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コメント
1件
わーーお久しぶりです🥹🫶🏻今回も神作の予感がします😫💗
𝕐
𝕀
𝕐
𝕋
今の状況を一言で言うのは難しい.
ただ1つ端的に言えるとすれば、 俺はコイツらの下僕ってことだけ.
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𝕐
𝕀
𝕋
俺は大男に髪を引っ張られ無理矢理 咥えさせられた.
生臭くてデカイのは俺の口には到底 入り切らない.
必死に涙ながらに訴えてもコイツらは 聞く耳も持たなかった.
それもそのはず.
俺はコイツらの
"性処理係"だからだ.
憂鬱な毎日.
日が昇る度に俺は毎日をどう生きるか. どう一日をやり過ごせばいいのかを考えて今まで生きてきた.
𝕐
ベッドの上で座り込む姿が壁に置いてある 全身鏡に映る.
その顔と体は傷だらけで、見る度に吐き気が催してくる.
治りかかった傷はまた新しい傷が交差し、 痣は青黒くマーブル模様を描いていた.
髪はボサボサで鼻は赤くなり、 唇からは血が垂れていた.
𝕐
𝕐
治り始めた傷に貼ってある絆創膏を取り、顎に張り替える.
不潔だけど、もう俺の体はこれ以上にない程ボロボロだった.
今更自分の体を労るなんてこともしない.
だってこれから先もずっと増え続けていくのだから.
𝕐
登校は極力人目に付かない道を歩く.
何故なら行き交う人は皆、俺を見世物小屋を見る様な目で見てくるからだ.
そりゃ、こんなボロボロな高校生が歩いてたら気になるよね.
わざわざ遠回りをさせられる為、 決まって朝は早い.
ただでさえ寝不足なのに.
𝕐
俺は逃げるように学校へ向かった.