神様の💗と助手の💙

💗様！目覚めたらすぐにお逃げください！ここからだと💙さんの家が一番近いでしょう。実は💗様が眠ってる間に許嫁の女が来ました！💗様のことは見つからないように透明にしていたのでバレませんでした。ですがこの魔法は💗様が目を覚ましたら解けてしまいます。そして代わりに僕たちはバレてしまいました…なので一度天界に戻らなくてはいけません！ 絶対にまた会いに行きます！

僕はあの夜（お母さんが帰ってきた日）から引きこもるようになってしまった

それは💗くんを失った衝撃と申し訳なさからだ

もっと…僕が💗くんの「愛してる」に応えてあげられていたなら…

そんなことを毎日のように考えては1人部屋で泣いている

でも僕の引きこもり癖はそこまでひどくない。

家の中なら出られる。自分の部屋に引きこもってばっかりではない。

でも…

お母さんと面と向かって話せない…

お母さんとの何気ない会話で💗くんのことを思い出してしまうから。思い出すたびに僕は泣いてしまう…

この前はお母さんに「バスタオルを1日に二枚も使ったの？珍しいわね」と言われた。

あれは僕が使ったんじゃない。💗くんが使ったんだ。そのことを思い出してはまた涙が止まらない

はぁ…あと三週間で夏休みが終わる

それまでに引きこもり癖を直さないといけない

僕はいつも通りクラスに馴染めるだろうか…

友達の前で急に💗くんのことを思い出して泣き出してしまわないだろうか

親友であったクラスメイトゥを失って…またいつも通り笑えるだろうか…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

そこで聞こえたのは一度だけのインターホンだった

そこには1人の男性が立っていた

その男性の姿はどこか懐かしいようだった

見たことがある。

爽やかなピンク髪

青く綺麗な目

僕より高い身長

「あ…」しか聞こえなかったが絶対に聞いたことのある低い声

どうして僕の名前を知っているの…？

約束？何それ

身に覚えがない

少し怖く感じて拳を強く握った時、少し握りにくかった

指が閉じづらい…

その正体は

指輪だ

思い出した…！この指輪、この人からもらったんだ！

💗くん！！！

久しぶりに抱いた君の体は、今までより一番暖かかった

数年後

高校卒業後…♡

2人は夫婦となり、残りの生涯を幸せに暮らしました

ここまで読んでくださりありがとうございました！

皆さんのコメントが毎日の癒しです！（笑）

それにいいねもたくさんありがとうございました！

結婚式行きたかったw