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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

サニーと暮らすことになってから早1ヶ月

サニーとの暮らしは想像していたよりずっとよくて

サニー

"監視するからな"

とか

サニー

"お前の事を警察に突き出してやる"

とか

って言ってたくせに何もしないし

なんなら毎日暖かい家の中で早寝早起き、三食、お風呂、広い部屋付きの快適な生活をしている

何より、

仮にも好きな人と毎日挨拶をして、ご飯を向き合って食べて、時々ダル絡みとか冗談とか言い合って__

そんな毎日が、いい意味でも悪い意味でも僕にとって安心できる場所だった

冗談混じりに付けあったお互いのあだ名もあって___

サニー

あうばん?誰に向かって話してるの?

アルバーン

おにぃ!

アルバーン

んへへ、独り言だよ

サニー

そっか

サニー

もうそろそろご飯出来るからお皿の準備手伝ってくれる?

アルバーン

もちろんっ!

そんなこんなで毎日楽しいけど__

紫の瞳を手に入れて……

この生活を終わらせなければいけないのに……

終われない

サニー

あうばーん!

サニー

ご飯食べよ!

怖いと思ってたのにこんなにも優しくて

サニー

サニー

あうばん?

これ以上僕に優しくしないでよ

サニー

大丈夫……?

サニー

なんで涙目なの……?

僕だってもう分からないよ

この人といたい

この人とずっと笑っていたい

今すぐこの人に伝えたい

アルバーン

……ッ

アルバーン

おにぃ……

アルバーン

おにぃ……好き

アルバーン

おにぃの事大好き……

アルバーン

おにぃの事が……好きでッ……たまらないのに……

アルバーン

ッ……どうしてッ……僕達は警察と怪盗何だろうね……っ
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