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urt side

みんなは

「運命の赤い糸」

って信じる?

俺は信じない

とゆうか信じたくない

どうしてかって?

好きな人と俺は赤い糸で繋がってないから____

俺は小さい頃から赤い糸が見える人間だった

初めて赤い糸を見たのは5歳の時

両親だった

urt

(なんで、お父さんの小指とあの女の人の小指に赤い糸がついてるんだろう…?)

urt

(お母さんはなんで泣いてるの…?)

小さかった俺には理解が出来なかった

父は"浮気"をしていたのだ

母と父は離婚し

俺たちの家庭の幸せは崩れた

あんたなんていなければ…ッ

あんたがいなければ人生やり直せるのに…ッ

あんたがいるせいで再婚も出来やしない…

この疫病神ッ!!!

母は父に出ていかれてから酒に飲んだくれ

そんな母を持った俺はどんどんやさぐれていった

中学生で母が嫌になり一人暮らしをはじめ

そこからチャラくなった俺はヤンキーに

最初は興味本意だったが

楽しくて自分がここにいていい気がして

俺は色んなやつを傷つけ

かつあげをしたりしてた

urt

ア゙ア゙?

urt

そんなこと聞いてねぇっつーの

ガキッ、ボコッ

相手を殴る

正直最近はもう飽きてきて

こんなことはもうしたくないと思い始めてた

でも、やめられなかった

そんな中俺を助けてくれたのはあいつだった

skt

なあ

skt

もうやめなよ

今となっては母も再婚し

きちんとした運命の人と結ばれたようだ

俺もあいつの言葉を境に改心し

今はあいつと"歌い手"をやっている

skt

うらさーん!

skt

お腹すいたからどっか行こうぜ!!!

坂田からのLINE

urt

1人で行けよ…ww

ふふっと小さく笑い、独り言を呟いてから

urt

いいよ、いつものとこね

と、返信を打つ

俺は急いで準備をして家を出た

skt

うらさん、こっちこっち!!!

席について俺を呼ぶ彼

urt

おぉ

俺も手を振り急いで席に着く

ここに来れば2人とも頼むものは一緒

ursk

オムライス、ふたつください

5分ほど待つと

ふわふわのオムライスが2つ届いた

ケチャップをかけようとすると隣から不愉快な話題が聞こえてくる

私たちぃ、絶対運命の糸で繋がってるよねぇ

めっちゃ分かる!!!ww

出会うべくして生まれてきたって感じww

ursk

実際

この2人は赤い糸で結ばれていない

男の方は運良く運命の赤い糸が

この店の店員さんと繋がっている

urt

赤い、糸…

俺はぼそっとつぶやく

赤い糸ってそもそもなんなんだ…?

実際は、ただ糸が繋がってるだけで運命の人なんて居ないんじゃないか?

いや、違うな

これは俺がそう思いたいだけだ

skt

うらさんは、さ

skt

"赤い糸"信じる?

坂田は微笑みながら俺を見る

urt

んー

urt

俺は信じない

いや、信じたくないだけ

目の前の好きな人が

俺とじゃなくて

違う人と結ばれてるのを見たくない

信じたくないだけなんだ

urt

坂田は?

skt

俺は…

しばらくの間考えたあと

skt

信じる、かな

と、寂しそうに笑った

urt

もうオムライス冷めちゃうし

urt

早く食べよっか

俺はケチャップでハートを描き

そのハートを壊すかのように

俺はオムライスを食べ進める

skt

運命の糸は一つとは限らない

skt side

skt

"運命の糸は一つとは限らない"

俺がなぜこんなことを言ったのか

それは、

目の前にいる俺の好きな人には無数の赤い糸が繋がっているからだ

その糸の中に、俺はいない

内心焦っている

こんな幸せな日々が

俺といてくれるうらさんが

違う人のものになるなんて

考えたくもない

urt

、え?

うらさんは俺の言葉に疑問を持ったようで

こてんと首をかしげる

skt

俺の好きな漫画の言葉なの

俺は笑ってごまかす

urt

ふーん

あまり興味のなさそうな返事にホッとする

そして無言でオムライスを食べ進める

うらさんはいつもオムライスのハートを割るように食べるくせがある

skt

(うらさんと運命の人もそんなハートみたいに崩れちゃえばいいのに)

こんなことを思ってたのは秘密

30分後

skt

美味しかったなぁ、…

urt

そうだな

これで今日のうらさんとの時間は終わりか…

少し残念そうにため息を着くと

urt

ねえ坂田

urt

俺、服買いに行きたいんだけど

urt

着いてきてくんね?

