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終わるの寂しいです🥺
駄作とか言わないでぇ! 僕この作品マジで 大っ好きなんやからさぁ… 駄作とか言われたら僕が泣くw
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
幼少期
うちの両親はこさめが小さい頃から仕事が忙しくて滅多に家に帰ってこなかった
だから幼い頃から連絡用のスマホを渡された
それで毎日今日は何があったのか
明日の目標などを言わされた
こさめ
こさめの父
こさめ
こさめ
こさめの父
こさめの父
毎日のようにお父さんに問い詰められた
それが憂鬱で辛かった
一方お母さんは
こさめの母
こさめの母
優しくて、お父さんとは全然違う性格の人だった
こさめはそんなお母さんが大好きだった
こさめ
そんな毎日が過ぎていって
小学校へあがり、3年がたった頃
先生
クラスメイト
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
授業や学校にも十分慣れてきて
学校が楽しい場所だと思っていた
いつも笑顔で入れて
でもある日…こんなことがあった
その日は、いつも通り見慣れた通学路を友達と仲良く話しながら帰った
クラスメイト
こさめ
こさめ
今日も帰ったらお母さんが褒めてくれるんだ
そう思って通学路をルンルンで歩いた
いつも通り両親に電話をして
今日あったことを話す
こさめの父
こさめ
こさめの父
こさめ
その日は運悪く、テスト範囲を間違えて覚えてしまっていた
それで今回のテストは20点
明日の朝に再テストをされる点数だった
そんな点数を口に出したらお父さんになんて言われるか分からない
こさめの父
こさめ
こさめ
こさめの父
こさめ
こさめ
こさめ
こさめの父
こさめ
こさめの父
こさめの父
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめの父
こさめの父
こさめの父
こさめ
頑張って、今回は範囲を間違えてしまったことを打ち明けたのに
お父さんさそれを「言い訳」と言った
それでもお母さんは
こさめの母
こさめの母
こさめの母
こさめの母
「バシンッ」
鈍い音が画面越しに聞こえた
こさめの父
こさめの父
こさめの父
「ドカッ」
また鈍い音が画面越しから聞こえる
その時は怖すぎて何が何だか分かっていなかった
必死に考えてお母さんが殴られてるのだと分かった
しばらくしてドスドスと人の歩く音が遠のいて行った
そこでやっと言葉が声に出た
こさめ
こさめの母
こさめ
こさめの母
こさめ
お父さんがいなくなった後の電話には
いつもの優しいお母さんはいなかった
こさめを恨んでいるかのような声で話しかけてくる
こさめの母
こさめの母
こさめの母
いつもは優しい言葉をかけてくれる母なのに
さっきまであんなに優しかったのに
小さいこさめにはそれが不思議で
こさめ
こさめ
こさめ
こさめの母
こさめの母
こさめの母
こさめの母
そこで初めてお母さんが「嘘つき」だと知った
今まで普通にあった当たり前が今ここで壊れた
これから先への不安しかその時は考えられなかった
そう思っているうちに電話が切れた
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
自然とそう思うようになってしまった
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
今まで3年間ずっと一緒にいたクラスメイトでさえも
本当なのかな
嘘なのかな
深く考えてしまうようになった
こさめ
こさめ
あんなことがあってからは両親は俺に叱ることもなく、褒めることもなかった
恐らく呆れられたのだと思っている
なるべく話したくはないけど
毎日の電話だけは欠かさずしていたし
両親が帰ってくる度に機嫌取りをした
クラスメイト
こさめ
こさめ
クラスメイト
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
人の目ばかり気にして
周りにばかり合わせて
本当の自分はどこにあるんだろう…?
無意識にヘラヘラ笑って、みんなの機嫌取りをしていた
こさめ
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
こさめ
クラスメイト
こさめ
クラスメイト
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
クラスメイト
思春期に入り始める頃、
皆、特に女子だけど
「可愛い」って言われた
「顔がいい」って言われた
でも素直に喜べない
嘘じゃないのかな?無理矢理とか?本当は思ってないよね?嘘つきなのかな?
そんな言葉が頭をよぎる
素直に喜びたいのに
上辺だけを見て好きになるって
本当にその人のこと好きじゃないよね?
