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まじ生徒会長許さん
まぁあの大神って奴とせいぜいイチャコラしとけって話
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そんなこと言わずとも一瞬で分かった
女子生徒の喘ぎ声が聞こえる
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正直大神より行きたくないが...
仕方ない、僕は副会長、風紀の為や
ガララララ
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この前大神から助けた奴やない...ッ!?
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いやいや待って
僕こいつに抱き締められるような事した覚えないで?
しかも "しょにだ" って
そんなあだ名で呼ばれるほど仲良くないやろ
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...っていうかいつの間にか女子生徒居なくなっとるし
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乾によると
乾が騒動を起こす→僕が注意しに行く→僕と話せる
.... らしい( 引
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そうや、僕はこんな奴に構ってる暇は無い
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教室の中に小さなリップ音が響いた
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次の日
嫌なことがあった
いむくんから相談を受けた
好きな人がいるんやって
....
やっぱ、幼馴染には適わへんな....ッ
その日はいむくんと帰らなかった
....帰れなかった
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僕は教室で声を押し殺して泣く
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人生で初めて人を好きなった
でも恋の難しさを知らなかった
その仕打ち...?( 笑
ガララララ
誰かが来た
でも今は拭けるような涙じゃない
そう思い顔を机に伏せていた
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君だとは思わなかった
思わず顔を上げてしまった
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本当は嬉しいけど
強がってそう言う言葉を発してしまう
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ピコン
【乾ないこさんとお友達になりました】
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こいつLINE繋げやがったし...
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そう言って彼は教室を出ていった
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1週間後
夜に1件の通知が鳴った
いむくんからだった
【初兎ちゃん!付き合えたよ!😭ありがとう!】
あぁ...
こんなに文章は短いはずなのに
なんでこんなに苦しくなるんだろう
気付けば僕は泣いていた
苦しくて、辛くて
誰かに助けて欲しかった
慰めて欲しかった
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僕は震える手でスマホを触る
君との一つも履歴のないトーク画面
初めてのトークでこれはどうかとか考える暇はない
僕は迷わず
【今から○✕公園来て、もうしんどい】
と、連絡した
既読か着いた、返信が来ただなんて知らない
僕は連絡したらすぐに貴重品だけ持って家を出た
深夜の誰もいない公園
僕にはこれがお似合いだ...( 笑
暫くして
足音が聞こえてきた
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来てくれると信じてたよ
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僕は全部話した
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....
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ここは平和そうでなにより...なんだけどさ、?(笑
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りうちゃんは2人と合流してからずっとこの調子...( 汗
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なんでこうなったかと言うと... ( 笑
あの日
初兎ちゃんが助けた日
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それでりうちゃん聞いちゃったんだって
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乾さん、僕の元ストーカーだったらしくてさ( 笑
りうちゃんが乾さんに殴った理由ってそれらしい( 笑
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こうして2つのカップルが出来たってわけ
例え不良と優等生だって恋はいつか実る
それが例え性別の壁を越えたって構わない
それでも君が
大好きです____
それでも君が____。 End.
あとがき/読者様へ
この度は「それでも君が___。」を最後まで読んでいただき誠にありがとうございましたт т ♡ 今回、お友達のりリクエストに応え、初めての赤×水に挑戦しました😵💫💭皆さんに気に入って頂けるかとても心配でしたが、コメントして頂けたり、いいねしてくださってりで、とても嬉しい限りです🥹 当方他にも、読切物語や学パロ等投稿しておりますので、そちらも気になれば見ていただけると幸いです🥹 本当に最後まで見ていただきありがとうございました🥲🌀また別の作品でお会いしましょう!
コメント
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今日この話に出会えて一気見しましたm(_ _)mもうほんとに最高すぎてめっちゃ泣きました…めっちゃ感動しました…最終話もほんと最高すぎました