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次の日…

(やばい…絶対に終わった。昨日、あんなこと言っちゃったけど今思い出してみれば…なんであんなこと言っちゃったんだ…私!!)

(でももう仕方ない…もう昨日のこと美月ちゃんも納得して大丈夫だろうし、よし!朝ごはんも食べたし学校行こう!!!)

お母さん、行ってきまーす!!

凛の母

行ってらっしゃい

(もうきっと美月ちゃんも大丈夫なはず…)

そして教室…

(なんて思っていたのは私の思い違いでした。)

美月

ちょっと聞いてるの!!

美月

なんで、なんで私と海斗先輩の恋を応援してくれないのかって聞いてるのよ!!

だ、だからその理由は…

美月

さっさと話しなさいよ!

バシッ

いたっ

美月

あんたが悪いんだからね、恋を応援してくれない理由をさっさと教えないから

だ、だからって殴ることは…

美月

はあ?

美月

あんたが悪いんでしょ!?

保健室行ってくる…

美月

え?そのくらいで保健室なんて行くつもり?

美月

先生の迷惑になるんだからやめさいよ

わ、わかったよ…

授業中…

(はあ…殴られたところ痛いなあ)

(放課後でもいいから保健室行こう)

放課後、保健室では…

失礼します…

保健の先生

あら、どうしたのその頬!

保健の先生

そんなに赤くなって…

保健の先生

一体何があったの?

自分で間違えて頬を叩いちゃったんですよ

(流石に保健の先生にクラスメイトに殴られたなんて言ったらまずい…)

保健の先生

そうなの…次からは気をつけてね…

はい

保健室から出ると…

海斗

あれ?凛、偶然だな。ってどうしたんだよ!!その頬

あはは、ちょっと怪我しちゃって…

海斗

何があった?

自分で間違えてなぐちゃっただけですよ〜

海斗

そんなわけないだろ!?昨日から不思議に思ってたんだよ

え?

昨日からってどういうことですか?

ゆう

あれ?二人揃ってどうしたの?保健室の前で

ゆう先輩

ゆう

凛ちゃんそのほっぺどうしたの!?

自分で殴って怪我しちゃっただけです

ゆう

ゆう

凛ちゃんそんな馬鹿なことしないよね?ねえ海斗

海斗

ああ、そうだな

海斗

一体どうしたんだ。その怪我は

海斗

隠さずに話してくれ

ゆう

そうだよ

えっと実は…

美月ちゃんが海斗先輩のこと好きらしくて

「海斗先輩と私の恋を応援して」って言われたんです。

海斗

俺と付き合ってるから無理って言えば良かっただろ?

圧をかけられてしまって怖くて承諾してしまったんです。

海斗

はあ?

でもその夜きちんと「やっぱり応援できない」って言ったんです。

そして今日朝教室で殴られたんです

ゆう

じゃあさ、なんですぐに保健室に行かなかったの?

海斗

ゆうの言う通りだ

海斗

なんで行かなかった?

「それくらいの怪我で保健室なんかに行くな」と美月ちゃんにいわれたので

海斗

無視してでも行けば良かったじゃないか

ゆう

海斗、さっき凛ちゃんが怖くて承諾してしまったと言うように怖くて行けなかったんじゃない?違う?凛ちゃん

その通りです

海斗

まあ、理由はわかった。じゃあ明日の朝1年1組の教室行くぞ。ゆう

ゆう

わかったよ、海斗

ゆう

全く、海斗は凛ちゃんのことが本当に好きで呆れちゃうよ

海斗

恋人なんだから別にいいだろ

ゆう

はいはい

すみません、二人で話してるところ悪いんですけどなんで二人が私の教室に明日来るんですか?

海斗

その美月っていうやつに言うことがあるからだよ

ゆう

僕は特にない。けど海斗の恋人にこんなことをしたのは許せないから

どんなことを言うかは変わりませんが、変なことは言わないでくださいね

海斗

ああ、もちろんだ。変なことはな… 

海斗

なあ、ゆう

ゆう

そうだね、変なことは…言わないよ

ならいいんですが

海斗

さて帰るか

ゆう

そうだね

そうですね
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