監視A
ゾム
ゾム
そう呟きながら重い体をおこした。 今日も実験が始まるんだ。
ゾム
ゾム
そう思いながら俺は、のろのろと声の方へ歩いて行った。
監視A
監視A
ゾム
俺は126番として管理されている研究所の被験体だ。 ここでもうずっと実験されは寝て、の毎日を繰り返している。
白衣の男
白衣の男が監視に向かって言う。
監視A
ゾム
ゾム
白衣の男
ゾム
実験室(仮)に連れて行かれると、すぐに何本もの注射を打たれた。
ゾム
ゾム
そう思いながら注射を打たれ続けた。
ゾム
それ以外にも色々な実験をされた後、やっと実験が終わった。
監視A
ゾム
これが毎日繰り返される。
ゾム
他の奴らはもうとっくに狂っているからな。
ゾム
ゾム
そう思い、近くのチューブに手を伸ばす。
ゾム
ゾム
ゾム
そう思い、疲れきった体をよこにする。
ゾム
ドカーン!!
起きる時間より少し早い時間に、 外から急な爆発音がした。
ゾム
ゾム
ゾム
普通怖いはずなのに、何故か好奇心が自分の体を持ち上げる。
天井の小さな小窓に体を寄せる。
ゾム
市民
市民
市民
あちこちから悲鳴がこだましては消えてゆく。
ゾム
そう思っていると、先程の爆発音よりも大きな銃声などが監視牢まで聞こえてくる。
兵
兵
ゾム
ゾム
ゾム
ゾム
そう思ったのもつかの間
???
ゾム
牢のすぐそこ…いや、正面に顔が見えない男が現れた。
ゾム
ゾム
ゾム
俺は後退り、身構える。
守るものなんてないのに
???
???
ゾム
ゾム
ゾム
???
ゾム
???
ゾム
ゾム
ゾム
???
ゾム
ゾム
軍に入り、ある程度時間が経ったら逃げ出してどこか他の安全な国に移る…
ゾム
ゾム
???
男は歓喜の声をあげ、俺に近づく。
そこで意識は途切れた。
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