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数ヶ月前
るな
なおきり
まおの葬式が終わったとき
唐突にそんなことを言われた
なおきり
るなさんは、まおと仲がよかった
先ほどまで泣いていたのか目元が赤い
るな
るな
るな
るな
るな
るなさんの目に涙が浮かぶ
るな
るな
なおきり
なんて言おうとしたのかは覚えてない
でも、るなさんが真剣な目で俺を見てくれたから
なおきり
るな
るなさんは笑顔でそう言った
俺より9歳も年下で、少し前まで高校生だったのに
るなさんは凄いなぁ、もう前を向いている
俺が入院しているとき、一番多くお見舞いに来てくれたのはるなさんだった
自分も辛いはずなのに、お見舞いに来てくれたんだ
この約束は絶対に守ろう
10月19日 夜
なぜ今になってあの日のことを思い出したのだろう
あの日からるなさんとの会話がなぜか頭から離れなかった
でも、そんなことはもういい
俺は今崖に立っている
ここから飛べば多分即死だろう
『後悔のないように』という約束を守るために 今日はいろんなところに行った
遺書は残した、メンバーへの感謝もたくさん綴った
なおきり
俺は崖へ飛び込もうとした
でも、
なおきり
足が震えて前に出ない
もう、未練なんてない
死ぬことへの恐怖もない
じゃあなんで、、
後悔のないように
るなさんの言葉がまた頭をよぎる
同時にメンバーの顔が頭に浮かぶ
なおきり
思い当たる節がある
退院してから、メンバーの名前を呼べなくなった
もし、名前を呼んで拒絶されたら泣いてしまう気がしたから
そして、みんなとも約束してしまった
明日の誕生日を一緒に祝うと
なおきり
自殺はまた別の日にすればいい
今から帰って、誕生日を祝って、メンバーの名前を呼んで
それから後悔のない状態で死のう
なおきり
なおきり
なおきり
急いで帰ってきたつもりだ
でも、遅かったみたいだ
じゃぱぱ
遺書が見つかってしまった
一瞬、頭が真っ白になった
…ここで焦ってはダメだ
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
できる限りの笑顔でそう言いながら、左手で遺書を回収しようとした
しかし、俺が言葉を発している途中にじゃぱぱさんに左腕を掴まれた
そして、そのまま手袋を盗られリスカの傷をみんなに見られた
たっつん
のあ
じゃぱぱ
みんなが悲しそうな顔をして俺をみている
きっと、みんなは俺が自ら相談するのを待っててくれたんだ
大変な時は頼ってくれるって信じてたんだ
でも…”俺”は………
なおきり
なおきり
限界だった、ずっと自分の中で見ないふりをしてきたものが こみ上げて涙が出た
みんなの前で泣いたのはこれが初めてだったから 全員驚いた顔をした
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
たっつん
ゆあん
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
なおきり
俺はその場に崩れ落ちた
どうするばいいのかわからなかった
下を向いたまま、みんなの顔を見ることができなかった
体が冷たかった
でも、急に暖かくなった
じゃぱぱ
顔を上げるとじゃぱぱさんが俺を抱きしめていた