urt side
みんなは
「運命の赤い糸」
って信じる?
俺は信じない
とゆうか信じたくない
どうしてかって?
好きな人と俺は赤い糸で繋がってないから____
俺は小さい頃から赤い糸が見える人間だった
初めて赤い糸を見たのは5歳の時
両親だった
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小さかった俺には理解が出来なかった
父は"浮気"をしていたのだ
母と父は離婚し
俺たちの家庭の幸せは崩れた
母
母
母
母
母は父に出ていかれてから酒に飲んだくれ
そんな母を持った俺はどんどんやさぐれていった
中学生で母が嫌になり一人暮らしをはじめ
そこからチャラくなった俺はヤンキーに
最初は興味本意だったが
楽しくて自分がここにいていい気がして
俺は色んなやつを傷つけ
かつあげをしたりしてた
urt
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ガキッ、ボコッ
相手を殴る
正直最近はもう飽きてきて
こんなことはもうしたくないと思い始めてた
でも、やめられなかった
そんな中俺を助けてくれたのはあいつだった
skt
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今となっては母も再婚し
きちんとした運命の人と結ばれたようだ
俺もあいつの言葉を境に改心し
今はあいつと"歌い手"をやっている
skt
skt
坂田からのLINE
urt
ふふっと小さく笑い、独り言を呟いてから
urt
と、返信を打つ
俺は急いで準備をして家を出た
skt
席について俺を呼ぶ彼
urt
俺も手を振り急いで席に着く
ここに来れば2人とも頼むものは一緒
ursk
5分ほど待つと
ふわふわのオムライスが2つ届いた
ケチャップをかけようとすると隣から不愉快な話題が聞こえてくる
女
男
男
ursk
実際
この2人は赤い糸で結ばれていない
男の方は運良く運命の赤い糸が
この店の店員さんと繋がっている
urt
俺はぼそっとつぶやく
赤い糸ってそもそもなんなんだ…?
実際は、ただ糸が繋がってるだけで運命の人なんて居ないんじゃないか?
…
いや、違うな
これは俺がそう思いたいだけだ
skt
skt
坂田は微笑みながら俺を見る
urt
urt
いや、信じたくないだけ
目の前の好きな人が
俺とじゃなくて
違う人と結ばれてるのを見たくない
信じたくないだけなんだ
urt
skt
しばらくの間考えたあと
skt
と、寂しそうに笑った
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urt
俺はケチャップでハートを描き
そのハートを壊すかのように
俺はオムライスを食べ進める
skt
skt side
skt
俺がなぜこんなことを言ったのか
それは、
目の前にいる俺の好きな人には無数の赤い糸が繋がっているからだ
その糸の中に、俺はいない
内心焦っている
こんな幸せな日々が
俺といてくれるうらさんが
違う人のものになるなんて
考えたくもない
urt
うらさんは俺の言葉に疑問を持ったようで
こてんと首をかしげる
skt
俺は笑ってごまかす
urt
あまり興味のなさそうな返事にホッとする
そして無言でオムライスを食べ進める
うらさんはいつもオムライスのハートを割るように食べるくせがある
skt
こんなことを思ってたのは秘密
30分後
skt
urt
これで今日のうらさんとの時間は終わりか…
少し残念そうにため息を着くと
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urt
urt
うらさんがジュースを飲みながら買い物に誘ってきた
skt
skt
よっしゃ
これでうらさんとの時間が増えた…ッ
心の中でガッツポーズをする
そうして俺たちはショッピングモールへ向かった
skt
うらさんに似合いそうなカジュアルなパーカーを見つけて
うらさんのほうをむく
skt
skt
その時俺が見たのは
うらさんの糸のひとつと繋がっている女性だった
skt
2人はとても楽しそうに会話したり笑ったり
まるで俺の存在なんてないかのように話している
skt
skt
まるでデートのような時間だった
楽しくて、愛らしくて、幸せだった
でも、もう、終わりだ
skt
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うらさんに少しだけ話しかけて
今にも出てきそうな涙を食い止める
skt
skt
skt
俺はうらさんに呼ばれているのにもかかわらず、振り返ることなく家に帰った
うらさんと別れてから数時間
もう泣きすぎて涙も出てこない
ただ、嗚咽が出てくるだけ
skt
まだ諦めたくない
いや、もう終わりなんだ
うらさんを愛してる
諦めなきゃ
俺の中でたくさんの想いが葛藤を繰り返して
また嗚咽をもらす
skt
skt
そう言葉に出した途端
俺の指にうっすらと赤い糸が出現した
skt
俺はゆっくりとその糸をたどって外に出る
時刻はもう12時を回っている
人気も少なく、街灯だけがただ灯っている
タッタッタッタッ
ちょうど向こうから人が走ってきて
こんな酷い顔、見せられないと下を向く
すると
urt
不意にうらさんの声がして前を向く
すると糸は濃くなりハッキリとした赤い糸となった
そこに居たのは紛れもなくうらさんで
うらさんの薬指には
skt
俺の薬指と繋がっている糸が着いていた
urt
うらさんが薬指指さす
skt
俺も薬指を出す
俺と、うらさんが、
結ばれて、る?
普通は自分の糸は見えないもので
両思いになった時だけ見ることが出来る
urt
ursk
嘘、やろ…?
突然のことすぎて2人とも理解が遅れたが
理解をした瞬間ボッと赤くなる
skt
俺は勇気を振り絞り
skt
と、片手を差し出しながらお辞儀をする
するとうらさんは涙目で
urt
urt
と、俺の手を強く握り締め
俺に抱きついてきた
こうして俺たちは付き合うことになった
今まで、この糸が見えていいことなんてなかった
こんな糸消えてしまえばいいのにって思ってた
でも
今日だけは
この糸に感謝しよう
はい!!!
今日マフィアあげようと思ってたんですけど
不可解なことにデータが消されてて
もうショックすぎてこのお話衝動書きしました
これこそが本当の駄作
すいません💦
また新しいシリーズを出そうと思ってるので期待しといてください!!!☆*。
あと全然関係ないんですけど
マフィアの続編楽しみにしてくれてる人っているんですかね…?
ちょっと気になったのでぜひコメントで教えてください
じゃあ
ばいばーい!!!☆*。
コメント
16件
三┗( ^o^)┛三┏( ^o^)┓(泣きすぎて頭おかしくなりました。あとブクマ&ハート失礼します!!)
(´;ω;`)泣く…… 神作品登場!
赤い糸見てみたいと思ってしまった我…。