっている
秋葉
そう言うと、凛は糸が切れたように声を上げながら泣いてしまった
続く
コメント
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記憶喪失か…しんどい