いつもそんな考えになる
そんな中
小学5年生になった時
クラス替えで一緒のクラスになった
「男の子」
男の子
こさめ
こさめ
こさめ
男の子
男の子
その時から仲良く話すようになっていた
男の子
こさめ
こさめ
男の子
こさめ
こさめ
男の子
男の子
男の子
こさめ
こさめ
こさめ
その子にから急に屋上へ呼び出された
最初は何か分からなかった
こさめ
こさめ
男の子
こさめ
こさめ
男の子
こさめ
男の子
男の子
男の子
こさめ
こさめ
こさめ
男の子
男の子
こさめ
呼び出された理由はまさかの告白だった
周りからは否定的な事を言われるから、ずっと黙っていたけど、ここで伝えられてよかったな、
そう思った
でも
女子
女子
女子
女子
次の日、学校へ行くと
いつもは囲まれている男の子が、今日はひとりぼっちで席に座っている
こさめ
男の子
男の子
こさめ
何か隠してるってことはわかるけど
何なのかまでは分からなかった
次の日、次の日と日が過ぎて行くたびにその子の顔から笑顔が消えていった
あんなに笑っていた子が今ではひとつも笑わない
次第に空気を読んで好きだったはずの自分自身を押し殺して、その子と距離を置くようになってしまった
クラスメイトに嫌われたくないから
自分の意思を持たずに空気だけを読む
まだ好きな気持ちはあったけど、話しかけられなかった
そして時が経って
小学5年生前期の中間に先生からクラスの皆への報告があった
先生
先生
先生
伝えられたのは好きだった男の子の死だった
クラスメイト
クラスメイト
先生
クラスメイト
いじめっ子
いじめっ子
クラスメイト
先生
クラスメイト
いじめっ子
先生
先生
いじめっ子
いじめっ子
こさめ
先生
いじめっ子
いじめっ子
こさめ
何故かそこで自分の名前が出てきた
いじめっ子
いじめっ子
クラスメイト
意味が分からなかった
いじめっ子
こさめ
こさめ
こさめ
何故か自分のせいにされた
先生
その時先生もクラスメイトも皆敵に回ってしまった
こさめ
こさめ
こさめ
それから、学校に行くのが辛くて不登校になった
両親はその事を許してはくれないだろうから
黙っていたけど、それもバレてしまった
こさめの父
こさめの父
そう言われた
今まで反抗することはなかったけど
その時は我慢できなかった
こさめ
こさめ
こさめの父
初めて反抗したからか、少し驚いていた
無駄だと分かっていたけど
友達が居ないのも、精神的に辛くなっていくのも、もう嫌だったから
こさめ
そう言って初めて自分のお願いが通った
新しい学校へ転校したのは小学5年生後期の初め
こさめ
こさめ
こさめ
先生
クラスメイト
あんな事件をもう二度と犯したくない
だから
新しい学校では眼鏡をして、ただの面白い人になり切った
今まで通りに明るく、元気でフレンドリーな人を演じて
クラスメイト
こさめ
クラスメイト
こさめ
そして小学6年生の時ある男の子が転校してきた
LAN
LAN
LAN
暗い感じの男子でThe陰キャって感じだった
それでもいじめられたくないから、明るく元気に接した
LAN
こさめ
LAN
こさめ
こさめ
LAN
最初のイメージはノリ悪い、
自分は不幸せですって主張しているようなオーラがある男の子
女子
女子
クラスメイト
その会話が聞こえてきて、失敗したと感じ取った
変な子って思われてる人と仲良くすると自分もいじめられる、
そう思った
だけど、その男の子は何故か親近感があって、放っておけなかった
何があったのか、なぜあんなに暗いのかは分からないけど
毎日のように話しかけた
卒業間近と言う時に
女子数人に呼び出されて
いじめられた
クラスメイト
女子
女子
押されて屋上から落ちそうになった
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
女子
女子
クラスメイト
女子
転校してきた男の子が休みの日に
皆からは避けられるようになって
ほかのクラスからも変人と噂されるようになった
でもあの男の子は恨めなかった
親近感があったのもだけど、
受け答えはしてくれる男の子に罪はなかったから
でもまた失敗した
友達も、仲間も、相談できる相手も、自分の味方も
全部失った
次の日からはもう辛すぎてずっと俯いていた
そんな現実とはもうさよならしたくて
見慣れた階段を登って
こさめ
見慣れたドアを開けて
こさめ
見慣れた屋上のフェンスを上って
こさめ
その瞬間
後ろから
人
人
こさめ
人の声がして
こさめ
驚いて屋上の床に落ちてしまった
その人を下敷きにして
こさめ
こさめ
こさめ
そこに居たのは転校生の男の子だった
こさめ
怒りと勢いでそう言ってしまった
LAN
LAN
こさめ
こさめ
大体の人はこの先
「命は大切にしないと」
って言う
でもその子は
LAN
LAN
悲しそうにそう言った
こさめ
こさめ
はっと我に返って謝った
それから自分になにがあったのか、今までのことを全部話した
その子も、今まであったことを話してくれた
その子の話はなんとなく自分の過去と似ていた
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
LAN
こさめ
こさめ
LAN
LAN
こさめ
こさめ
LAN
LAN
こさめ
LAN
その子は黙って察してくれた
LAN
LAN
こさめ
その子はお母さんが嫌いで、思い出したくないから
ということを話してくれた
LAN
こさめ
自分ではそんなに笑顔でいる自覚はなかった
LAN
こさめ
そこで自分が
周りに合わせすぎて、空気を読みすぎて
周りに合わせて笑うことが常識になっていていつの間にか無意識だったことに気づいた
LAN
LAN
こさめ
こさめ
LAN
LAN
こさめ
こさめ
自分も辛いはずなのに
でも手を差し伸べてくれるのがすごく嬉しかった
LAN
こさめ
こさめ
LAN
LAN
こさめ
LAN
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
あの男の子が自分を変えてくれた
その男の子が、この出会いが
今のLANくんで、今のこさめでもある
この偶然がLANくんとの出会いだった
LANくんのあの言葉に
勇気と気づきを得て
中学校では嘘つくのをやめた
本当の自分
暗くて、陰キャで、無愛想目な自分
目立たないよう、メガネをつけて顔を隠した
虐められることもあったけど
その度にLANくんが守ってくれた
でも、
自分は何も出来なかった
それがとてつもなく悔しかった
高校へ上がると
また転校生2人を迎えて
最初は苦手意識を持っていたなつくんだったけど
次第に打ち解けていって
自分がなつくんを好んでいて、懐いているんだと気づいて
付き合った
あの3人がいるだけで
安心できたし、学校生活が楽しくなっていって、素の性格も段々明るくなって言った
そして今
暇72
暇72
こさめ
こさめ
こさめ
暇72
こさめ
なつくんと結婚した
あんなに辛いことがあっても、どんなにいじめられても
助けてくれたなつくん
今ではその恩を返すように、1番近くで支えている
今まで辛いことがあったけど
たくさん嘘をつかれたけど
これからは自分に正直に
相手にも正直になって
もっと幸せになりたい
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主