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主
主
主
主
主
日本がついに
世界一になりました！
俺がその場で立ち尽くしてる中 実況をしているジジイが 泣きながらクソデケェ声で 日本の勝利を祝ってる
俺にはそんなことはどうでもいい
俺の目的はたった一つ 糸師冴に認めてもらう事 俺を捨てた事が間違いだと あいつの口から…
俺よりだいぶ離れた距離に 兄貴がいる…
凛は小走りで 冴の方に向かっていく
糸師凛
糸師冴
潔世一
あぁまただ…また 俺は選ばれなかった
観客は潔と冴を中心に 歓声を上げている
糸師冴様ぁぁぁ！
潔世一すげぇぇぇ！
自分でも驚くぐらい 俺自身から乾いた笑いが 込み上げてきた
糸師凛
糸師凛
自分の頬が冷たく何かが 滴る感触がした
なんだ雨か…？
自分の頬を触ると何故か俺は
泣いていた
自分が泣いてたと視認をすると 涙が止まらなくなる
糸師凛
糸師凛
糸師凛
俺の顔を誰にも見せない様に 優しく包み込んでくれた… 一体誰だ…？ 俺より体は小さい…
顔を上げてみると
糸師凛
糸師凛
千切豹馬
千切豹馬
千切豹馬
千切が潔と冴にぐらいに ギリ聞こえる声で話した
千切豹馬
千切豹馬
千切豹馬
潔世一
糸師冴
糸師凛
俺は即座に顔を千切の服に 押し付けた 今凄い顔が赤い気がする こんな情けないとこを見られたら 恥ずかしくて死ぬ…！
糸師冴
兄ちゃん怒ってる… なんで？ 千切に庇われたから？ 誰かに庇われないと 生きていけない 欠陥品だと思われた…？
糸師凛
潔世一
潔世一
潔世一
千切豹馬
糸師凛
ん？ん？ん？！ 今俺千切と… キッ…キスしてる⁈ なんで⁈
糸師凛
千切豹馬
糸師凛
糸師凛
糸師冴
冴が？？？の髪の毛を引っ張る
主
主
主
主
主
主
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