いふ
ほとけ
※急に始まるよん
いふ
いふ
夜遅く息苦しさに目が覚めた
しばらくの間はやりすごしてたけど次第に息ができなくなり体を起こすことにした
息をしようと必死になっても 吐き出されるのは意味を 持たない声だけ
いふ
いふ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
目が覚めるといふくんが隣で発作を起こしていた
布団から出て180cmもある体を 小さく折りたたんで座っていた
いふ
ほとけ
本当に何言ってんだよ
息できなくて息したいのに 必死こいてできるのは意味の無い声を出すだけ
なんで苦しいって頼ってくれないの??
ほとけ
いふ
いふ
徐々に早くなる呼吸
パニックになり始めてる
ほとけ
ゆっくり宥めるように声をかける
それでもやっぱり落ち着かなくて
いふ
いふ
いふ
いふ
ほとけ
そう言って体を抱き寄せる
ほとけ
どれだけの間1人で苦しんでたん だろう
まだ秋なのにすっかり体が冷えて しまっている
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけが優しく声をかけてくれる
それなのに気持ちは焦るばかりで
段々何も考えていられなくなる
いふ
いふ
あぁ、意識が遠のいていく
迷惑ばっか
いふ
いふ
自分でも何に対して謝っているのか分からない
ただ謝らきゃいけない
何に対して謝罪をしているのか わからないことに
迷惑しかかけれないことに
頑張れないことに
こんな体に生まれたことに
謝らなければ いけない
ほとけ
体に温もりを感じた
ほとけ
ほとけ
ほとけ
なんか、言ってる、
こんな俺に何言ってるの??
寝てよ
俺なんかいいから
そう思うのにやはり頼ってしまう のは何故だろう
甘えてしまうのは何故だろう
大好きな彼の優しい顔が視界に 入った途端力が抜け俺の視界は フェードアウトしていった
いふ
ほとけ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
静かに部屋を出る
前日投げ捨てた上着を羽織って家を出ようと靴を履く
ほとけ
いふ
夜必死に息をしようと口を 開けっ放しにしていたからだろう 声がガサガサになっていた
ほとけ
ほとけ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
いふ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
朝起きると隣にいるはずの彼女が いなくて
ほとけ
なんとなく物音がした気がして 下に降りてみると
上着を着て外に出ようとしている 彼女がいた
ほとけ
そう咎めるとポロポロこぼれてくるのはいふくんの心の声
迷惑なんて思ってない
もっと頼って欲しくてだからずっと何があっても隣にいるって 決めたのに
そっちから離れていかれたら どうしようもない
いふくんが消えるなら後追うから
なんて口走ってみたけど
本当に心の底からそのつもりだ
離れるつもりなんてさらさらない
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
いふ
涙を流しながら弱く返事をする君
本当に愛おしいね
ほとけ
この日会議があったのを2人とも 忘れてて寝過ごして怒られたのは また別のお話
勉強飽きて思いつきで書いた!!
前は100タップで長いと思ってたから成長かな
じゃあおつれいー
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