うらさんがジュースを飲みながら買い物に誘ってきた

skt

おお

skt

行く行く

よっしゃ

これでうらさんとの時間が増えた…ッ

心の中でガッツポーズをする

そうして俺たちはショッピングモールへ向かった

skt

(あ、これうらさんに似合いそう…)

うらさんに似合いそうなカジュアルなパーカーを見つけて

うらさんのほうをむく

skt

うらs.......

skt

…ッ、

その時俺が見たのは

うらさんの糸のひとつと繋がっている女性だった

skt

…ッ

2人はとても楽しそうに会話したり笑ったり

まるで俺の存在なんてないかのように話している

skt

(ああ)

skt

(もう、終わりなんだな…)

まるでデートのような時間だった

楽しくて、愛らしくて、幸せだった

でも、もう、終わりだ

skt

うらさん、ごめん

skt

俺、用事を思い出したから帰るね

うらさんに少しだけ話しかけて

今にも出てきそうな涙を食い止める

skt

(あぁ、俺の恋は終わったのに)

skt

(なんでこんなにも苦しいんだろう)

skt

(やっぱりまだ好きだよ…)

俺はうらさんに呼ばれているのにもかかわらず、振り返ることなく家に帰った

うらさんと別れてから数時間

もう泣きすぎて涙も出てこない

ただ、嗚咽が出てくるだけ

skt

っ、ぁう…ッグスッ

まだ諦めたくない

いや、もう終わりなんだ

うらさんを愛してる

諦めなきゃ

俺の中でたくさんの想いが葛藤を繰り返して

また嗚咽をもらす

skt

まだ、ッ諦めたくない…ッ

skt

好きや、ッうらさん、…

そう言葉に出した途端

俺の指にうっすらと赤い糸が出現した

skt

…ぇ、?

俺はゆっくりとその糸をたどって外に出る

時刻はもう12時を回っている

人気も少なく、街灯だけがただ灯っている

タッタッタッタッ

ちょうど向こうから人が走ってきて

こんな酷い顔、見せられないと下を向く

すると

urt

、さか、た…?

不意にうらさんの声がして前を向く

すると糸は濃くなりハッキリとした赤い糸となった

そこに居たのは紛れもなくうらさんで

うらさんの薬指には

skt

赤い、糸…

俺の薬指と繋がっている糸が着いていた

urt

坂田も、見えるの…?

うらさんが薬指指さす

skt

見える、よ…ッ

俺も薬指を出す

俺と、うらさんが、

結ばれて、る?

普通は自分の糸は見えないもので

両思いになった時だけ見ることが出来る

urt

じゃ、あ俺と坂田は、

ursk

両、想い…?

嘘、やろ…?

突然のことすぎて2人とも理解が遅れたが

理解をした瞬間ボッと赤くなる

skt

その、ッじゃあ

俺は勇気を振り絞り

skt

俺と、ッ、付き合ってください…!!!

と、片手を差し出しながらお辞儀をする

するとうらさんは涙目で

urt

決まってんだろ…ッ

urt

運命の赤い糸、舐めんじゃねえぞ…ッ

と、俺の手を強く握り締め

俺に抱きついてきた

こうして俺たちは付き合うことになった

今まで、この糸が見えていいことなんてなかった

こんな糸消えてしまえばいいのにって思ってた

でも

今日だけは

この糸に感謝しよう

はい!!!

今日マフィアあげようと思ってたんですけど

不可解なことにデータが消されてて

もうショックすぎてこのお話衝動書きしました

これこそが本当の駄作

すいません💦

また新しいシリーズを出そうと思ってるので期待しといてください!!!☆*。

あと全然関係ないんですけど

マフィアの続編楽しみにしてくれてる人っているんですかね…?

ちょっと気になったのでぜひコメントで教えてください

じゃあ

ばいばーい!!!☆*。

この作品はいかがでしたか?

200

コメント

16

ユーザー

三┗( ^o^)┛三┏( ^o^)┓(泣きすぎて頭おかしくなりました。あとブクマ&ハート失礼します!!)

ユーザー

(´;ω;`)泣く…… 神作品登場!

ユーザー

赤い糸見てみたいと思ってしまった我…。

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