コメント
2件
もしかしてゆあんくん登場?!めっちゃ楽しみにです😭
…
しば
ずっと想い続けていた
しば
自分の指に収まる指輪を まじまじと見つめた。
しば
心の中ではいつでも
自分に彼女ができたこと自体 やっと最近慣れてきたところだ。
しば
挑発?ではないが つけないのかと言われ、だったらつける以外ない。
しば
叶うはずがないって決めつけてて
なおきりさんらしいと言えばらしい。 あの人なりに考えた結果だろう。
しば
しば
オレはどこにも行かずに
しば
しば
しば
ソファに寝そべり、大きく伸びをする。
ぼんやりと口から出てくる心の言葉。
消えていくのを待つつもりだったんだ。
しば
しば
無駄にキラキラしてる指輪が眩しい
だけど
いつもどこかて期待してた
目が合わないかなって…
でもオレは 器用じゃないから諦めていた。
何にも言わずに、そう思っていたんだ。
るな
しば
るなさんが指輪をいろんな角度から眺めてる。 そんな様子をソファに座りながら見つめていた。
るな
しば
しば
るな
るなもガッコの時はネックレス見たくするんです そう付け足した。
指輪といっても大袈裟なもんじゃないんだと。 るなさんは男よけ。 なおきりさんも彼女だの結婚だのなんだの 会社から色々聞かれて五月蝿いらしい。 その意味も込めて。
なおきり
しば
しば
しば
るな
るな
るな
しば
照れて笑うるなさんにつられて オレも微笑んだ。
るなさんが嬉しければなんでもいい。
そういうことにしておこう。
ーーー一目惚れだった。
るな
しば
しば
しば
しば
気持ちに無理やり蓋をした。
いきなり意識したら きっと上手く立ち回れなくなる。
しば
そう、そんな気持ちには 見て見ぬ振りがちょうどいいんだ。
るな
しば
声を聞くたびに心が動かされた。
くだけた声がかわいくて やわらかくってやさしくって
目が合えば きっとオレは逸らせない
なるべく 深く関わらないようにしていた。
るな
しば
るな
しば
オレだけが慣れない
るなさんのことを意識しないように すればするほど意識してしまって
目が合わないかなって どこかで期待してるくせに
しば
しば
合わす勇気なんてなかった。
るな
近くにいるのに 遠く離れていた
しば
想いに蓋をするために。
るな
真夜中キッチンへ行くと 冷蔵庫の前で背伸びをするるなさんと遭遇する。
しば
るな
しば
しば
るな
しば
しば
この日も 必要最低限の会話しかしなかった。 …しないようにしていた。
るな
しば
るなさんが突然オレの体へ倒れ込んできた。
るな
…やばい
しば
…だめだ
しば
…あぁ
るな
そのまま抱き止めた手を背中に回した。
しば
しば
るな
なんてことをしてしまったのか。 咄嗟のこととはいえ どう言い訳したらいいのかわからない。
初めて触れたるなさんは
ちいさくてかわいくて
どうしようもないほど
ずっと腕の中に閉じ込めてしまいたいと
本気で思ってしまった。
しば
るな
るな
るな
かぁーっとるなさんの顔が赤くなる。
…目が合う
しば
るな
しば
一度合わせてしまったら
もう絶対に逃げられなかった。
しば
オレはるなさんを本気で好きなんだ…。
しば
しば
しば
るな
オレの前に差し出された指は細くて長い。
しば
るなさんの手をとり 薬指を指のはらでやさしく撫でた。
るな
目線を合わせて いつしか絡まったオレたちは
オレたちの速度でゆっくり
紡いでいけたらいいな。
しば
細くて綺麗な薬指に、きつく吸い付く。
るな
しば
しば
しば
三人絡まってる 混戦状態な恋だけど
るなさんを好きな気持ちは変わらない。
るな
しば
しば
まだこの温もりを近くで 感じることができるうちは
そんな約束をしてみてもいいかなって
希望を
持たせて欲しい。
しば
しば
るな
るな
朝起きてきたら リビングに二日酔いのシヴァさん
しば
るな
シェアハウスのみんなと お酒飲んだりご飯食べたりしてきたらしく
しば
るな
頭痛いって言って、ソファ寝転んでた。
なおきり
しば
なおきり
なおきり
るな
しば
シヴァさんがソファから勢いよく飛び起きた。
しば
るな
こそこそとなおきりさんに聞いてみると なおきりさんは 呆れたような顔をして言い放った。
なおきり
なおきり
しば
なおきり
何か反論したそうなシヴァさんだけど 頭が痛いらしく顔が歪んだ。
なおきり
しば
るな
なおきり
いきなりの予定に 私もシヴァさんもおっきな声をだした。
るな
しば
なおきり
なおきり
しば
シヴァさんの表情が曇る。
なおきり
なおきり
後から教えてもらったけど この間拾ったスマホを色々してくれた人らしい。
しば
なおきり
しば
なおきり
るな
なおきり
なおきりさんがシェアハウス以外の人を そんなふうに言うの初めて聞いた。
きっと素敵な人なんだろうな。
るな
なおきり
しば
るな
なおきり
しば
その夜に大波乱を生むとは
私たちはまだ知らないーーー