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#暁山瑞希
ねる
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haru
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校舎の裏
志歩は、類、彰人、そしてまふゆと向かい合っていた
始まりは、志歩の純粋な「ベースを弾きたい」という願いだった
ネットで見つけた「困っている先輩たち」を助けようとした志歩を待っていたのは、音楽への情熱など欠片もない、自分たちを彩る「便利な道具」を探す悪意だけだった
志歩
志歩
志歩
志歩
志歩の拳が、白くなるほど強く握られる
志歩
志歩
志歩
かつては敵意を剥き出しにしていた彼女が、今は消え入りそうな声で、けれど逃げずに言葉を紡ぐ
志歩
志歩
志歩は深く、深く頭を下げた
志歩
志歩
彰人
彰人
彰人
類
類は優雅に微笑み、志歩に手をさしのべた
類
類
類
類
まふゆ
まふゆは志歩の瞳をじっと見つめ、静かに口を開いた
まふゆ
まふゆ
志歩が顔を上げると、そこには夕日に照らされた3人の姿があった
かつては「咲希を奪う怪物」に見えていた彼らが、今は、自分たちが守れなかった咲希の「心」を支え、共に戦ってくれた戦友に見える
咲希
遠くから、咲希が一歌と穂波の手を引いて駆け寄ってくる
4人の笑顔
それは、咲希が一度は諦め、ナイトコードという劇薬に託したはずの「眩しい春」そのものだった
一方、誰もいないセカイ
カイト
カイト
セカイでは、カイトが満足げに口角を上げていた
類が仕掛けた「演出」……緻密な証拠の開示は、逃げ道を完全に塞いだ
これまで数多くの下級生を食い物にしてきた上級生たちは、学校という居場所を失い、静かに去っていった
けれど、校舎から彼女たちの姿が消えても、穂波の心に深く刻まれた「信じることへの恐怖」がすぐに消えるわけではない
校舎の前、穂波は足を止めてしまった
咲希
穂波
咲希は震える穂波の手を取る
咲希
咲希
穂波
穂波
穂波
咲希
咲希と穂波は志歩のところに走っていった